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ドカベンの思い出 [ヨモヤ]

秋田書店が、1972年に始まった水島新司さんの人気野球漫画「ドカベン」が完結すると発表した。
このことは大きなニュースになり、ネットはもちろん、主要新聞紙上も飾っている。

正直なところ、
「え、まだやってたの?」
という人の方が多いと思う。
しかし、この報に触れて、「ドカベン」を読んでいたころのこと、野球少年としてボールを追いかけていたころのこと、などを思い出した人も少なくないだろう。

「巨人の星」や「キャプテン」「メジャー」など、野球漫画は数多いが、「ドカベン」ほど長く続いた作品はない。
そして、野球少年への影響も、非常に大きかった。
野球で遊んだことのある人なら、ほとんどが、
「秘打 白鳥の湖」や
「通天閣打法」や
「背負い投げ投法」
などを真似したことがあるのではないだろうか。

主人公のドカベンこと山田太郎のほか、
里中、
岩鬼、
殿馬、
微笑、
土門、
不知火、
犬飼、
などなど、記憶に残る登場人物も多かった。
柔道編がやたらと長かったことも思い出される。

水島新司さんは、じき80歳になられる。
ライフワークのようにして、一つの作品を描き続けて来られたのは、見事であるとともに、幸せなことだっただろうと思う。
有終の美を飾られることをお祈りしたい。
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「子育てにお金がかかる」という気持ちの本当のところはどこにある? ~赤ん坊より大切なもの~ [ヨモヤ]

子育てにはお金がかかる、というのが国民的なコンセンサスになっている。
そりゃ、まあ、人ひとり育っていくのだから、かからなくはない。
しかし、
豊かな時代になり、
食べるものも十分ではなかった時代と比べれば、ずいぶんと余裕があるはずである。
世界的にみても所得は多く、教育環境も整っている状況にあり、
他の国と比べれば、恵まれた立場にいるはずである。

だから、子育てにお金がかかる、のは事実であるとして、
それが子供を産み育てる障害になっているのには、少し別の事情があるのではないかと思う。

ベネッセ教育総合研究所と東大・発達保育実践政策学センターが、
「乳幼児の生活と育ちに関する調査2017」
を公表した。
これによれば、
母親の約74%は「子どもをもっとほしい」と考えているという。
特に、現在子ども1人の母は約90%が次の子を望んでいるという結果らしい。
90%となると、ほとんど全員という感覚である。
では、なぜ2人3人と産まないのか。

この調査では、「子どもをもっとほしいが難しい」と考える母親にその理由を尋ねている。
すると、
「子育てや教育にお金がかかる」約81%
「子育ての身体的な負担が大きい」約50%、
「子育てと仕事の両立が難しい」約37%
と続いたという。
子供がほしい気持ちはあるが、お金がかかるから難しい、と答える人が8割以上いるということである。
子沢山だった時代よりずっと裕福になり、
世界有数の経済大国になったにも関わらず。

「いやいや、国民はちっとも豊かになっていない。年収が300万円未満の世帯もざらにある」
と反論したくなる方もおられるかもしれないが、この調査は世帯年収別の結果も出ている。
「お金がかかる」を選んだ人を世帯年収別にみると、
「600~800万円未満」でも約78%、
「800万円以上」でも約68%が金銭的な理由を挙げているというのである。
年収800万円以上となると、月給50万円にもなろうかという、かなり上位の所得層である。
それでもお金の心配をされている。
つまり、
「収入が少ないから子育てにかかるお金が払えない」
という図式ではない。

これは、どういうことだろう。

1990年に発表された岡村靖幸さんの名盤「家庭教師」に「祈りの季節」という曲がある。
この曲のなかで岡村さんは、
戦後の頃より大金持ちなのになぜ子供を産まないのか、と疑問を呈している。
30年も前に、少子化に警鐘を鳴らしていた岡村さんの感性はさすがというべきだろうか。
そして岡村さんは、簡単に親にならないのは、
「赤ん坊より愛しいのは自分だから?」
と問いかけている。

周りから見れば、十分にお金を持っているようでも、お金がかかるから子供をあきらめると思う方が多い。
どういうことか、よく考えたい。
少子化対策を考えるうえで、重要なヒントがあるような気がする。
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映画評 「バーフバリ 王の凱旋」 [映画評]

