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基礎年金国庫負担割合の引き上げは守って欲しい [お役所内診断士]

基礎年金の国庫負担割合については、04年の年金法改正において、国庫負担割合を2分の1に引き上げることが決まっている。
これは既定事実であり、その方向で様々な準備を進めてきたはずだ。
国会で決めたことなのだから当然であり、まさかこれが守れないようでは、年金への信頼をいくら言われても大きな「?」がついてしまう。
しかし、そのまさかが起きようとしている。

政府内部では、基礎年金国庫負担割合の2分の1への引き上げ財源2.5兆円の財源捻出が難しいことを理由に、先延ばしにしようとする空気が生じているようだ。
だが、国庫負担割合を引き上げようとすれば、そのための財源が必要であるのは、あまりにも当然のことである。それが難しいと言われても・・・。
しかも、急に生じた話ではなく、十分な準備期間もあったはずだ。
今になって用意できませんというのは、あまりにも悲しい話である。

この頃、政策的に困ったことがあると
「税制の抜本改正で対応する」
という答えが返ってくるような気がする。
それはそうだろうと思うのだが、本当にできるのだろうか。
抜本改正となると、当然消費税にも手をつけなければならないだろうが、今回のように国会で決めたことも守れないような状況では、とれもそれが達成できるとは思えなくなってしまう。

政治が信頼を失っては、どんな政策も機能しなくなってしまう。
それを忘れずにいたい。
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