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日々価値が下がる 金本監督と鳥谷の連続試合出場記録 [ヨモヤ]

先日のブログで、連続試合出場を崇拝し、無理矢理記録を伸ばす傾向があることは、日本のプロ野球の悪癖であると指摘した。
代名詞である衣笠さんにしてからが、強引な記録達成だった。
衣笠さんの引退前年、1986年の打率は、.206、その年の規定打席到達選手中最下位だった。
普通なら全試合に出られるような成績ではないが、当時の世界記録であったゲーリッグの記録を破るために試合に出続けられた。

ちなみにゲーリッグは、ゲーリッグ病と呼ばれる病により連続出場を絶たれたのだが、前年の打率は.295であり、決して試合に出るために出ているというレベルの成績ではなかった。
後に衣笠さんの記録を破ったのはカル・リプケンだが、彼が連続試合出場を止めた年の打率は.271であり、成績だけ見れば、まだまだ出続けられる力を維持していた。

阪神の鳥谷が、現役選手として最多の連続試合出場記録を持ち、現在も継続中だが、正直、試合に続けて出られる成績ではない。
ここまで打率は、.150。
とてもではないが、毎日試合に出ることができるような数字は残せていない。
途中出場がほとんどで、打席に立っても一度切りということが多い。
そのため、
「史上2人目の全試合出場、規定打席未達」
という珍記録が生まれる可能性が取りざたされている。

規定打席は、試合数×3.1で計算される。
1試合出れば、平均して4打席以上は回ってくるから、5試合中4試合にフル出場していればクリアできる数字である。
だから、全試合出場で規定打席に達しないとすれば、よほど打席に立つ機会がない選手ということになり、そんな選手は過去一人しかいない。
正直、不名誉な記録だと思う。
長いプロ野球の歴史上、たった一人しかいないその不名誉な記録を持っているのが、鳥谷の上司である金本監督である。
金本さんが監督のときに、連続試合出場がかかる選手を預かっているというのも皮肉なものである。

イチローの活躍でタイ・カッブなどの過去の名選手が掘り起こされたり、
大谷の出現でベーブ・ルースが脚光を浴びたりしている。
鳥谷のケースとは真逆である。
現在のような成績で鳥谷が記録のためだけに試合に出れば、こうした過去の残念な記録や記憶も掘り出される。
そして、どんどん記録の価値も下がっていく。
もうこれ以上自分たちの記録を貶めるのは、おやめになった方がいいと思う。
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財務省の不祥事連発が景気の追い風になったりして [ヨモヤ]

財務省が揺れている。
失礼ながら、国民は財務省をもともとそれほど信頼していたわけでもないので、ショックとかびっくりとかはないが、国税庁長官に続いて、事務方トップの事務次官までが辞任とあっては、ほとんど組織の体をなしていない。

国の財政面の責任を持ち、
経済産業省と共に、経済や景気全般にも深く関与している財務省が機能不全に陥ったら、さぞや日本経済にマイナスかというと、別にそうでもないだろう。
株価も、事務次官の辞任を、材料視さえしていなかった。

それどころか、ひょっとしたらこのゴタゴタが景気にはプラスに作用する可能性もある。
というのも、
こんな不祥事連発の省庁が推し進める政策にはとても乗れない、
として2019年10月に予定されている消費税増税がまたまた見送られる可能性が増しているからである。

もともと安倍総理は上げたくないようだし、野党も増税には反対だろうから、政権が先送りを主張すればそのまますんなり通ってしまうだろう。
増税は法律で決まっているだけに、先送りするにも理由が必要だが、ここに来ての連続辞任で理由が立ったような気もする。

不祥事がなくても、消費税は見送るべきと主張していた経済学者はかなりの割合でおられた。
このゴタゴタが、増税見送りにつながれば、
経済には結果オーライとなるかもしれない。

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映画評 「名探偵コナン ゼロの執行人」 [映画評]

