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それなりの一年 ~東証大納会に思う~ [経済を眺める楽しみ]

今日の大納会をもって、今年の株式市場が幕を下ろした。
振り返ってみれば、去年の12月30日の終値が10,546円。
今日が10,228円だから、少し下がったことになる。

アメリカ中国のなどの高値更新振りから比べれば、世界的な株価上昇の流れには乗り損ねたとも言えるだろうが、この円高局面のなかでそれなりであったと言えなくもない。
少なくとも、ヨーロッパのような危機には陥らなかった。

まあ、こんなものなのだろうと思う。
良くも悪くも、10,000円近辺を行ったり来たりというのが、今の日本の実力なのだ。
大きく上がることなどあるわけがないが、かといって暴落するほどではない。
そんな感じ。

個々の銘柄を見ると、明日への希望が持てるものも多い。
今年度、来年度と売上を伸ばしていく見込みの企業が、それこそ山ほどある。
だから、投資をするのなら、そうした企業を選んで、株価が割高でないか確認すればいい。
全体を見てしまうと、日本経済を見誤る。
全体像として描かれる日本経済はお先真っ暗だが、実態はそうでもないようだ。

多くの投資家が、来年はいい年でありますように、と願いをかける。
そして、多くの場合、それはかなえられてこなかった。
だから、来年もそこそこでありますようにと願おう。
いい年などを願うのは、日本経済では分不相応なのだ。
来年も、そこそこの相場の中で、きちんと準備をした投資家がそこそこの利益を出していくという一年になるのではないか。
それでいいと思う。
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