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映画評 「帝一の國」 お勧め! [映画評]

一年を振り返って、
「あの映画面白かったなあ」
「最後まで楽しかったなあ」
としみじみ思い出させてくれる作品はほとんどない。
しかし、ここでそんな映画に出会うことができた。
「帝一の國」、実にいい映画だった。

「帝一の國」の原作は、「ジャンプSQ.19」「ジャンプスクエア」に連載されていた漫画。
漫画原作の実写映画化は失敗例が多く、まさに死屍累々の様相である。
「テラフォーマーズ」「進撃の巨人」などは、まさに惨劇。
「四月は君の嘘」も原作ファンからは酷評されていた。
もちろん、「ちはやふる」や「ヒロイン失格」といった成功例もあるが、その確率は低いと言わざるを得ない。
どうしても長大な原作のエピソードをつまみ食いしてしまう感じになるうえに、実写では表現しきれない部分が多いからだろう。
しかし、「帝一の國」は稀有な成功例となった。
こういうこともあるから、漫画原作も捨てがたい。

映画の成功は、なにより監督の功績である。
コミカルな作品を、その基調を揺るがさず愉快な気持ちにさせたままに、挫折や友情、裏切りなどを描き切った。
つい笑ってしまうシーンが多々あったし、最初から最後までテンションが落ちなかったのもすごい。
素晴らしい作品をものにされた。
そして、脚本のすばらしさも大いに称えられていい。
2時間に山あり谷ありいろいろな要素を盛り込み、伏線を活かし、甘いだけの結末にもしなかった。
まれに見るすごい脚本だったと思う。

あらすじは、
「国内屈指の名門校である海帝高校に首席で入学した赤場帝一には、いつか総理大臣になって己の国を作り上げるという大きな野望があった。そしてそのためには、海帝高校で生徒会長になることが彼にとっての絶対条件。しかし、ライバルたちも個性的かつ強力であり、権謀術数が渦巻く。2年後に控えた生徒会長選を見据え、手段を選ばぬバトルが始まった。」
というもの。
リアリティ云々ではなく楽しむに限る。
そして、思い切り楽しませてくれる映画である。

主演は、映画に出ずっぱりの菅田将暉くん。
私は勝手に「海月姫組」と区分して、応援している。
この映画も、菅田くんの演技で引っ張っている面がある。
「銀魂」での新八役にも大いに期待している。
敵役は、野村周平くん。
私は勝手に「ちはやふる組」と区分して、応援している。
ハチャメチャな役をわかりやすく演じていて、役の幅が広がった感じである。
竹内涼真くん、間宮祥太朗くん、千葉雄大くんなどイケメン俳優が周りを固めており、それぞれに大きな見せ場がある。
男臭い映画で、主要な女性出演者は永野芽郁さんだけ。
上昇中のオーラを示しつつ、役にもはまっていた。

「帝一の國」は、5つが満点の日本経済新聞の映画評で、★3つだった。
しかし、「普通」と評されるような映画ではない。
最初から最後まで楽しめる、滅多に出会えない痛快娯楽作である。
よくこんな脚本を書けたものだと、心から感服する。
もし、ゴールデンウィーク中に観る映画を迷われているのなら、この作品をお勧めする。
年に何本も観る映画ファンにも、
年に1~2本しか観ないというライトな方にも、
どちらにもご覧いただきたい快作である。

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個人的には意外感のない東京ディズニーリゾートの苦戦 [ヨモヤ]

無敵と思われた東京ディズニーリゾートの苦戦が伝えられている。
入場者が、2014年度の3,137万7000人をピークに減少を続け、今年度は3,000万人を下回る見通しであるという。
それでも、3,000万人という数字はとんでもないものだが、
・強さを称えられたディズニーに陰りが見えること
・USJの好調さと対照的であること
から、大きく報じられている。