家族にファンがいるので、ほぼ毎年この時期に劇場でコナン映画を観ている。
2013年公開の「名探偵コナン 絶海の探偵」は、大人も楽しめて、スリルもたっぷりのいい作品だったが、
ここ3年の
「名探偵コナン 業火の向日葵」
「名探偵コナン 純黒の悪夢」
「名探偵コナン から紅の恋歌」
は、連続してアジャパーな出来だった。
50億円を超えるメガヒットになることが約束されているのだから、もう少し丁寧に作ってくれはしないものかと、3年続けて悲しい気持ちになった。

だから、今年のコナンにも全く期待していなかった。
女性に人気のある、安室さんというキャラクターが前面に出るらしいから、そのキャラをとにかくお仕立て、また荒唐無稽なアクションの連続でお茶を濁しまくるのだろうと思っていた。
しかし、あら、ちゃんと楽しめる作品になっていた。
嬉しい誤算である。

監督が代わったのがよかったのだろうか。
去年までは、静野孔文さんが7年連続で撮られていて、中には「絶海の探偵」という傑作もあるのだが、やはり続けているうちに出し切ってしまわれたのかもしれない。
新監督の立川譲は、大きな重圧も感じられていただろうが、立派な仕事をされた。
公安という権力の闇の部分や、
検察と警察の関係といったコアなテーマで大人の興味を引きつけつつ、
安室という人気キャラクターの見せ場もしっかり用意した。
読めはしたが、いろいろな伏線を回収しつつ、二転三転する展開は、この数年のコナンにはない練られた流れだった。
これなら、日本代表としても恥ずかしくない。

それにしても、コナンの人気はすごい。
公開後の2日間だけで、動員101万2000人、興収12億9600万円を記録したという。
ヒットの目安とされる10億円という水準を、たったの2日間で突破してしまったことになる。
これだけ多くの人に待望されているコナン映画である。
来年以降も、しっかり作られることを期待したい。

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堅実な新社会人に元気を出してもらうために  ~ 意識調査で見る今時のフレッシュマン ~ [ヨモヤ]

ソニー生命保険が、今年で5回目となる「社会人1年目と2年目の意識調査」の集計結果を公開した。
新社会人の意識を知るために、少し引用してみよう。

『良い会社(職場)』だと感じるのは、どのような会社(職場)か、という質問には、
「職場の人間関係が良い」が58.3%、
「福利厚生が充実している」が51.9%、
「給与が高い」が41.7%、
「残業前提の働き方でない」が36.5%、
「能力を高める機会がある(教育がしっかりしているなど)」が33.2%、
などとなっている。
給与の高い安いより、働きやすいかどうかが評価の基準の中心であることがわかる。

初任給の使い道については、
「貯蓄に回す」が54.6%、
「生活費(食費など)に充てる」が38.8%、
「親への贈り物を買う」が36.2%、
「自分にちょっと良い物を買う」が29.2%、
となっており、初任給からいきなり貯蓄に回す派が半数以上を占めている。
将来不安があるのだろうが、初任給くらいはパッと使ってもいいような気がする。
少なくとも、アンケートへの回答くらい、元気に答えてもよさそうなものだが、堅実ということなのだろうか。

落ち込んでいるときに、先輩に言われて、やる気に火がつくセリフは、
「君がいて助かった、ありがとう」が45.7%、
「本当によく頑張った」が29.5%、
「何でも相談してね」が27.6%、
「一緒に乗り越えよう」が18.5%、
などとなっている。

反対にやる気が奪われるセリフは、
「この仕事向いてないんじゃない?」が31.0%、
「ゆとり世代だなぁ」が24.5%、
「私が若いころは○○だったのに」が21.8%
といった感じである。

