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1970年代 西城秀樹さんが音楽の入口だった [ヨモヤ]

歌手の西城秀樹さんが亡くなられた。
63歳だった。

「ちびまる子ちゃん」の中で、西城秀樹さんが当時のトップアイドルとして描かれているが、確かにあの世代(私もそう)にとって彼の存在は大きかった。
新御三家として、郷ひろみさん、野口五郎さんと並び称される存在だったが、西城さんは、「絶唱型」として音楽面の訴求が強かった。

西城さんがブレイクした「情熱の嵐」が発売されたのが1973年。
当時、グループサウンズはピークを過ぎていた。
フォーク・ソングは人気があったが、その世界観は子供が入っていけるものではなかった。
1978年にサザンが登場するまでロックバンドも一般的な人気を獲得する存在ではなかったから、子供たちが音楽に触れるのは歌謡曲がほとんどだった。
そして、歌唱力の高い西城さんは、音楽の入口ともいえる存在だった。

もちろん西城さんはアイドルとして活躍されていて、ミュージシャンとして認知はされていなかった。
しかし、どのように認知されていようと、子供たちは素直に影響される。
西城秀樹さんに憧れて育ったロック・アーティストによる
『西城秀樹ROCKトリビュート KIDS' WANNA ROCK!』
なるアルバムが作られたのはそのわかりやすい発露である。
T.M.Revolutionさんも、西城さんへの思いを語られていた。

「薔薇の鎖」でのマイクスタンドパフォーマンスも印象深い。
「ヤングマン」での狂熱は今でも瞼に焼き付いている。
西城秀樹さんは、多くの人間に影響を与える、スターらしいスターだった。
お亡くなりになった後も、西城さん的なものは、脈々と受け継がれていく。
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案の定としか言いようがない北朝鮮の対応  ~ 日本的には意外性は全くなし ~ [ヨモヤ]

北朝鮮国営が、予定されていた韓国との閣僚級会談を中止すると一方的に発表した。
理由は、米韓両軍が始めた定例の共同訓練を
「意図的な軍事挑発」
とみなしてのこと。
米朝首脳会談についても、
「改めて考慮せざるを得ない」
として、中止を示唆したという。
「トランプ米政権が一方的な核放棄だけを強要しようとするなら、われわれはそのような対話にもはや興味を持たないだろう」
とも警告しているらしい。

この件について米CNNテレビは
「トランプ政権は北朝鮮の発表に、完全に意表を突かれた」
と報じたというが、北朝鮮との付き合いの長い日本としては、何の意外性もない。
そんなこともあるだろうなあ、
と思うし、
あの国らしいなあ、
とも感じる。
既視感満載である。

交渉前にハードルを上げるのは、トランプ大統領の常套戦術でもある。
交渉上手を自任している両国が、足元を見合っている感じであろうか。

この先、米朝首脳会談が実施されたとしても、似たようなことは繰り返し起こるだろう。
北朝鮮とはそうした国である。
これが、あの小さな国が世界を相手に立ち回るための処世術でもある。

顔をつぶされた格好のトランプ政権がどう出るか。
やられっぱなしというわけにはいかないだろうが、中止になった場合のダメージはアメリカ側にある気もする。
日本にとっても全く他人ごとではないだけに、注目せざるを得ない。

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一年目から波乱万丈の清宮劇場 [ヨモヤ]

今年の野球界の最大の話題はエンゼルスの大谷ということになるだろうけれど、国内での注目はとなると、日本ハムの清宮だろう。
高卒ルーキーであり、一年目から大活躍というのはなかなか難しいところだが、開幕から1月半ほどで、すでにいろいろな話題を振りまいている。

まず、オープン戦は散々だった。
なんともはや、7試合19打席ノーヒット。
これだけ打席に立てば、1本くらい出そうなものだが、いい当たりもほとんどなかった。
さらに、限局性腹膜炎の影響で入院と、目も当てられない状況だった。