ディズニーリゾートとして、入場者の減少とともに問題なのは、顧客満足度が大きく下がっていることだろう。
「日本版顧客満足度指数」という調査によれば、ディズニーリゾートの凋落ぶりは顕著である。
2012年:2位
2013年:1位
2014年:2位
と盤石の強さを誇ったものが、
2015年:11位
2016年:27位
と急落してしまったのである。
この調査がすべてを示しているものではないし、全国に何万とある会社のなかで27位だからそれはそれで立派なものだが、全企業の見本とまで言われていたディズニーがズルズル満足度を下げているのはちょっと異様である。

しかし、個人的にはあまり驚きはない。
酷い混雑に、いわゆるオペレーションが対応できているとは思えないからである。

私が一番最近行ったのは、もう何年も前のことだったが、そのときも大変な混雑だった。
トップシーズンというわけでもなかったが、人気アトラクションに乗ろうとすると、1時間以上の待ちはざらだった。
子供にせがまれていったのだが、私自身はディズニーランドのアトラクションに興味はなく、すごいとされている接客や従業員教育を学べればと思っていた。
だが、単に並ばされただけだった。
てっきり待っている間にもいろいろと客を楽しませてくれる仕掛けがあるものかと思っていたが、ひたすら待たされた。
家族4人で、相当な金額を払った結果、ひたすら立って待っている。
従業員の皆さんに、そんな我々を少しでも楽しませようとしてくださる姿はとんと見えなかった。
それぞれの持ち場で忙しそうにされていた。
ひどくガッカリした記憶があり、それ以来、また行こうとはとても思えない。
こうした私の記憶からは、顧客満足度が下がるのも理解できる。

完成しないことが売りのディズニーリゾートは、今後さらなる追加投資をされるそうである。
アトラクションが増えれば、来園者は増えるだろう。
しかし、ひたすら並ばされた人が、これまでのようにリピーターになるかどうかは別問題である。
テーマパークの一つと割り切って、ただただ行列に耐えればいいのかもしれないが、それでは「東京ディズニーリゾート」ではなくなってしまう気がする。
難しい岐路に立っておられる。
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5月7日 第3回ところざわ学生映画祭開催 [ヨモヤ]

1年間にそれなりの数の映画を観るが、大抵の作品は、すぐに忘れてしまう。
右から左に通り過ぎ、しばらくしたら、観たかどうかさえ思い出せなくなる。
楽しめて印象にも残る作品を作るのは、簡単ではない。

平成29年5月7日、所沢西武百貨店8階ワルツホールにおいて、第3回ところざわ学生映画祭が開催される。
準備に少し携わらせていただき、上映される映画も拝見させていただいた。
今年の映画祭に出品されるのは、以下の12作である。
1.くたばれ!サムライカメン(佐野航監督)
2.隣の灯(桐山優衣監督)
3.こたつむり(新藤早代監督)
4.鈴木ファイターズ(山口十夢監督)
5.うんのめい(新藤早代監督)
6.沈没家族(加納土監督)
7.You 拐犯はあなたのそばに(宮下武也監督)
8.享楽(佐藤いづみ監督)
9.Goblin(ゴブリン)(岡倉光輝監督)
10.あたしだけをみて(見里朝希監督)
11.ダンシング・ダスマン(影山千草監督)
12.君が笑ってくれるなら(神山大世監督)

長くても45分、短いものは10分以内の短編ばかりなのだが、どの作品もはっきり思い出すことができる。
様々な要素で商業作品の方が上回っているのだが、「心に刺さる」という一点からすれば、学生映画に軍配が上がる。
どの作品も忘れがたい。