こうした結果を見て、「なに甘えてんだ」と思う人もいるかも知れないが、実際にこうした言葉で勇気が出たり、凹んだりしているのだとしたら、前を向くようにしてあげるのも先輩の務めであろう。
面倒くさいと言えば面倒くさいが、後輩のフォローも給料の一部であるともいえる。
やる気を奪われる言葉の一つにも挙げられているが、自分の若い頃と比較して嘆いて見せても、実は嫌がられているだけと戒めたい。

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今年もスタートダッシュに失敗したオリックス 監督人事の決断は早めに [ヨモヤ]

プロ野球が開幕して、各チーム15試合ほどが終了した。
順位やゲーム差を云々する時期ではないが、それぞれのチームの色や戦い方はなんとなく見えてきた。
また、早くも嬉しい誤算や悲しい誤算が見え始めているチームもある。

私の注目するパ・リーグでは、西武が見事なスタートダッシュを決めた。
開幕からの8連勝は1991年以来で、当時は、史上最強クラスと言われる秋山・清原・デストラーデのAKD砲がクリーンアップを固め、スタメンには後に監督になる石毛、伊東、田辺らの名前もあった。
投手陣も、渡辺久信、工藤、郭泰源、渡辺智男という布陣だった。
今年のメンバーがそのころに匹敵するとまでは言わないが、打線はかなり強烈。
投手陣も安定していて、簡単に息切れするようには見えない。

思いのほか健闘しているのが、ロッテと日本ハム。
昨年、スタートで大きくつまずいた2チームが、ここまでは5割を超える戦いをしている。
特に、外国人選手が全く頼りにならないなかで勝ち星を重ねているロッテの頑張りは予想以上と言える。

ソフトバンクは、怪我人が次々に出ているにも関わらずしっかり勝ちを拾っている。
しばらく、おとなしくしていてもらいたいのだが。

一方、開幕から苦戦しているのが、オリックスと楽天。
現段階でオリックスの借金は6、楽天は7。

昨年、夏場まで首位争いをしていた楽天はともかく、オリックスはここ数年、開幕から下位を低迷するシーズンが続いている。
私は、低迷の原因をすべて監督に帰するのは気の毒ではあるが、最も責任を取るべき存在が監督であることに間違いはない。
このまま、4月、5月を過ごし、事実上6月にはシーズン終了となってしまっては、ファンもさすがに離れてしまうだろう。
私は、監督に見切りをつけるのなら、ぜひ早めにするべきだと思う。
シーズン途中での解雇は望ましくはないが、現在指揮を執っている福良監督自体、シーズン途中からの就任である。

人気・実力の両面でセに負けてほしくないと願うパ・リーグファンとしては、オリックスの存在がどうにも心配である。
負け慣れてしまっているチームにはテコ入れが必要だし、それをするなら早めの決断が望ましいと思う。
応援するファンの身にもなって。

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お店の人にだったらどう? ~ 財務省事務次官のセクハラ発言で ~ [ヨモヤ]

財務省の福田淳一事務次官が女性記者にセクハラ発言を繰り返していたと週刊新潮が報じ、大きな騒ぎになっている。
次官はすぐに否定したが、すかさず新潮側が音声を公開した。
こんな動かぬ証拠が出たらどうしようもないなあ、と思ったが、次官はなおも否定している。
次官が言うには、
「女性記者との間で、週刊誌報道で詳細に記載されているようなやりとりをしたことはなく、心当たりを問われても答えようがない」
「お恥ずかしい話だが、業務時間終了後、時には女性が接客をしているお店に行き、お店の女性と言葉遊びを楽しむようなことはある。また、仲間内の会話で、相手から話題を振られたりすれば、そのような反応をするかもしれない」
とのことである。

真偽のほどは私にはまったくわからないが、次官の主張が本当なら、話は変わってくると思う。
発言がセクハラに当たるとは思えなくなってくるし、相手が女性記者でないとするなら、報道自体が間違っていたということになる。