正直なところインド映画は苦手なのだが、知り合いの方から勧められて鑑賞。
観た感想としては、やっぱり苦手である。

伝説の戦士バーフバリの壮大な戦いを描いたアクション映画で、祖父から孫の三代にわたる愛と裏切りと復讐の物語。
バーフバリさん、強い強い。

ふんだんに出てくるアクションシーンにはいろいろなアイデアが詰め込まれているし、
仕掛けが大きく、
お金も手間もかかっているなあということが伝わってくる。
しかし、派手なだけに、逆にだんだん慣れてくる。
物語に深みがあれば、アクションシーンのエクスタシーも高まるのだが、そもそもそうしたことを期待する映画ではないのだろう。

167分という長尺も、途中で飽きるということはなかった。
しかし、ぐいぐい引き込まれたかというと、そこまででもない。
映画がどうこうというより、これはインド映画への向き不向きが大きいのだろう。
超絶派手なアクション、
唐突に始まる歌と踊り。
これがたまらない、という人もおられるのだろうが、私はどうにも入れない。

日本でこんな映画が作れるか、と言われたら、それは作れない。
スケールもアイデアも。
しかし、日本人が作る必要もない類の作品だろう。
だから、うらやましいとも思わないし、インド映画スゴイ、ともあまり思わなかった。

おそらく、観に行く人は観る映画だろう。
だから、あえて誰かに勧めようとは思わない。
行こうか行くまいか迷っている人がいるとしたら、
「行っても行かなくても後悔するんじゃないかな」
などという意味のない言葉をかけよう。

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楽天フロントはここまでの負けを噛みしめてほしい  ~ 平石監督代行には注目 ~ [ヨモヤ]

楽天の梨田監督が辞任された。
開幕から低迷を続けていたが、
「借金20はひどい数字。責任を取る一つのラインだった」
として、区切りをつけられた格好である。。

もう遠い昔のことのようだが、去年の楽天は、夏場まで首位を走っていた。
クライマックスシリーズでもセカンドステージまで進出し、ソフトバンクを苦しめた。
当然今年はさらなるステップアップが期待されたし、開幕前の下馬評も高かったのだが、
打てない、守れないに加え、
抑えの松井も全く機能しなかった。

交流戦で巻き返しを図るはずが、パ・リーグで唯一の負け越しとこちらも惨敗。
ここまで負けてしまっては、誰かが責任を取る流れになるのもやむ得ないだろうか。
しかし、楽天の低迷は、監督だけの責任ではない。
不甲斐ないプレーを続けている選手はもちろん、
しっかりとした補強を行わなかったフロントの責任も重い。
さらに、楽天の場合、フロントの現場介入が相変わらず続いているとされる。
となると、本当に責任を取るべきなのは誰なのか、という気もしてくる。

さて、監督代行には、平石洋介ヘッドコーチが就任した。
楽天としては、初の生え抜き監督となる。
38歳の松坂世代。
代行とは言え、30代の指揮官というのは珍しい。
また、失礼ながら、現役時代に目立った成績を残していないという点も新鮮である。

今年のパ・リーグは、ソフトバンクに怪我人が続出したこともあり、終盤までもつれる展開となりそうだ。
さすがに、今から楽天が優勝争いに加わることは無理だろうが、台風の目的な存在になることは可能である。
負けても負けても熱い声援を送ってくださる東北のファンに応える意味でも、残り試合、やられた分をやり返す気持ちで頑張ってほしい。
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世界に勇気を与える人口35万人のアイスランドの奮闘 [ヨモヤ]

経済はもちろん、文化やスポーツの面でも、小国は圧倒的に不利だと誰もが思っている。
また、人口が減れば、国の活力は無くなり、活躍の場面は減っていくとみんな感じている。
確かにそのとおりである部分も大きい。
経済の論理は、物量に大きく左右されるから、アメリカや中国が中心に動く。
プロスポーツやオリンピックも、大国がメインプレイヤーになる。
しかし、大国でなければ、まったく太刀打ちできないのだろうか。