「くたばれ!サムライカメン」からは、映画への愛がひしひし伝わってきた。
「隣の灯」は衝撃作。是非、ご覧になる方の感想をうかがってみたい。
「こたつむり」には、春の夜に読む短編小説のような味わいがある。
「鈴木ファイターズ」は、学生映画らしい作品。見ないと損。
「うんのめい」は、醒めたくない美しい夢のようなお話。
「沈没家族」は、ドキュメンタリーの域を超えた「作品」に仕上がっている。
「You 拐犯はあなたのそばに」は、まさに今作られるべき映画。ポップで楽しい。
「享楽」は、難しいテーマから逃げず、突き刺すように提示されている。
「Goblin(ゴブリン)」は問題作。どう受け取ればいいのか、今でも迷っている。
「あたしだけをみて」には驚かされた。うならされた。感服した。
「ダンシング・ダスマン」には、重いテーマを重いと思わせない不思議な魅力がある。
「君が笑ってくれるなら」には、きらめきが満ちている。

決して、口当たりのいい作品ばかりではない。
苦い終わり方をする作品もある。
お口に合わない方もおられるかもしれない。
しかし、どの映画からも、何かを表現したい若者の息遣いが伝わってくる。

ゴールデンウィークの最終日。
暗い箱の中で若者たちの魂に触れてみる。
悪くない過ごし方だと思う。

https://www.facebook.com/tokogakusai/

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KOしないとつまらないとは思わない  ~ 井岡の世界戦V14で思う ~ [ヨモヤ]

ボクシングでは、昔と今では世界戦の価値が全く違う。
メジャー団体だけで4つもあり、階級もやたらと細分化されている状況では、そこいらじゅうにチャンピオンがいる感じである。
だから、チャンピオンになるだけでは、十分な評価を受けることはできない。
防衛を重ねるだけでは、世界的な名声を得ることはできない。

今や、世界チャンピオンといっても、日本のヒーローという感じではない。
日本のジムに所属している世界チャンピオンは10人ほどいるが、その名前をすべて挙げられる人は、ボクシングファンでもあまり多くないのではないだろうか。

そうした現状からか、WBAフライ級チャンピオンの井岡一翔が、具志堅さんに並ぶ世界戦での14勝目を積み重ねても、それほどの話題となっていない。
それどころか、試合がしょっぱかったと批判までされている。
どうやら、ダウンシーンがなかったことにご不満な方が多いようだ。

確かに、V14の相手、タイのシットプラサートは、世界2位、61連勝中とは言っても、井岡との力の差は歴然で、見せ場が多かったとは言えない。
私も、試合を見ていて、倒し切ってほしいとの思いを持った。
しかし、見方を変えれば、曲がりなりにも世界2位の相手と、そこまで力の差があるというのもすごいことである。
勝つだけでは評価されないというのも、それだけ強いと認められていることの裏返しと言えなくもない。

弱い選手を選んでいると揶揄されがちな井岡だが、勝てる選手を選ぶのはチャンピオンとして当然の選択でもある。
それに、指名試合もあるから、楽な選手とばかりやれるわけではない。
そもそも、これだけ長い期間、いいコンディションを保ち続けていること自体、立派なことである。

また、KOしないといい試合ではない、という風潮も好きになれない。
テクニックで圧倒し、何もさせないで12ラウンドを戦うというのも、それはそれで見ごたえがある。
戦った相手が違うことは重々承知だが、世界最高のスーパースターだったメイウェザー・ジュニアに戦いを振り返れば、引退前10試合のうち、KOは1試合のみだった。
それでも世界は熱狂したのだ。

井岡叩きに懸命なマスコミもおられるようだが、ファンの支持は高い。
先日の試合でも、 関西地区15.6%、関東地区12.9%という高視聴率をマークした。
総合格闘技の試合やプロ野球、Jリーグなどと比べても、格段に高い数字である。
勝ち続けていて、人気があって、彼女(谷村奈南)も別嬪さん、ということで、やっかまれているところもあるのかもしれないし、期待されているところがもっと高いのかもしれないが、勝ちは勝ちとして正当に評価することも必要だろう。
派手ではないが、コツコツダメージを積み重ね、力の差を見せつけていく井岡の戦いぶり。
私は嫌いではない。