開幕を2軍で迎えるも、12打席ノーヒット。
オープン戦から31打席ノーヒットとなったわけだが、ピッチャーならともかく、野手でこれだけ凡打を続けるのも珍しい。

しかし、13打席目に1本出てからは、ポンポンと快音が続くようになり、あれよあれよとホームランを4本。
あっという間の1軍昇格となった。

1軍では、デビュー戦からヒットがつながった。
苦しんでいたオープン戦やファームでの試合が嘘のように、デビュー戦から7試合連続安打。
これは、ドラフト制後の新記録だという。
しかも、7試合目のヒットは特大のホームランで、これはどこまで記録を伸ばすのかと注目された。

しかし、そこからは再び谷底。
ぱたりと快音が聞かれなくなり、19打席連続ノーヒット。

これはもう、好不調の波が大きいという次元を超えている。
絶叫系ジェットコースター並みの浮き沈みである。

もちろん、これは自慢できることではない。
レギュラーとしてしっかり打線に入ってチームに貢献するためには、コンスタントに力を発揮する必要がある。
なのだが、この大味な展開も、清宮に関してはスターならではなのかと思わせてしまう。

日本ハムは、若手選手が育つチームだし、
栗山監督の育成の手腕も特筆もの。
これからどんな物語が紡がれるのか。
清宮劇場は、まだ始まったばかりである。

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難しい消防団問題 ~ 幽霊消防団員の訴えるもの ~ [ヨモヤ]

毎日新聞が、スクープのような形で
<岡山市>「幽霊消防団員」348人に1,460万円
と報じている。
「幽霊消防団員」と聞くとなんのことか一瞬わからないが、要は全く活動していない名前だけの消防団員のことで、この348人は、全員参加が原則の訓練大会やその練習にも参加していないのだという。
これは全体の約8%に当たる人数らしい。

何も活動していないのに報酬をもらうとはとんでもない、と思うかもしれないが、割り返してわかるように一人当たりの報酬額は非常に小さい。
これは2年分の金額だから、一人当たりに直すと年額21,000円。
月にすると1,750円。

しかも、実際にこの金額を一人一人の団員が受け取っているわけではなく、各分団が一括管理しており、個人が使えるお金になるわけでもないらしい。

毎日新聞の記事によれば、岡山市のある分団の場合、月1回飲み会があり、そこにはほぼ強制参加させられるのだという。
その代わり、参加費は無料。
経費は消防団員への報酬や手当で賄われている、という。

報酬を飲み会費用に使っていることを、
「とんでもないこと」
ととらえるか、
「災害の際に、息を合わせて連携するためには普段のコミュニケーションが大切」
ととらえるかは、人それぞれだと思う。

また、「幽霊消防団員に報酬」と言われても、消防団の方々の認識は、記事中にもあったが、
「基本的に、後任を見つけないと分団は辞められない前提だから、幽霊はいないはず」
というものであろうし、
「活動していないから幽霊と言われるが、本当に必要な機会があれば、消防団はきっちり駆けつける」
という思いも持っておられるかもしれない。

消防団員の方々は、東日本大震災のときにも大きな働きをされ、その役割が重要であることは確かだと思う。
しかし、
人口減少、
地域社会の高齢化、
コミュニティの希薄化、
自営業者の減少、
などの理由により、これまでどおりの活動に無理が生じていることも事実であろう。
なり手がいないことが、今回の幽霊消防団員問題の背景にあると思う。

今回の報道がきっかけになることはないかもしれないが、消防団のあり方については、いずれ大きな見直しが避けられないと思う。
維持や誇りも大切だが、現実に即した対応も必要である。

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大谷が思い出させる綺麗なストレートの素晴らしさ [ヨモヤ]

メジャーでは、綺麗なストレートは通用しないと言われて久しい。
速い球を投げるピッチャーはいくらでもいるので打者はスピードには慣れており、素直な球ではなく、打者の手元で変化をさせないと打たれてしまう、というのである。
実際、綺麗なストレートの代表選手のような藤川球児も、メジャーでは成功しなかった。
去年のWBCで、日本は準決勝でアメリカに敗れたが、そのときもメジャーのピッチャーが投げる「動く球に対応できなかった」と言われた。