小国の勝ち方として、世界的にはそれほど盛んではない分野に特化して活路を見出す、というやり方がある。
経済でもスポーツでも。
それはそれでありだし、戦略として間違ってはいない。
しかし、その勝ち方では世界は驚かない。
サッカーという世界で最もポピュラーな球技で、
大国を打ち負かすことができたら、
それは大きな宝物になる。

アイスランドの人口は35万人に満たない。
日本の市区の人口順で言えば、60番目!くらいに位置する。
滋賀県の大津市や埼玉県の所沢市とほぼ同規模、
大阪の吹田市や愛知県の一宮市よりはかなり少ない。
そんな国が、サッカー大国アルゼンチンと、ワールドカップの舞台で堂々と渡り合った。

今の日本代表がアルゼンチンと戦ったら、圧倒的に不利とされるだろう。
人口はアイスランドの400倍!もいるのに。
人口が少なくても、それだけで白旗を上げることはないのだ。

アイスランドの活躍は、世界の小国に希望を与えるだろう。
シンガポールや香港といった国や地域では、世界ではなかなか戦えないというのが常識だが、シンガポールの人口は560万人、香港は730万人いるという。
アイスランドに比べれば10倍以上の大国である。
ならば、やってやれないことはない。

アイスランドが属するD組は、アルゼンチンのほかもクロアチア、ナイジェリアといった強豪国であり、決勝トーナメント進出は容易ではないだろう。
しかし、その結果はどうあれ、彼らの奮闘が世界に大きな勇気を与えていることは確かである。

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「あ、そういえばAKBの総選挙やってたんだ」という感じになった [ヨモヤ]

かつて、大島優子さんと前田敦子さんのライバル関係は、国民的関心事だった。
指原莉乃さんの成り上がりっぷりも、大きな話題になった。
あの頃、総選挙といえば完全にAKBのことだった。

今も、総選挙と言われて、衆院選を思い浮かべる人よりはAKBの方が多いかもしれない。
しかし、以前の熱狂は、もう帰ってこない。
大島さんも前田さんも渡辺麻友さんもグループにはいない。
指原さん、柏木由紀さん、山本彩さんらは、立候補していない。
現在は、AKBグループのビッグイベント、という感じの位置づけであろう。
国民的行事、ではなくなった。
まあ、それが当たり前ともいえる。

お祭りは、仕掛けが大きいほど、思い入れが深いほど、加速度的に盛り上がりを増すものだが、もうAKB総選挙にそうした熱い時代は来ないだろう。
そういうものである。
何にでも旬というものがあり、それが永遠に続くことはあり得ない。
ビジネスとしてのうまみがあるため、総選挙自体は続くのかもしれないが、ファン以外の人にとっては「いつの間にか終わっていた」というイベントになっていくのではないかと思う。
乃木坂や欅坂がガチで参加するようなことになれば、その年の注目は格段にアップするだろうが、長い目で見ればマイナス面の方が多く、そうした無茶はしないだろう。

さて今年の1位は、21歳にして10年連続当選を果たした、SKEの松井珠理奈さん。
名古屋での開催に花を添えられた。
個人的に応援していた(といっても投票したわけでもないし、何か知っているわけでもないが)岡田奈々さんは、第5位。
順調に順位を上げているが、かつての上位陣がすっぽり抜けたことを考えれば、もう少し上に行ってほしかった気もする。

AKBメンバーの方々も、ファンの皆さんも、総選挙が過ぎると、何か大きなものが終わったような気になられるのかもしれない。
もうやめた方がいい、と思う人も多いと思うが、楽しみにしている人もたくさんいるはずだから、外野がとやかく言うことではない。
熱い時代はもう帰ってこないだろうけれど。

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書評 「パッと伝わる! 公務員のデザイン術」 [読書記録]

この本の著者、佐久間智之さんは、埼玉県三芳町の職員。
関東地方以外の方は三芳町と聞いてもピンと来ないかもしれないが、富士見市の隣である。
関東地方以外の方はそれでもピンと来ないかもしれないが、ふじみ野市の南である。

さて、自治体職員以外の人はピンと来ないかもしれないが、今、自治体広報が盛り上がっている。
役所の広報誌と言えば、
堅い、
つまらない、
読みにくい、
というイメージだと思うが、それが変わりつつある。
柔らかく、
パッと見の印象がよく
読みやすく、
親しみやすくなってきている。
そして、そのムーブメントの中心にいるのが、この佐久間さんである。
決して大きな自治体ではない三芳町だが、このうねりの発信源となっている。