しかし、なかには「お店の人」が相手でもダメ、と思う方もおられるようだ。
立憲民主党の蓮舫参院議員がその代表で、自身のツイッターで、
「言葉遊びのレベルって何?また、お店の人ならいいとの認識、全てアウトだ」
と書かれている。

いや、さすがにそれはどうなのだろう。
接客業をされている女性と、お酒を飲んでワイワイ騒いでいる席で、そういうきわどい話になることは普通にあり得る話だろう。
それまでアウトとしてしまうのは、あまりにもご無体である。
また、事実関係も十分に確認されていない状況で、「即刻罷免すべき」と主張されている方もおられるようだが、それも滅茶苦茶な話だと思う。

私は、週刊新潮の記事が間違っているかどうか、まったく知る立場にない。
報道のとおりなら、本人がたとえ冗談だと思っていたにしても、批判は免れない。
ただ、本人が否定していて、確たる証拠も出てきていない段階で(公開された音声では、相手が記者とはわからない)断罪してしまうのは間違っていると思う。
報道された時点でアウトとなるような世界を、本当に望んでおられるのだろうか。

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村田の初防衛戦は予想以上の凡戦  ~ もうミドル級神話も通用しないので・・・ ~ [ヨモヤ]

ミドル級はすごい、とにかくすごい、
日本人には決して手の届かない怪物たちの棲むところ、
などとさんざんボクシング界隈の人にあおられてきた。
しかし、仮にもチャンピオンであったエンダムを見てしまっては、もうそんな神話に踊らされる人はいまい。
ミドル級も一つの階級に過ぎない。
強い選手もいれば、そうでもない選手もいる。
チャンピオンにだって、それほど強くなくてもなれる。

だから、村田が初防衛をしても、それだけではなんとも思えない。
せめて1位や2位の選手と拳を交えるか、
多少下位でも負けていない若い選手と戦うかすれば別だが。

初防衛戦の相手ブランダムラは38歳。
6位にランクされているものの、挑戦が決定したときには10位だった選手。
誰がどう見ても、かませ犬。
エンダムがあの程度であれば、10位の選手は推して知るべしであろう。

村田とブランダムラの試合は、案の定凡戦となった。
ブランダムラの力量は、1ラウンドを見れば大体わかったが、とてもではないが一流のボクサーにはほど遠い。
村田も、いつもの戦いぶり。
プレッシャーをかけていると言えばまあそうだが、べた足で大振りのパンチを繰り出すだけ。

何十年も前であれば、
「ミドル級では日本人初の防衛」、
とかで騒げたのかもしれないが、これだけ階級も団体も乱立している中では、日本人が勝つだけで喜べる時代はとっくに過ぎている。
問われるのは、
誰と戦うか、
どんな試合内容か、
という点で、その意味では、両方とも望まれるレベルからは遠いと言わざるを得ない。

村田は32歳。
決して若くはない。
こういう防衛戦では、何試合やっても、お金以外何も残らない気がする。
あ、視聴率は獲れるかも。
それも大切か。
まあ、プロだし、生活もあるから、お金を残すことも大切なことだとは理解するけれど、こういう試合を見たいと思っている人がほとんどいないのは、確かなことだと思う。
なんだか、もったいない。
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映画評 「ちはやふる -結び- 」 4度目の鑑賞 [映画評]

3回観たとき、もうこれ以上観ることもないだろう、と思った。
しかし、もう一度観に行きたくなった。
4回も観たいと思える映画に、今後出会えるだろうか。

前にも書いたが、「結び」は、完璧な映画ではない。
ストーリーには大きな穴があるし、
ラストの出来過ぎ感もいただけないと言えばいただけない。
しかし、「上の句」「下の句」と観て、2年間待ちに待った人間としては、いろいろな欠点もぐっと飲み込める。
素敵な作品が出来上がった奇跡に、誰彼ともなく感謝したくなる。

