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これが最後の失望であってほしい ~NECの下方修正に思う~ [経済を眺める楽しみ]

NECという会社に、悪い感情を抱いている人は少ないと思う。
ソニーほどスマートで洗練された感じはないけれど、松下(もうそう呼ばないけれど)よりは都会っぽい感じで。
シャープほど絞り込んでいる感じはないけれど、日立よりは小回りが利く感じで。
まあまあの会社なんじゃないの。
特にパソコンは、強かったよね。
そんな感じ。

しかし、そんな感じでは、生き残っていけない。
NECといえばこう、というのを打ち出していかないと。
それが、消費者に認知されていかないと。

NECは、2011年3月期の連結純利益の見通しを、従来の150億円からゼロに下方修正したと発表した。
他の電機大手のかなりの業績回復を見せているなか、取り残された感じは否めない。

ITサービスの先行きは不透明で、スマホには出遅れた。
ヒット商品もなかなか生まれない。

ただ、何も手を打っていないわけではない。
先ごろ発表された、レノボとの合弁はその典型で、聖域なき取組を進めているところだろう。
もう、落ちるところまで落ちたと考えたい。
これからは上がる一方であってほしい。
振り返って、あのときの下方修正、損益ゼロが分岐点だったね、笑い話にできることを願っている。
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