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世界ブランドへまた一歩  ~ ユニクロの売り上げ 海外が国内を抜く ~ [経済を眺める楽しみ]

ユニクロを展開するファーストリテイリングが、2017年9~11月の連結決算を発表した。
売上高6170億円で、前年同期比16.7%増、営業利益は1139億円で同28.6%増と増収増益を達成したとのことである。
国内ユニクロの既存店売上高は8.4%増となり、単月売上高が過去最高を更新したという。

また、今回は、海外ユニクロの売上高が国内ユニクロを超えるという、ファーストリテイリンングにとってはある意味、記念すべき決算となった。
常識的に考えて、今後は海外事業と国内事業の差は大きくなる一方だろう。
もちろん、海外が大きくなる方向で。

海外ユニクロの営業利益は54.7%増と非常に好調なようだ。
特に中国、台湾、香港、韓国、東南アジアなどが伸びているという。
海外進出というと、アメリカやヨーロッパが注目されるが、今やアジアをいかに抑えるかが成長に向けての大きな鍵になっている。
車や家電の分野では、日本が強みを発揮してきたが、ファッションの分野では海外ブランドに押されっぱなしだった。
ユニクロが世界ブランドとして君臨するようになれば、日本初の快挙と言えるかもしれない。

日本国内での成長がこれ以上見込めないという業界や企業は数多くあると思う。
となると、海外に目を向けることになるのだが、これがなかなか簡単ではない。
国内で成功してきた企業であればなおさら、外へ飛び出すことは難しくなる場合もあるだろう。
拡大だけが成功ではないから、国内事業をさらに深掘りしていくという考え方もあり得るが、その場合、規模的な成長は止まる。
ユニクロのように、野心を持って成長してきた企業は、たとえ困難があっても海外に打って出なければ、企業としてのアイデンティティさえ失ってしまうのかもしれない。

ニューヨークやロンドンやパリなどに旅行に行って、ZARAやGAPと並んでユニクロがあったら、なんとなくうれしい思いになるだろう。
これからは、当たり前の光景になるかもしれないが。

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