日本では、綺麗な球を投げるように教わる。
ボールの握り方から指導され、縫い目にしっかり指をかけて投げるように仕込まれる。
回転軸が地面と垂直になるような球筋が正しいとされ、正しい回転の球は、
「伸びがある」
「生きている」
「切れがある」
「手元まで球速が落ちない」
と言われてきた。

オープン戦で大谷が再三打ち込まれるシーンを見て、少なからぬ評論家が
「メジャーでは、動く球がないと通用しない」
とコメントした。
そんなものか、と思った人も多いだろう。

ペナントが始まり、オープン戦時と打って変わって投手大谷も順調に勝ち星を重ねているが、投球スタイルが変化したようには思えない。
つまり、日本時代と同様、「綺麗なストレート」を投げ、抑えているのである。

今の大谷を見ると、シャカリキにストレートで抑え込もうとしているようには見えない。
自然にストレートを投げ、キレとスピードで空振りかファウルを奪ってカウントを稼いでいる。
「綺麗なストレート」が十分通用している。

もちろん「動く球」には、早いカウントで打ち取れる可能性が高いといった利点もある。
しかし、肘に負担がかかる面もあるようだ。

どちらがいいとか悪いとかいう問題ではないが、少なくとも「綺麗なストレートが駄目」というわけではないことははっきりしたと思う。
(評論家が当てにならないことも改めてわかるが、これは前から知っていた)
「綺麗なストレート」を投げ込み、バットがボールの下を通って空振りになる。
この美学は捨てがたい。

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頑張れ!男の子  ~ 子供世代で男子が40万人も多い時代 ~ [ヨモヤ]

例年、5月5日の子供の日に合わせて、総務省が14歳以下の子供の人口推計を発表する。
今年の推計によれば、
・子供の数は、前年比17万人減の1,553万人
・減少は37年連続
・子供が総人口に占める割合は、前年比ポイント0.1ポイン減の12.3%と44年連続の低下
・比較可能なデータがある昭和25年以降、人数、割合とも過去最低を更新
とのことだった。
子供が減ることには、今さら意外性も、驚きもない。
来年も、また減るだろう。

というわけで、総数の減に驚きはなかったが、今まで見過ごしていたのは男女の内訳。
子供の数1,553万人中、
男子が795万人、女子が758万人
だというのである。
性別は半々であるのが自然の摂理のはずなのに、この差は大きい。
同年代が一対一でカップルになっていくと想定すると、男子が40万人も余ってしまう計算である。
これはムゴイ。

日本の総人口は、4月の概算値で1億2,653万人。
うち男性 6,156万人、女性が 6,497万人。
つまり、340万人も女性の方が多い。
女性の方が長生きするから、総人口では逆転する。

年齢別に見ると、0歳~54歳までは、どの年齢区分でも男性の方が多い。
逆に55歳以上となると女性の数が圧倒的に多くなる。

この状況から、男の子はますます大変になるだろうと推察する。
男の子たちは、女の子を獲得するうえでも、やりたい仕事に就くうえでも、厳しい競争になると覚悟した方がいい。
だって、男の数が余ってるんだから。
女の子75人に男が80人いるんだから。
人手不足が深刻化していて、仕事の総数は人数に対して十分に供給されるだろうけれど、やりたい仕事はいつの世でも過当競争になる。

なんとかなる、ではなんともならない時代になっている。
しかし、泣き言を言っても始まらない。
頑張れ!男の子。
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楽天 開幕31試合で自力優勝が消滅  ~ フロント、首脳陣、選手は痛切な反省を ~ [ヨモヤ]

開幕から、わずか1月ちょっと。
パ・リーグの楽天の自力優勝が消滅した。
あまりにも早過ぎる。

もちろん、自力優勝が消滅したから絶対に優勝できないというものではない。
次の試合に勝って、西武が負ければ、すぐに自力優勝の目が復活する。
しかし、とんでもないくらいに負けが込んでいることは事実である。
あまりにも酷過ぎる。

