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文部科学省への信頼が下がったことだけは確実 [ヨモヤ]

森友が終わったと思ったら、毎日毎日「加計学園」である。
もちろん、報道される側は、重要性があると考えておられるのだと思うが、個人的にはどうにも関心が持てない。
「総理のご意向」を示す文書があったとかなかったとかで大騒ぎだったのだが、
・あったらどうなのか
・あったら「総理のご意向」があったことの証明になるのか
・「総理のご意向」があったらどうなのか
など、根本的なところがどうにもピンと来ない。
この件を問題視されている方々は、官僚が決めるのはよくて、選挙で選ばれた国民のリーダーの意向が反映されるのは間違っていると思っておられるのだろうか。
そんなに官僚の信頼が厚かっただろうか。

なにやらわからないことが多い案件だが、このごたごたを通して文部科学省の信頼が下がったことは確かであろう。
何しろ、あの方が事務次官だったのだから。

事務次官と言えば、一般に優秀とされることの多い官僚の頂点である。
頂点の方の下におられた方々は、失礼ながらその方より下とみなされざるを得ない。
頂点の方の立ち居振る舞いを見て、その組織のありようも判断されざるを得ない。
文部科学省におられる方は不本意だろうが、一般にそう見られる。

守秘義務もものかわ、「加計学園」について告発されている前川元事務次官は、組織ぐるみの天下りの責任を取られた方である。
残念ながら、その段階で褒められる存在ではないのだが、自身が責任を取るべき案件についての決定をお辞めになった後で「総理のご意向」の責任にされるあたり、役人としてはかなり恥ずかしい行動と言わざるを得ない。
誰あろう事務次官がそれを言っては、本当におしまいである。

出会い系バー」で貧困調査をされていたのはさておくとして、前川さんの座右の銘が「面従腹背」というには、さすがにちょっとあきれてしまう。
本人がカメラの前で、なんのてらいもなく、はっきりそうおっしゃっておられるのだから、何をかいわんやである。

別に、個人の信条が「面従腹背」であっても構わない。
世の中にはいろいろな人がおられるし、いろいろな信条があり得る。
しかし、官僚組織のトップが堂々と言ってしまっていいのだろうか。
そうした方がトップにおられた組織は大丈夫なのだろうか。
少なくとも、これからかなり長い期間、文科省の職員が「面従腹背」を疑われ続けることは間違いない。
内密な相談など、できるはずもなくなる。

今回のことでは、文科省の職員だけでなく、学校の先生も随分と恥ずかしく肩身の狭い思いをされているのではないかと思う。
お気の毒というしかないが、あの方がトップだったことも事実なのだから、それも仕方がない。

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