この本では、広報に限らず、公務員が作成するチラシやポスター、通知文などにおけるデザインのノウハウが詰め込まれている。
役所の作成する告知文は、どうしてもつまらないものになる。
抜けや漏れがないように、
誰かに突っ込まれないように、
と、マイナスからスタートするからである。
しかし、どんなものでも読んでもらって初めて意味を持つ。
そして、読んでもらうための工夫は、何も専門的な技術が必要なものではない。
ちょっとした気持ちの持ち方や発想の転換でなんとかなる。
それを佐久間さんは、いい例悪い例を交えて、わかりやすく伝えてくださっている。

この本は、若い人にも読んでもらいたいが、
もうチラシやポスターは散々作ってきたというベテランにもぜひ読んでいただきたい。
そして、一度読んだらそれっきりとしないで、ことあるごとにこの本を振り返ってはどうだろう。

新たな地平をどんどん切り開いておられる佐久間さんだが、驚異的な仕事量をこなしながら、残業はしないでスパッと帰られるのだそうだ。
もちろん、仕事をしっかり終わらせてからである。
とても素敵なことだと思う。
佐久間さんは特別、とあきらめないで、良質な仕事と良質な私生活を両立できるよう、後を追うものも頑張っていきたいものである。

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アメリカ経済は順調 日本も大手を中心に堅調  ~ 「一部だけ」と決めつけずに ~ [経済を眺める楽しみ]

「景気回復の実感がない」
とおっしゃる方が多い。
実際、そうなのだろうと思う。
しかし、字面では、世界経済は順調であり、日本経済も悪くはない。
まあ、こんなものなのだろうと思う。
おそらく、今後も、皆が皆等しく景気回復を実感できるような局面は来ないのではないか。

アメリカ連邦準備制度理事会は、連邦公開市場委員会で、今年2回目の利上げを全会一致で決めた。
政策金利となるフェデラル・ファンド金利の誘導目標を0.25%引き上げ、年1.75~2.00%としたものであり、
今年の利上げ回数はさらに2回、全体で計4回に加速するとの見通しも示した。

金利が上がることによる弊害もあり、株価にはマイナスのインパクトとなることもあるが、
利上げする環境が整っているということは、経済状況がいいことの表れである。
アメリカの失業率は3.8%で約18年ぶりの低水準。
企業業績も好調であり、当面は、過熱感の方を抑えることに注力することになる。
うらやましい限りである。

金利水準はゼロ近辺にへばりついている日本だが、明るい芽も出ている。
失業率の低下はその一つだが、賃金の上昇も目立ってきた。
ここで報道されているのは、経団連が発表した大手企業の今夏のボーナスである。
これが、昨夏より6.71%も増の967,386円となり、集計が始まった1959年以来、最も高い水準となったとのことである。
大抵の国は、去年より今年、今年より来年の給料が上がるのは当然だが、長くデフレに沈んでいた日本では、過去最高水準と言われると、ずいぶんよくなった気がする。

もちろん、「景気がいいのは大手企業だけ」という声もあるだろう。
しかし、大手企業も景気が悪い、というよりはずっといい。
また、賃金が上がれば、経済の好循環が始まることも期待できる。

世界経済が平穏で、日本経済もそれなりな、
今だからできること、
今しかできないこと、
今やるべきこと、
がきっとあるはずである。
産業界も、行政も、しっかりやるべきことをやっておきたい。

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映画評 「羊と鋼の森」 [映画評]

本作は、本屋大賞に輝いた宮下奈都さんの小説を実写映画化したもの。
原作の力を活かした、なかなかの良作に仕上がっている。

ストーリーは、新人調律師が、さまざまな人々との交流や挫折を経験しながら成長していく、というもの。
2時間という枠がある映画においてあまり人物的背景に時間を割くわけにいかなかったためか、調律師を志すきっかけなどはあまりピンと来ないが、物語が動き出してからは順調に映画に入っていける。
調律師の世界、
ピアノの構造、
才能との葛藤、
など、それぞれ興味深く、画面に引き込まれる。
森や雪など、北海道の風景も美しい。
ピアノに打ち込む姉妹が物語の鍵を握るのだが、二人の関係がこれまた美しい。