さて、4回目の鑑賞ともなると、展開はもちろん、多くのセリフも記憶している。
ああなって、こうなって、
ここでこの人がこう言って、この人がこう答えて、
と全部わかっている。
それでいて、また感動してしまった。

広瀬すずさん演じる千早と、上白石萌音さん演じる奏が、学校の屋上で高校生活を振り返るシーンがある。
奏は、かるたに打ち込んだ高校生活を「宝物」だと言う。
私にとっても、「ちはやふる」に魅せられたこの2年間は宝物になった。
同じシーンで千早が、短歌は写真みたいなものだ、自分たちは千年先にどんなものを残せるだろうか、と言う。
これは映画を作っている人たちの決意表明にも聞こえた。
千年先まで残る「写真」を作ってみせる、という。

いきなり話は変わる。

もう何年前になるだろうか。
テンポイントとトウショウボーイの対決を取り上げたNHKの特番を見た。
語りは、競馬ファンとして有名な高橋源一郎さんだった。
番組の中で高橋さんは、サラブレッドの3つの命について語っている。

「サラブレッドは3つの命を持っている。
一つは個体としての命である。
それは、その死と共に奪い去られる。
もう一つは、血統に残る命である。
それは、子供や孫が競馬場を走る限り、いつまでも残り続ける。
最後の一つは、同じ時代に生きた私たちの記憶の中に残る彼らの姿である。
私たちが生き続ける限り、彼らも生き続ける」

「ちはやふる」を観て、映画の命について考えた。
最初の命は、ロードショー公開期間終了とともに終わると言えるだろうか。
次の命は、名画座やビデオでの鑑賞によりつながれるもの。
そして最後の命は、その映画を観た私たちの記憶の中に残るもの。

「ちはやふる -結び- 」は、それなりのヒットとなっているが、「君の名は。」のようなロングランにはなりそうもない。
つまり、ロードショー期間という命は、そう遠くない将来に終わる。
名画座やビデオでの鑑賞は、それなりに長く続くだろうが、それとてもいつかは終わる。
私たちが忘れれば、映画の命も終わる。
忘れなければ、映画の命は終わらない。

私が「ちはやふる」を忘れることがあるだろうか。
おそらく、ないと思う。
そして、そんな人は何人もいて、その記憶はきっと受け継がれる。
つまり、「ちはやふる」は、永遠の命を持ったのである。

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OECDの意見を真に受けることもない [経済を眺める楽しみ]

世界経済に関して、いろいろな国際機関がある。
例えば、
世界銀行、
国際通貨基金(IMF)、
世界貿易機関(WTO)、
などなどである。
それぞれ、専門家が働いているのだろうが、あくまでもそれぞれの国の政策については第三者の立場である。
責任もないし、個々の国の内情もよくわかってはいない。
だから、こうした国際機関が考える処方箋が当たっているかどうか、ちゃんと検討する必要がある。

麻生太郎財務相が、経済協力開発機構(OECD)のグリア事務総長と財務省で会い、平成31年10月の消費税率10%への引き上げについて、予定通り実施すべきだとの認識を共有したのだという。
グリア氏は
「日本は財政の持続可能性が最重要課題で、消費税率を予定通り引き上げるのが適当だ」
と主張されたのだそうな。
こうしたOECDの意見は、財務省の方針とも合致しているから、喜んで内政干渉してもらっている感じである。

OECDの意見は意見として聞いても別に構わないと思うが、真に受けることもない。
日本の景気や財政になんの責任も負わない団体の意見なのだから。
ましてや、国際公約になろうはずもない。
消費税を上げるかどうかは、まったくの国内問題であり、OECDがどう思おうが関係がない。
現在、財務省には逆風がビュービュー吹いていて、外圧を利用したくなる気持ちもわかるけれど。

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老後資金800万円ならなんとかなりそう [経済を眺める楽しみ]