今年の楽天の前評判はそれほど悪くなかった。
則本、岸という二枚看板は球界屈指と呼べるほどだし、そこに美馬、藤平、辛島らで構成する先発投手陣は、まずますの布陣に思えた。
打線は、ウィーラー、ペゲーロ、アマダーという外人勢に左右される面は大きいとは言え、茂木、銀次、今江などと合わせ、打てなくてしょうがないという感じにもならないだろうと思えた。

それが、ペナントが始まってみれば、打てない守れない。
失点も得点もリーグワーストではどうしようもない。
加えて、抑えの松井が全く機能せず、わずかな勝ち試合までフイにしてしまっているから手の施しようがない。

楽天は、球場のボールパーク化が功を奏し、連日大勢のファンでにぎわっている。
野球以外にも楽しめる要素があるとは言える。
それにしても、連日連夜無様な負け試合を見せられては、ファンの気持ちも萎えるというものである。

フロントは、現状を恥じるべきである。
去年から今年にかけて、一体どんな補強をしたというのか。
外国人選手にスタメン枠3人を使う状況が続いているが、どういうビジョンで、どういうチーム作りをしているのか。

首脳陣は、ファンに詫びなければならない。
こんな姿を見るために応援しているのではない。

選手は、よく考えてほしい。
自分たちのプレーが多くの人を励ましていることを。
不甲斐ない試合を見せられたファンが、どれだけ悲しい思いをするかということを。

当然のことながら、まだシーズンは終わっていない。
今は西武がぶっちぎっているが、このままのペースで勝ち続けるとは思えない。
ソフトバンクも、サファテが今シーズン絶望とのことなので、付け入るスキは大いにある。
楽天は、是非やり返してほしい。
プロがやられっぱなしでどうするのだ。
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かつての最強投手 ダルビッシュの復活を待つ [ヨモヤ]

ダルビッシュは、日本野球で歴代ベストナインを選ぼうとする際、必ず候補に挙がる存在だと思う。
日本にいた頃のピッチングは、金田さん、稲尾さん、江夏さん、野茂さんらと並び称されるレベルの投手であった。

高卒で入って、
7年間で93勝38敗。
勝率は7割を超えている。
そして何より驚くのがその防御率であり、
5年連続1点台を記録し、
通算でも1.99であった。

多くの選手の場合、アメリカでプレーする前には、「通用するかどうか」「どれだけやれるか」といった議論がなされるが、ダルビッシュの場合はそのレベルではなく、
「サイ・ヤング賞を獲れるかどうか」
という興味があった。

メジャーに渡ってからも、
16勝、13勝、10勝と3年連続2桁勝利。
特に2年目はサイ・ヤング賞の投票で2位になり、メジャーでも一級品の投球を見せていた。
しかし、そこから歯車が狂い始めた。

肘の靭帯を痛めて2015年を棒に振り、
トミー・ジョン手術後も、かつてのようなパフォーマンスを取り戻せずにいる。
世界一請負人として移籍したドジャースでは、ワールドシリーズで2試合連続で大炎上してしまった。

それでもダルビッシュの商品価値は落ちず、2018年にはカブスと6年1億2600万ドルの大型契約を結んだ。
これだけの額をもらえば、相当な働きをしなければ批判にさらされる。
それがここまで6試合で0勝3敗、防御率6.00。
ホームゲームでブーイングが湧いたとのことだが、それもやむを得ないだろう。
投げている姿を見ても、何か縮こまった感じで、かつてのように打者を見下ろしている感じはない。

ダルビッシュのコメントを見ると、
「人生で苦しんでいる時が、人生を学んでいる時だと思っている」
と前向きである。
また、先日打たれた後には、
「ここ2年ずっと悩んでいた、『課題』が今日は出ずやっと前に進めそうな気がしています」
などとしているから、何かをつかんだのかもしれない。

全盛期のダルビッシュを知る人間からすれば、今のダルビッシュは見ていて辛い。
ストレートもスライダーもパワーカーブも、そしてコントロールも、あの頃とはまるで違う。
マウンドの姿も小さくなってしまったように見える。
まだ31歳。
これからメジャーで100勝くらいしてもぜんぜんおかしくない年齢である。
マウンドに君臨する姿を、また見せてほしい。

