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映画評 「家族はつらいよ2」 [映画評]

前作「家族はつらいよ」は未見。
きっと面白いのだろうと思いつつ、ハズレを覚悟で若い人の作る日本映画を選んでいた。
今作も観るつもりはなかったのだが、是非という家族がいたために鑑賞することに。

山田洋次監督が、「つらいよ」という以上、当然いい作品になるのだろうと思っていた。
うまくいけば、「あ~、面白かった。やっぱ最高」
悪くても「いや、確かに面白いけれども、残るものはないなあ」
という感じを予想した。
しかし、そうして期待することは、「観る前にハードルを上げてはならない」という映画を楽しく観るための鉄則を踏み外すことになる。
鉄則を外すと、往々にして無残なことになる。

なんというか、どうにも退屈だった。
もちろん、大波乱が起きることは期待していないが、それにしても時間を持て余す。
橋爪功さん演じるお父さんが偏屈過ぎるのも気になる。
愛すべき頑固さ、というのではなく、単に性格の悪いおじいさんにしか見えない。
最初から最後まで。
観続けるのが辛くなるくらい。

私には笑えるところはほとんどなかったのだが、年配の方が多く来られていた客席はちょっとしたシーンで簡単に笑っていた。
それがいいんだか、悪いんだか。

俳優陣は、演技に定評のある方ばかりであり、皆さんしっかり演じられているのだが、いかんせんの脚本であり、胸に届くものはない。
蒼井優さんの可憐さだけが救い。

「家族はつらいよ2」を観るのはつらかった。
長い2時間だった。
「男はつらいよ」的な爽快感を求めて観に行くと、がっかりということになるからお気をつけいただきたい。
では、何を求めて観に行けばいいのかというと、残念ながら私にはさっぱりわからない。
何が伝えたかったのかも、さっぱりわからない。
家族がつらいことなど、世界中の誰もが知っているわけであるし。

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