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祝!キングオブコント [ヨモヤ]

「祝!キングオブコメディ」ではない。
すでに、キンコメのお二人は、多くの祝福をいただかれていることであろう。私もその気持ちに変わりはないが、ここでは、「キングオブコント」という企画そのものへの祝意を表したいと思う。

9月23日に放送された第3回のキングオブコントは、素晴らしい番組になったと思う。
8組の出場者中、エレキコミックのお二人を除き(ごめんなさい、でも二本ともちょっと酷かったです)、みなすばらしいパフォーマンスをお見せになった。
3000組から絞られた8組とはいえ、そのなかの7組が面白いというのは、これは簡単なことではない。
お笑いコンテストの最高峰であるM-1でも、正直毎年3組くらいは「あれ?」というコンビが出現する。
R-1に至っては、残念ながら面白い人を探す方が難しかったりする。
そのなかでこの確率は、本当に素晴らしい。
出演されたコント師の方はもちろん、ダウンタウンのお二人、スタッフの方々にも敬意を表したい。

振り返れば、第1回大会は、本当に悲惨だった。
バッファロー吾郎のお二人が優勝されたことに対するバッシングが起き、採点方法の不明確さに批判が集まった。
しかし、私は採点方法は主催者が決めることであり、それについては言っても仕方がないと思う。
残念だったのは、全く笑えなかったことである。
8組の出演者中、ほとんどクスリとも出来なかった。司会のダウンタウンのお二人にもストレスがたまっているようにうかがえた。

第2回大会は、第1回よりは各段によくなっていた。
番組の進行方法もスムーズだったし、採点方法の納得感も上がっていた。
肝心のネタの方も、優勝した東京03とサンドイッチマンは非常に面白かった。
しかし、それでも8分の2とか、3とかの面白率であった。

正直、この企画は持たないのではないかと思った。
若手の有力なコンビはM-1に集中しているし、ベテランにはそれほどの戦闘意欲もパワーもないのではないか。
とすれば、どうやっても番組が盛り上がることはないのではないかと思った。
それ心配も、今回の成功ですっかりなくなった。

あと必要なのは、M-1で生まれるようなサクセスストーリーであろう。
キンコメのお二人が道を切り拓いていかれるといいとは思うが、すでにそこそこ売れているところがかえって「夢」の部分をそいでしまいはする。
今回のメンバーでは、ピースとエレキコミックにKOCドリームのにおいがしたが、ピースはあと一歩だった。ただ、優勝しなければ売れないかというとそんなことはない。M-1の南海キャンディーズやオードリーがそれを体現している。

我が家では、毎日ビデオを見返している。
TKOの二本目は、もう10回は見ただろうが、それでもまだおかしい。
ジャルジャルの一本目は爆笑、二本目の賛否分かれる「オバハン」ネタも、我が家では支持があつい。
しずるの一本目は、TKOの次のヘビーローテーション。評価の低かった二本目の「パンティ」も私は嫌いではない。
ピースは、今回最大のサプライズ。我が家では、最高点を記録した二本目よりも、一本目の人気が高い。
ラバーガールは、どのネタも面白い。二人の力からすれば、今回はもう少しだった気もする。しかし、二本目のネタは娘のお気に入りである。

早くも、来年が楽しみになった。
9月のキングオブコント、12月のM-1。
是非定着していって欲しい。
このたびは、おめでとうございました。
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