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映画評 「3月のライオン 後編」 [映画評]

原作は未読であるが、「3月のライオン」の公開を楽しみにしていた。
予告編がよくできていたし、将棋をテーマにするのも興味深いし、出演陣も魅力的だったからである。
しかし、待ちわびた前編は散々な出来だった。
期待していただけに失望も大きかった。
あの前編からの挽回はとても無理だろうと思ったので、後編を観るつもりはなかったのだが、なんとなく流れで観に行くことになった。
後編も、前半はまったくよろしくない感じで進み、こりゃひどい映画になっちゃったなあと思っていたのだが、後半になって盛り返した。
いくら盛り返しても、それまでの失態を取り返すまでには至らないが、終わりよければで、なんとなくそれらしい感じにはなった。

どうなることかと心配させられた前半は、エピソードをどんどんブッ込む感じで進んでいく。
結果、飽きはしないが、個々がぶつ切れになっていて、心は動かない。
原作のつまみ食い感が募り、漫画を映画化する難しさに思いが沈む。
本来魅力的であろう登場人物たちも、描き方が甘いから、伝わり方もほんの上っ面であった。

後半は、前編から撒いてあった伏線をいろいろ回収していく流れになり、なんとか乗って行けた。
「駄目だ、こりゃ」
と思っていたのが、だんだんよくなっていき、最後は「なかなかだったなあ」まで連れて行ってもらえた。
それでも傑作まではほど遠いが、前編と後編の前半のイケテナイ感じをなんとか取り返した感じではあった。
個人的には、勝負のシーンでもっと盛り上げてほしかったし、
目標としている宗谷名人や同世代のライバルについてもキチンと描いてほしかったが、
そういう作品ではなかった。

役者陣は頑張っておられた。
主演の神木隆之介の演技は、いつもしっかりしている。
神木くんじゃなければ、もっとひどいことになっていた。
有村架純さんも健闘されたと思う。
彼女の役どころは、難しいというより意味不明であったから、あれ以上は難しい。
残念だったのは、故村山氏をモデルとしているという二階堂役を演じた染谷さんの出番がほとんどなかったこと。
魅力的な役柄になるはずであり、染谷さんも特殊メイクをこってりされていたのに、あまりにももったいなく、なんとかならなかったのだろうか。
それほど重要な役ではなかったのに存在感が光ったのが高橋一生さん。
さすがに旬の役者さんである。

「3月のライオン 後編」は盛りだくさん。
ヒューマンドラマに仕上がっているから、将棋を知らなくても楽しめるというより、将棋を楽しみにしない方がかえっていいかもしれない。
後編だけではよくわからないところがあり、前編にさかのぼりたくなる方もおられるとは思うが、そこまでされることもないと思う。
後編だけお楽しみいただければ。

それにしても、このところ邦画で流行りの前後編公開は、もうやめにしてもらいたい。
「ちはやふる」以外は、惨憺たる内容ばかりである。
どんなに原作が長尺でも、それを2時間にまとめるのがプロの業であるはずであり、それができないのなら映画化しないでもらいたい。
心からそう願いたい。

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埼玉県首長選挙で90票差と11票差 是非禍根のなきことを [ヨモヤ]

行政用語で、知事や市町村長のことを「首長」と言う。
「しゅちょう」と読むのが正しいのだが、そう読むと市長と紛らわしいので、一般には「くびちょう」と読む。

4月23日には、全国各地で首長選挙が行われた。
最も注目されたのは、名古屋市長選挙だと思うが、こちらは現職の河村市長が大差で勝利をおさめられた。
全国的な関心は高かったものの、勝敗が見えていたせいか投票率は伸び悩み、前回より2.45ポイント低い36.9%にとどまった。