よくマネー雑誌などに、老後の備えとしていくら必要かという特集が組まれている。
必要額とされる数字は一定ではないが、大抵の場合、3,000万円とか5,000万円とかいった額が提示される。
それを見て、とてもではないが難しい、と思う人も多いのではないだろうか。
この試算が本当なら、65歳までに貯金できてもせいぜい1,000万円くらいと見込むしかない人は、老後に大きな不安を抱えることになってしまう。

さて、先日の日経「大機小機」に、「待ったなしの退職資産形成」と題した文章が掲載されていた。
記事によると、
総務省の全国消費実態調査に基づいて計算すると、高齢無職二人以上の世帯の月間平均収入は、年金を中心に23.9万円、
一方の支出は、27.3万円であったという。
つまり、差し引き3.4万円が月々の赤字ということになる。
そして、男性が65歳の先20年生きるとすると必要貯蓄額は、
 3.4万円 × 12月 × 20年 = 約800万円
とされている。

マネー雑誌の言う3,000万、5,000万と比べるとずいぶん低い。
しかし、きちんと根拠も示されている。
これならいけそうである。

今40歳の人が65歳までに800万円貯めようとすれば、退職金無しと考えても月2.7万円ほど貯金すれば足りる計算である。
もし退職金を500万円ほどもらえるのなら、月1万円で足りる。
退職金を1,000万円以上見込めるのなら、あくせく貯めることもない、という計算になる。

もちろん、お金はたくさんあった方が安心である。
また、年を取ると健康面への不安も高まるから、単純計算で必要とされる額より、余分に持っておきたい気持ちもわかる。
しかし、あまり不安ばかり膨らませても仕方がない。

人生100年時代に、しっかり備えることは必要だが、そのために楽しむことを忘れてしまっては、なんのための備えなのかわからなくなる。
恐れ過ぎず、キチンと足元を見つめたい。

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意味のない連続試合出場はもう止めにしてほしい ~衣笠さん、金本さん、鳥谷と繰り返される悪癖~ [ヨモヤ]

連続試合出場にこだわるのは、日本のプロ野球の悪癖の一つだと思う。
もちろん、続けて試合に出るのは素晴らしいことだが、そう言っては何だが、何日も休まずに会社に行っている人など、日本中にいくらでもいる。
しかも、そうした人たちにはオフもない。
プロ野球における連続試合出場が称賛されるのは、
限られたトップの人間しか入れない特別な世界において、試合に出続けられる力とコンディションを維持し続けたから、
という場合に限られると思う。

残念ながら日本では、記録のための記録、連続試合出場を続けるためだけの出場、が繰り返されている。
衣笠さんもそうだったし、
金本さんもそうだった。
そして今、阪神の鳥谷も同じような状況にいる。

鳥谷は、ここまでの10試合でスタメン出場はわずかに3回。
打席は20打席のみで打率は.158。
代打で出て1打席しか立たない試合もあれば、
守備固めとやらで出て打席に入らない日まである。

こうした「工夫」で連続試合出場が、1,905にまで伸びているのだが、果たしてこの記録に意味があるのだろうか。
繰り返すが、こうして記録を伸ばすのは、鳥谷だけではない。
衣笠さんも、金本さんも、同様に無理矢理試合に出て記録のための記録を伸ばしていた。

正直に言って、こうした記録は興ざめである。
是非、止めてもらいたい。
この悪癖を止めるのに、金本監督・鳥谷、というコンビは最良であるとも思うのだが、どうだろう。
もう止めにします、と言ってくれないだろうか。

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見る影無い上原の投球に驚き [ヨモヤ]

今年のプロ野球の見どころの一つとして、メジャー組の日本球界への復帰があると思う。
それは、ヤクルトの青木であり、巨人の上原である。
青木は、メジャーでもコンスタントに.280前後を打ってきた選手であり、
上原も、全盛期は過ぎたとは言え、昨年もイニング数を超える三振を奪っていた。
二人がどんな成績を収めるのか、楽しみに開幕を迎えた。

