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映画評 「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」 [映画評]

熱狂的なファンの多い、ジョジョの実写映画化。
賛否両論というより、否の声が圧倒的な中での公開。
予告編で
“この町、何かがおかしい”
という言葉が使われていたが、それをもじって、
“この映画、何かがおかしい”
などと言われていた。
「銀魂」はまあまあ成功したが、ジョジョは砕け散った、というのが公開前の風評だった。

しかし、観てみると、あれ、そうでもない。
結構楽しめる。
主役のジョジョを演じる山崎賢人は健闘しているし、
悪役の山田孝之、味方役の伊勢谷友介の両名は、期待通りの怪演ぶりで世界観にばっちりはまっていた。
驚いたのは汚れ系の役を演じた新田真剣佑で、いつものさわやか二枚目とは全く違う姿を見せてくれた。

もちろん、原作原理主義の方には、受け入れがたいキャラクターの改変もあるのだと思う。
しかし、漫画アニメと実写はあくまでも別物であり、かなりのところが変わるのはやむを得ないというより当然である。
そこを受け入れられないような狭量さを、ジョジョが喜ぶだろうか。

三池崇史監督は、「テラフォーマーズ」でしでかされたが、今作ではしっかり結果を出されたと思う。
第一章というくらいだから続編も作られるのだろうが、このテンションであれば二作目も期待できる。

完璧な作品であるはずもなく、辻褄が合わないところや、登場人物の行動が理解できないところなど、欠点も多い。
突っ込みどころも満載である。
それでも、夏休みに観る娯楽作品として、しっかり水準をクリアしている。
ジョジョファンの人も、食わず嫌いはもったいない。

派手なスタンド
芝居がかった臭いセリフ、
かみ合っているようなかみ合っていないような不思議な背景。
ひっくるめて楽しめる。

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