このところの首長選挙では、無投票が目立つ。
現職が強い場合にそうなるケースが多く、そのまま多選につながっていくこともある。
それが一概に悪いことではないとは思うけれど、有権者としてみれば、選択の余地がないのはいいことではない。
意思を示す場がないし、有権者の権利を行使することさえできないのだから。
また、選挙戦を通じて、地域の課題を議論することによってさらなる政策の向上を図るという機会も失われる。

一方、地域を二分するような戦いが行われた場合、選挙後に対立関係が尾を引くこともあるようだ。
対立候補を支持していた人たちが冷遇されてしまうケースなどである。
こうなっては、恨みが募るばかりであり、また次の選挙で復讐をはかることになってしまう。
選挙戦は厳しくていいが、終わったらノーサイドとしたいものである。

23日に投開票された選挙のうち、埼玉県の2市町、秩父市と吉見町は、大激戦となった。
まず秩父市の結果は以下のとおり。
当 16,022 久喜 邦康 無現
  15,932 北堀 篤  無新
お二人で3万票以上獲得されて、票差はわずかに90票である。
当選された久喜氏の票を100票とすると、落選された北堀氏の票は99.4票。
ほとんど同数である。

吉見町は、さらにきわどい結果となった。
当 4,510 宮崎 善雄 無新
  4,499 新井 保美 無現
とお二人の票差は、わずか11票。
当選された宮崎氏の票を100票とすると、落選された新井氏の票は99.8票。
信じられないくらいの僅差であった。

おそらく、両市町は、厳しい選挙戦を戦われたのだろうと思う。
勝たなければ意味がないなかでは、綺麗ごとばかりでは済まず、しこりが残っていないと言えばうそになるかもしれない。
しかし、両陣営とも、地域をよくしたいという思いは共通だったはずである。
選挙終わればノーサイド。
当選された方のもと、力が結集されることと思う。

そうでなく、禍根を残すようであれば、「ほら、選挙なんかない方がいいじゃないか」などとなりかねない。
選挙はいいものだ、競れば競っただけ政策が深まっていく、となるためにも両市町の発展を祈りたい。

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120キロプロジェクトを始めます [120キロプロジェクト]

野球のピッチャーは、速い球を投げればいいというものではない。
コントロールがよくなければどれだけ球が速くても意味がないし、
変化球も必要である。
打者との駆け引きやスタミナも求められる。
そもそも、速いだけで棒球ではかえって打ちやすい。
しかし、素人にとっては、球が速いかどうかが重要な関心事である。

芸能界にあってピカイチの野球センスを持つことで知られるKAT-TUNの亀梨和也くんが、日テレ系「Going! Sports&News」の中で、「豪速球プロジェクト」なるものに挑戦していた。
これは、様々なトレーニングを経て、亀梨くんが140キロの速球を投げることに挑むというものである。
しかし、なかなか球速が上がらず、このままではらちが明かないため、今年1月の放送で120キロに達しなかったら強制終了との課題を与えられ、残念ながらクリアできなかった。
最速は115キロだった。
亀梨くんくらい若くて運動神経がよくて野球経験もある人が、プロに指導を受けても、120キロは出せなかった。

女性でも、神スイングでブレイクした稲村亜美さんが110キロを目指されている。
全12球団での始球式を行うことを課しつつ、球速も伸ばしていこうというものだが、ここまでの最速は103キロである。
稲村さんは中学校まで野球に打ち込まれたというし、身長も173㎝と堂々たるものである。
それでも110キロは遠い。

やはり、野球部で毎日練習するのならともかく、成人した人間が、専門的なトレーニングもしないままで球速を上げていくというのは、相当難しいことなのだろう。
元気はつらつの亀梨くんや稲村さんの姿を見て、しみじみそう感じる。
それを分かっていて、120キロに挑戦しようと思う。
50歳を越えた腰痛持ちの私が120キロに挑戦しようというのは、おそらく無謀であろう。
なにしろ、高校まで野球をやっていたとはいっても、それからもう何十年ものブランクがある。
草野球チームに入っているわけでもない。
腰が痛いから走り込みもできないし、投げ込みもできない。