なかでも、上原の人気は絶大で、登板すると球場が揺れるほどの大歓声で迎えられるという。
成績も、4試合に投げて一本のヒットも許していなかった。
これまで、ハイライト以外で今年の上原のピッチングを見たことがなかったので、早く見てみたいと思っていた。

10日のDeNA戦。
たまたまテレビをつけたら、上原が登板する場面だった。
球場の大歓声を耳にし、「愛されてるなあ」と思った。

しかし、投球を見て、正直驚いた。
メジャーでバリバリ投げていた上原の姿が、影も形も残っていなかったからである。
直球は135㎞前後。
球速も寂しいが、キレも全く感じられず、失礼ながら一軍レベルのボールではない。
スプリットは120㎞台前半。
ドロンと落ちる感じで、あれでは空振りを奪うことはできない。
この日は打者6人に対して5本のヒットを打たれ、負け投手になってしまった。

どんな投手にも打たれる日はあり、それはそれで仕方がない。
しかし、上原は、たまたま打たれた感じではなかった。
不調の日だったのかもしれないが、それにしてもひどかった。
いい頃の上原を知るものからすれば、目を覆いたくなるようなピッチングだった。

これから状態が上がって、もう少しいい投球を見せてくれる日もあるのかもしれないが、この日の投球を見る限り、かつての快刀乱麻を期待するのは酷である。
おそらく、起用法も変わり、勝ちゲームに投げるケースは減ってくるだろう。
ひょっとしたら、シーズン途中で何らかの決断があるかもしれないとさえ思ってしまうような投球だった。

ただ、今年上原が帰ってきてくれたことは嬉しい。
私は、巨人ファンではないが、最後の雄姿を日本で見られたことは歓迎したい。
ボロボロになる姿を見せる決断も、尊いものだと思う。
見るのは辛かったが、これも一つの生きざまである。

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意外と若くないアメリカ企業の取締役  ~ 年齢と革新性は関係ない? ~ [経済を眺める楽しみ]

フェイスブックのザッカーバーグCEOやテスラのイーロン・マスクCEOをはじめ、アメリカの経営者は若くエネルギッシュなイメージがある。
一方の日本は、起業自体が少なく、一般の会社では年功序列でゆっくり階段を上っていくために、経営層に達する頃にはかなりの高齢になっているイメージである。
そこで、企業の革新性を高めるためには、もっと若い人に経営を担ってもらう必要がある、と言われてきた。

しかし、実際のデータを見てみると、必ずしもそうではないようだ。
世界の上場企業の取締役の年齢を調べた記事が日経に掲載されていた。
それによると、
世界平均は57.2歳、
日本は59.5歳
だった。
やっぱり日本は高齢だと思いきや、
アメリカはさらに上の61.3歳。
なんだ、日本よりさらに上である。

さらに記事では、取締役平均年齢の最高齢企業は、ハーモニック・ドライブ・システムズの75.8歳であると紹介している。
この企業は、産業用ロボットの動きを調節する機械を手掛けていて、現在急成長中。
そこで、日経は、
『取締役の年齢と成長余力には必ずしも因果関係はなさそうだ。』
と締めくくっている。

そうだと思う。
一般に、年を取っているというだけで「保守的」「発想が堅い、古い」と言われがちだが、失礼ながらもう若くはないソフトバンクの孫さんやユニクロの柳井さんなどは今でもアグレッシブである。
若くても斬新な発想ができない人間はいくらでもいる。

若手を起用すると、なんとなく革新的なことをしている気になるが、要は人である。
アメリカの経営陣の年齢層の高さを見て、改めてそんな当たり前のことを思い出した。

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映画評 「クソ野郎と美しき世界」 [映画評]