主演は、山崎賢人くん。
演技が上手かどうかはなんとも言えないが、みずみずしさは伝わった。
同僚の調律師を演じる鈴木亮平さん、光石研さん、三浦友和さんといった面々は、安心して委ねられる存在。
上白石萌音さん、上白石萌歌さんの姉妹が、姉妹役で出演しているのも話題である。
どうしても応援してしまう「ちはやふる」組からは、奏ちゃん役の上白石萌音さんのほか、机くん役の森永悠希さん、筑波君役の佐野勇斗さんという3人が、それぞれ大切な役どころで出演。
「ちはやふる」組が日本の映画界を支える活躍をされている。

監督は、「orange-オレンジ-」の橋本光二郎さん。
「オレンジ」がハラホロヒレハレだったので心配したが、今作は抑制の効いた演出でしっかり仕上げられていた。

「羊と鋼の森」は、よくできた映画。
脚光を浴びることのない調律師の仕事をしっかり描き上げ、大人の鑑賞に堪える映画に仕上げている。
大人から子供まで、
男性も女性も、
みな楽しめると思う。
子供連れでも、カップルでもOKである。

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半信半疑というより疑の方の比重がはるかに大きい ~トランプ大統領と金委員長を信じろと言われても~ [ヨモヤ]

半信半疑、という言葉がある。
半分は信じられるが、半分は疑わしい、という意味である。
しかし、米朝首脳会談の成果については、とても半分も信じる気にはなれない。
何しろトランプ大統領と金委員長の合意である。
すんなりいくと考える方がどうかしている。

今回の会談において、
完全な非核化、
平和体制保証、
関係正常化の推進、
朝鮮戦争戦死者の遺骨送還
の4項目に合意したというが、
焦点だった「完全で検証可能かつ不可逆的な非核化」にまでは踏み込めなかった。
残念ながら、いつもの北朝鮮の時間稼ぎ戦略に、しっかりお付き合いしている格好に見えた。
なんでもいいから成果が欲しいトランプ大統領が、北朝鮮に足元を見られたように感じられる。

普通に考えて、北朝鮮が核を放棄するとは思いにくい。
それが唯一のカードであり、それを無くしては交渉にならない。
これまでのようにダラダラ引き延ばすのではないだろうか。
功を焦っているアメリカ側に、それをさせない知恵があるようには見えない。

もちろん、北朝鮮の非核化は日本にとっても重大な関心事であり、それが実現することが望ましい。
ただし、それがすんなり実現すると考えるほど、我々もナイーブではない。
ようやくスタートラインにつけたかどうか、というのが本当のところだろう。
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表現者が「人を傷つけたから」と謝る?  ~ RADWIMPS「HINOMARU」騒動で思う ~ [ヨモヤ]

RADWIMPSの「HINOMARU」という曲が波紋を広げている。
個人的には、一ロックバンドの歌詞について、やいのやいの言う必要はないと思うし、
弱い立場の人を意図的に貶めたりといったごく特別な場合を除いて、
言葉を、特に歌詞を刈ってはいけないと思う。
しかし、悲しいことに、この手の話はよくある。

「HINOMARU」は、RADWIMPSのニューシングル「カタルシスト」にカップリングされている曲。
「カタルシスト」がフジテレビのサッカーワールドカップのテーマ曲ということもあり、この曲も気持ちを上げていく歌詞が並んでいる。
そのうち、
<この身体に流れゆくは/気高きこの御国の御霊>
<さぁいざゆかん/日出づる国の/御名の下に>
といったフレーズが、お気に召さない方がそれなりにおられたようだ。

「軍歌っぽい」
「こうしたフレーズが戦時中にどういう意味で使われたか考えるべき」
というのである。
まあ、そういう方もおられるのだろう。
「愛国心を持つ」ということさえ嫌悪される方もおられるようなので(どういうわけが、そういう方は憲法のことは愛しておられる場合が多いが)、論議を呼ぶフレーズではあるのだと思う。