しかし、別に長いイニングを投げることを求められているわけではない。
コーナーをつく必要もないし、変化球もいらない。
ただ、1球だけ速い球を投げればいいのである。
それなら、なんとかなるのではないか。

車で行ける場所に、「狭山スポーツセンター」というところがあり、スピードガンが設置してある。
ここで測ってみることにする。
何年も投げていないから、いきなり120キロは無理であるし、急に全力で投げたら確実に体を壊す。
計画では、
4月:80キロ
5月:90キロ
6月:95キロ
と徐々に伸ばしていく予定である。
95キロまでは問題ないだろうが、初めから無理をしないというのが大切だと思う。
無理をすると、てきめんに体を痛め、早々のリタイアとなる。

その後、
7月:100キロ
8月:105キロ
とギアをさらに上げていきたい。
105キロをある程度余裕で投げられるようになれば、120キロも見えてくるのではないか。

寒くなったら挑戦は難しいから、
10月:120キロ
というのが最終目標である。
体がもてば、の話であるであるが。

この週末に、決戦の舞台である狭山スポーツセンターに行ってきた。
慎重に投げて、とりあえず79キロ。
初めはこれくらいでいい。
H29.4.22.jpg

個人的な、勝手な挑戦であるが、速い球を投げる方法について、なんらかの普遍性もあるかもしれないと思いつつ、折々ブログに書いていく予定である。
断念となった場合も、その旨、ちゃんと記したい。
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今回のWBC後遺症は深刻 [ヨモヤ]

以前から、WBCが選手に与える影響についてはいろいろ言われていた。
シーズン前にピークを持ってこなければいけないために、モチベーションや体調を維持するのが難しい上に、
特に投手はボールが変わることへの対応が難しいからである。
怪我をするリスクも大きく、メジャーの各球団が主力を出し渋る理由になっている。

それでも、日本代表に選ばれるような選手はトップの中のトップばかりだから、なんとかシーズンにも合わせてきたものだが、今年の反動は深刻である。
それも、一人や二人ではない。
4月21日終了時の成績を見ると、信じられないものが並ぶ。
例えば、
ロッテの石川は、「抑え方がわからない」と2軍落ち
日ハムの中田は、怪我で2軍へ
ソフトバンクの武田も、肩痛で2軍へ
といった具合である。

2軍には行っていないものの不調という選手まで広げると、それこそゴロゴロいる。
WBCを見ているときには、シーズンではすごい成績を残すのではないかと思われたDeNAの筒香は、ここまでなんとホームラン0本
ヤクルトの山田は、打率.210
ソフトバンクの松田は、打率.214
巨人の小林に至っては、打率.125
外国人のバレンティン、デスパイネも今一つである。

もちろん、
ソフトバンクの内川や、巨人の坂本、広島の鈴木、楽天の松井など、
普段の力を発揮している選手もいる。
しかし、全体的に見ると、相当ひどいのが今回の特徴である。

成績が上がらなくても、WBCに出たことを後悔している選手はいないだろうと思いたい。
ただ、シーズンへの向かい方への反省はあるだろう。
また、開幕をもう一週間遅らせていれば、様相はずいぶん違ったのではないかとも考えられる。

次回のWBCがあるかどうかも不透明だが、もし開催されれば今度こそ世界一奪還を果たしてほしい。
それと同時に、出場した選手へのケアも十分に図る必要がある。
自己責任と割り切るだけでは報われない。

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映画評 「ReLIFE リライフ」 [映画評]

「ReLIFE リライフ」は、comicoにて連載されていた漫画が原作。
comicoとは、スマートデバイス向けの無料漫画・小説アプリである。
映画化されると聞いたときは、「まあ、あえて観に行くこともないかな」と思っていたのだが、予告編がなかなかな感じで、ついふらりと。

