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黒田総裁の続投以外考えられない ~それがいいのか悪いのかわからないが~ [経済を眺める楽しみ]

政府が、次期日銀総裁人事について、4月8日に5年間の任期満了を迎える黒田東彦総裁を続投させる方針を決めたとの報道がなされている。
特定の1紙だけではなく、こぞって報道されているから、確かな情報なのだろう。

アメリカのFRB議長は、2期8年以上務めるのが慣例となっていて、1期で交代となったイエレンさんは異例だった。
一方、日銀の総裁は、ポンポン変わってきた。
任期を5年以上務めるのは、50年以上前に遡るとか。
日銀出身者と大蔵省出身者が持ち回りで務めていた期間もあり、失礼ながら「余人をもって代えがたい」ポストではなかった時期もあったのかもしれない。
本来、優れた人がおられれば、2期以上務められて当然である。

景気の好転を背景に、アメリカもヨーロッパも金融政策の転換を図っている。
日本もこれまで以上に難しいかじ取りが迫られている。
この状況で、日銀総裁を代えるとしたら、よほどの人物でなければならない。
正直なところ、それは見当たらないように思える。

政府としては、黒田総裁を続投させることによって、
「アベノミクスを継続する」
「デフレから完全脱却するまで政策は変えない」
といったメッセージを送ることができる。
黒田総裁の人脈や手腕を考えても、この続投は至極当然であろう。

それまでの日銀と比べ、黒田日銀は、しっかりと政策を打ち出し、結果も出していると思う。
一方、現日銀のやり方が気に入らない方も学者・評論家筋に結構おられ、ことあるごとに激しい批判を加えられている。
しかし、批判されているということは、仕事をしているということでもある。
「日銀のできることには限りがある」などとはじめから逃げを打っていたそれまでの姿勢より、「やれることはとことんやる」という現体制の方が、ずっと潔いと思う。

黒田総裁は、大変お元気そうであるが、73歳という年齢である。
後期高齢者入りが目前で、次の任期を満了されると80歳近くになる。
黒田総裁の続投しかないとは思うが、代わりになる人が見当たらないことも含め、何となく微妙な気もする。

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