いろんな人がいる、
けどまあ、よくあることだ、
と思っていたら、RADWIMPSの野田さんが謝罪してしまった。
「傷ついた人達、すみませんでした。」と表現を含む長文をTwitterに掲載されている。
これには驚いたし、とても残念に思った。
自らの作品で傷ついた人がいるからと、表現者が謝るのは、ちょっとどうなのだろうと感じたからである。

とがった作品を作れば、
ギリギリと思いを突き詰めれば、
言いたいことを言うためには、
伝えたいことをとことん考えたら、
時には人を傷つけることもあるだろう。
表現をするということは、辛いことであると思う。
苦しいことでもあると思う。
それでも表現するしかないから表現するのだと思う。

野田さんは、傷つけないことに気をつけながら表現をされているのだろうか。
そこまで追い詰められてしまったということなのだろうか。
謝ってほしくなかった。

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大谷、マー君、ダル、前田、岩隈の全員が戦線離脱  ~ボール? グランド? 原因を探りたい~ [ヨモヤ]

私は、日本人プロ野球選手がメジャーに行くことを否定的にとらえてはいない。
大谷には、少なくとももう一年くらいは日本にいてほしいと思ったが、一流のプレーヤーたちが、さらなる高みを目指す気持ちを止めることはできない。
イチローも松井も、
マー君も、ダルも、
日本ではやり切った感じがした。
その先の世界があるのなら、挑戦したくなるだろう。
そういう気持ちがあるから、一流なのだし。
日本プロ野球の空洞化を心配する人がいるが、次々と若い選手が供給されるから心配していない。

しかし、メジャーに行く選手がことごとく潰れてしまうのでは、さすがに「おいおい」という気になる。
なにしろ、日本人メジャーの先発投手が揃いも揃って故障者リストに入ってしまっているのだから。
岩隈は、去年から引き続いてマイナー調整中、
復活が期待されたダルビッシュは、調子が上がらない上にインフルになるわ、故障を繰り返すわ、
前田はいい投球の試合もあったが股関節を痛め、
防御率の割に勝ち星を重ねてきたマー君も走塁で怪我。
さらに、視線を独り占めにしてきた大谷までが長期離脱してしまった。

特に深刻なのは大谷。
右肘内側側副靱帯の損傷で、3週間投げられないという。
思いのほかの重症である。
マー君やダルビッシュも肘を故障したが、もっと活躍した後でのこと。
まだ何試合も投げていない段階での故障は残念至極である。

ここまで怪我人が続出すると、もはや偶然とは言えない。
何か、はっきりした原因があると考えるべきであろう。

よく指摘されるのは、ボールの違いである。
メジャーのボールは、縫い目が高く、滑りやすいと言われている。
これが、肘や肩への負担となっているのだろうか。
また、グランドの硬さも体へのダメージになっているかもしれない。
中4日のローテーションがキツイという指摘もあるが、大谷の場合は、たっぷり感覚を取っていたのでそれには当てはまらない。

これからも、西武の菊池などが海を渡る可能性がある。
その気持ちを止めることはできないが、行ってすぐ故障というのは避けたい。
そのためにも、なぜ日本人選手の故障が相次ぐのか、よく研究したいところである。
原因がわかれば対策の立てようもある。

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映画評 「OVER DRIVE」 [映画評]

本作は、日本映画ではあまり見かけないモータースポーツもの。
CG技術の発達によって、ラリーシーンは迫力満点。
しょぼさはなく、劇場で観る喜びを感じられる。

監督は、「海猿」や「暗殺教室」の羽住英一郎さん。
今作も、テレビっぽいわかりやすさで展開されていく。
ラリーが開催される地域の観光案内的な要素もあり、連ドラチック。
深みという点については「言いっこなし」という感じだが、どんどん場面が変わるので楽しく見続けられる。

主演の兄弟を演じるのは、東出昌大さんと新田真剣佑さんのイケメンコンビ。
弟を支える兄と激情型の弟という組み合わせはステレオタイプであり、二人が抱えている過去らしきものもペラッペラの薄さで、この点は興ざめだが、まあそれは「言いっこなし」ということで。
微妙に絡む森川葵さんも薄い存在なのだが、それも「言いっこなし」で。
「ちはやふる」ファンとしては、マッケンの成長に目を細める。
いやもう、立派な主演男優さんだなあ。