映画は、漫画、しかもスマホ向けがもとであった作品らしく、わかりやすい展開で進む。
無理のある設定なのだが、ややこしいことは抜きに、バリバリ前に行く。

ストーリーは、
27歳のニート青年が容姿を若くして社会復帰する実験に参加し、17歳の高校生となって恋と青春を謳歌する姿を捉える、
というもの。
「誰がその実験の主催者なの?」
「実験の目的は?」
「1年経ったら記憶が消えるっていうけど、どうやって?」
などなど、ほんのちょっとでも頭を使ってしまうといろいろな疑問が後から後から湧いてくるが、それを言うのは野暮である。

主人公は、ニートと括るにはしっかりした青年で、人生をやり直すといっても、あまりギャップがないのがつまらないし、
登場人物たちが、皆小ぎれいなのもリアリティに欠ける。
などなど、至らないところも数々見られるのだが、これはこれでありかな、と思わせる魅力もあった。
大ぶりな設定と裏腹に小さくまとまった作品であり、そのつもりで観るのがルールであろう。

主演は、中川大志くん。
わかりやすい役どころをわかりやすく演じていた。
相手役は、平祐奈さん。
この二人の絡みは、ほんのちょっと前に公開された「今日のキラ君」に続くもので、いくらなんでも少し配慮してほしいものではある。
似たような役が多かった平さんだが、今作ではコミカルな演技にも挑戦されており、主演級への試金石のような作品になったと思う。

「今の精神年齢のまま、学生に戻りたい」
というのは、多くの人が持つ願望であろう。
「リライフ」は、それを映像の形で届けてくれる。
その意味では、万人受けする作品と言えるかもしれない。
肩に力を入れず、すんなり見れば、すんなり見られる作品である。
無理に時間を作って観に行くこともないと思うが、
ふらっと時間が空いたのなら観に行かれて、若さを取り戻されてもよろしいかと思う。
もちろん、若者が観れば、そのまま楽しめる。
文化祭、花火など、定番満載である。

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低調で当然のジュニアNISA [経済を眺める楽しみ]

ジュニアNISAが低調らしい。
ジュニアNISAとは、親や祖父母が未成年者に代わって株式や投資信託に投資すると、5年間は売却益や配当に税金がかからないというもので、1年間で最大80万円の投資額まで適用される。
日本証券業協会の発表によれば、ジュニアNISAの3月末時点の口座数は、成人向けNISAが同時期に獲得した数のわずか2%にとどまっているという。

この制度が導入された目的は、
・株式市場の活性化を図るとともに、
・世代間の所得移動をうながす
というものだったが、この低調ぶりでは、目的達成はおぼつかない。
しかし、制度の内容を見ると、活用が広がらないのも当然と思えてしまう。
何しろ、大きな制約があるし、手続きも面倒なのである。

なんと言っても、成人向けNISAがいつでも引き出せるのに対し、ジュニアNISAでは、子どもが18歳になるまで原則として資金を引き出せないというのが厳しい。
教育資金であるから、というのだが、株での運用結果を最長で18年も引き出せないのでは、利用者する側からすれば使い勝手が悪すぎる。

手続きも大変である。
ジュニアNISAでは本人確認書類に加え、親子関係を証明する戸籍謄本なども必要になるという。
さらに金融機関の途中変更も不可。
これでは、思い立ってすぐ始める気にはなれない。

教育資金に使ってもらうことを前提としながら、税の優遇をしなければならないことから、いろいろな措置が必要なのだとは思うが、これでは今後も広がることは期待薄である。
広がらなければ所期の目的達成もできない。
というか、制度の内容を見ると、最初から広げる気はなかったのかと思いたくもなる。
単純に、18歳までの子供がいる家庭については、80万円まで非課税という枠を設ければいいように思うのだが、それは無理なのだろうか。

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