元SMAPの三人、稲垣吾郎さん、香取慎吾さん、草なぎ剛さんが4人の監督とコラボレーションしたオムニバス映画、「クソ野郎と美しき世界」を観た。
稲垣さんと組んだのが園子温監督、香取さんと組んだのが山内ケンジ監督、草なぎさんが組んだのが爆笑問題の太田光監督。
まとめとなる最後の4本目は児玉裕一監督。

こういうオムニバスもののいいところは、つまらなくても30分も我慢すれば終わる、ということである。
この映画でも、一本目の園子温作品で早くもきつかったが、耐えていればすぐに過ぎ去る。
どうも園さんとは相性がよくない。

2本目は、ヘンテコリンな設定のなかに、どこやらか村上春樹的な空気を感じる作品。
本作では、なんといってもヒロイン役の中島セナさんが衝撃。
存在感のある女優さんだなあと思って観ていたら、なんとまだ12歳。
小学生だという。
中学生だと言われても衝撃を受けたと思うが、小学生と聞いてほぼ絶句。
この子の映画デビュー作というだけで、この映画が作られる意味があった。

3本目は、太田光さんが監督。
こちらも、オムニバスでよかったというのが正直なところ。
草なぎさんと尾野真千子さんの演技はよかったが。

4本目は、ミュージカルタッチ。
バラバラだった3作品が合わさって大団円を迎える。
伏線的なものも回収されていくのだが、「ふうん」という感じ。
ミュージカルシーンは楽しげではあったが、観ている側にエクスタシーを与えてくれるほどではなく。

「クソ野郎と美しき世界」は、元SMAPの3人のファンたちへの映画。
新しい挑戦もあるが、あまりややこしいことを考える必要もないだろう。
オムニバス形式であることが、成功しているというか、救いになっているというか。
理由はよく知らないが、限定2週間の公開となっている。
「それじゃ、観られない」という人も少なくないだろうが、別に大きな損失になるわけではないのでお気になさらずに。
映画の出来云々というより、中島セナさんが初めてスクリーンに登場したということで、後々に記憶される作品となるかもしれない。

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とうとう来るか?ダイアンの時代 [ヨモヤ]

いろいろな漫才コンビがいる。
人によって好きなコンビ、どうにもはまらないコンビなどがあるだろう。
私にピッタリはまるコンビの一つが、ダイアンである。

M-1では、2007年に初の決勝進出。
翌年も決勝の舞台に上がっている。
しかし、その後はとんとご無沙汰。
間違いなく面白いのに、予選の出来が悪いのだろうか、それとも審査員にはまらないのだろうか。

思えば、千鳥もなかなかブレイクしない時期があった。
見かねて、2014年にはアメトーークで、「帰ろか・・・千鳥」という番組が作られるほどだった。
それが今では大人気。
だから、ダイアンもこれから東京で売れていく可能性がないではない。

そのダイアンが、「第53回上方漫才大賞」にて大賞を受賞した。
ダイアンが大賞というのにちょっと笑ってしまうが、関西での人気を示しているのだろう。

正直なところ、この賞をもらったからといって、東京でのブレイクにつながることは特にないだろう。
歴代の大賞受賞者の中には、ティーアップ、おかけんた・ゆうた、酒井くにお・とおる、といった、大変失礼ながら、関東に住んでいる人にとってはお笑い通でもよく知らない名前も並んでいる。
だから、一つのご褒美ではあっても、M-1王者のように、次のステージを約束したものではない。
何かのきっかけになればいいのだが。

滋賀県出身という同郷のよしみであることを差し引いても、本当に面白いと思うのだが、ひな壇などで力を発揮するタイプかどうかはよくわからない。
東京で売れるためには、ネタの面白さとは別の能力を求められるから、引き続き苦労するかもしれない。
しかし、東京で売れようが売れまいが、ダイアンの漫才が面白いことに変わりはない。

面白いネタはたくさんあるが、例えばこちら
ペンション
https://www.youtube.com/watch?v=ePxVZkXUpag
寿司
https://www.youtube.com/watch?v=0K50nCpse2E

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