車を整備するメカニックの体育会系全開の暑苦しさ、
モータースポーツらしい華やかさ、
淡い恋など、わかりやすい要素が盛りだくさん。
こういう映画もあっていい。

映画「OVER DRIVE」は、実にわかりやすい娯楽作。
それなりに山あり谷ありではあるが、深刻な谷ではなく、基本的に肩の力をダルンダルンにして楽しく観られる。
付き合い始めた二人の軽いデートムービーにはピッタリか。
ただし、東出昌大さんと新田真剣佑さんがイケメンオーラバリバリで、マッケンに至っては肉体美さえガシガシ披露している。
「それにひきかえ」と比較されるのが苦しい男子は、覚悟を持って観に行かれたい。

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残念ながら今年の宝塚記念はドリームレースにはほど遠い [ヨモヤ]

競馬において、
暮れの有馬記念と並び、ファン投票で出走馬が決まる春のグランプリ、宝塚記念。
例年であれば、
春の天皇賞馬と安田記念馬の対決、
であったり、
古馬と3歳馬の対決、
であったり、
有馬記念とのグランプリ連覇なるか、
であったりの見せ場があるものだが、今年はいやはや。

天皇賞馬のレインボーラインは引退、大阪杯のスワーブリチャードも安田記念馬のモズアスコットも回避、
昨年の有馬記念馬キタサンブラックはとっくにターフを去っているうえ、
有力3歳馬の参戦もなし、
という寂しい状況になっている。

そもそも、ファン投票によって出走馬が決まるはずが、得票上位10頭中、出走予定馬が2頭しかいないという状況なのだから、何をかいわんや。
投票1位のサトノダイヤモンドが出走予定なのが救いだが、この馬にしてからが、1年以上勝ち星から見放されている。
次に得票上位で出走予定なのが菊花賞馬のキセキだが、この馬も過去2戦はともに9着。

有力馬が揃わないと、売り上げにも直接つながってしまうので、JRAとしても頭が痛いところだろうが、いかんともしようがない。
当たればどんなメンバーだっていいじゃないか、と思う人もおられるだろうが、そういうものでもないと思う。
誰に文句を言えばいいのかもわからないし、仕組みをどうすれば頭数が揃うのかもわからないが、このメンバーではグランプリの名が廃る。
誰を恨むでもないが。
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書評 「去年 ルノアールで」 ~ すごい偶然に驚愕 ~ [読書記録]

去年の今頃、新宿のルノアールで打ち合わせをした。
こちらと先方の中間点が新宿だったので、一緒に行った同僚に
「新宿で、話ができる喫茶店を探しといて」
とオーダーしたところ、ルノアールが選ばれたのだった。

ルノアールさんにも、選んでくれた同僚にも大変失礼なことだが、私は「おいおい、ルノアールはないだろう」と思ってしまった。
私の脳裏に浮かんだのは、大学の頃に何回か行った、昭和感満載の、お洒落とははるかな距離のあるお店。
つい、プッと吹き出してしまったのを覚えている。
(行ってみたら、ずいぶんとこぎれいなお店で、ルノアールも変わったなあ、と思った。先入観で判断してごめんなさい。)

一年経ち、同じ人たちと打ち合わせをすることになった。
移動距離が結構あるので、電車の中で読む本を探しに図書館に行くと、「面白本特集」だかなんだかの特設コーナーにあった
「去年 ルノアールで」
という書名が目に飛び込んできた。
こんな本があるのか。
今日、この本に出合う偶然があるのか。
いや、驚いた。

これは、「せきしろ」という人のエッセイ集。
3ページくらいのエッセイがどしどし入っているのだが、すべて舞台はルノアール。
本の出版は2006年だが、当時、毎日毎日ルノアールに通っていたのそうだ。
ルノアールで出会った変わった人たちや、
ルノアールで勝手に繰り広げた妄想がつづられている。
私のルノアール感とぴったり合った内容で、クスクスしながら、じっくり堪能させていただいた。

気になって検索してみると、このゆるゆるの本が、なんとテレビ東京でドラマ化されていた。
2007年に日曜26:30から10分間というディープな時間帯で放送されていたこの番組の主演は、今をときめく星野源さん。
演出は、のちに「モテキ」や「バクマン。」を放つ大根仁さん。
ううむ、さすがテレ東。

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