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立憲民主党のコメントから今の憲法論議を考える [ヨモヤ]

憲法記念日に合わせて、各党がコメントを出している。
それぞれの個性が表れる内容になっているが、なかから立憲民主党のコメントを取り上げて、憲法論議を取り巻く状況をおさらいしてみたい。
立憲民主党を選んだのは、党名に憲法を掲げているし、野党で最も支持率が高い政党であり、非自民の考え方を知る、一つの指標になるだろうと思ったからである。

途中、いろいろ突っ込んでいくが、一部だけを抜き出して曲解しているように思われるのもなんなので、長くなるが全文を掲載する。
『 』内が、立憲民主党からのコメントである。

『本日、日本国憲法の施行から71年を迎えました。
 日本国憲法の核である「国民主権」「平和主義」「基本的人権の尊重」は、戦後、日本国民が長い年月をかけて育み、定着させてきたものです。日本の自由と民主主義、平和と繁栄の土台となっている日本国憲法の歩みを重く受け止め、本日の憲法記念日をお祝いします。』

ちなみに、自民党のコメントは、「憲法記念日を迎えました」とだけしている。
他の政党も、特別お祝いは述べていないが、民進党は、「本日の憲法記念日を心から祝したいと思います」としている。

『日本の中には、現行憲法を一字一句変えるべきでない、議論をすることそのものを改憲への入り口として拒否する、いわゆる「護憲派」と、権力行使を容易にし、国民の義務規定の創設や、国民の権利を制限する方向の憲法改正を主張する、いわゆる「改憲派」の二つの大きな流れがあります。』

あれ?
護憲派の定義はまだいいとして(多分、護憲派の中でも異論はありそうだけれど)、「改憲派」の内容がほとんど初耳。
改憲派って、「権力行使を容易にし、国民の義務規定の創設や、国民の権利を制限する方向の憲法改正を主張する」人たちだったっけ。
ちなみに、改憲派であるはずの自民党のメッセージには「①安全保障に関わる自衛隊②統治機構のあり方に関する緊急事態③一票の較差と地域の民意反映が問われる合区解消・地方公共団体④国家百年の計たる教育充実について」をテーマにすると述べられている。
立憲民主党の定義とは全然違う。
権利を制限する方向の憲法改正を主張している人も、まあ、いなくはないのだろうが、改憲派はそれのみとするのはあまりにも無理がある。
どうしてこんな無理な定義をしようとするのか、私にはうまく理解できない。
ちなみに、よく読むと、「護憲派」の方々についてもちょっとディスり気味である。

『しかし、憲法を改めようとするのであれば、このような思想的、観念的・抽象的な議論ではなく、憲法の規定が原因で、政策遂行に支障が生じることがあるのか、あるいは憲法に規定がないことによってどのような不都合が生じるのかなど、その必要性について具体的な事実に基づいて検討されることが必要不可欠です。』

ここは至極当然のことを言っている。
改めようとしている人は、誰だってそうしようとしている。
むしろ、改めようとしない人が、事実に基づいて検討していないのではないだろうかと思う。

『いま日本国憲法は、大きな危機に瀕しています。
森友学園問題、加計学園問題、PKOの日報問題等にみられる文書改ざんと隠蔽は民主主義の根幹を揺るがす非常に深刻な問題です。
基本的人権の中でも、特に重要な人権である表現の自由が民主主義のプロセスにとって有効に機能するためには、その前提として、国民が十分かつ正確な情報に接していることが必要不可欠です。民主主義の前提となる「知る権利」について議論を深め、公文書管理や情報公開の在り方を正していきます。数の力で、この国のかたちを歪める安倍自民党政権に、立憲民主党は正面から対峙してゆきます。』

まあ、仕方がないけれど、やはりそう来られたか。
真面目な憲法の話を聞きたかったけれど。
年に一度の憲法記念日、立憲を名前に掲げる立憲民主党さんだけに、ガッツリした憲法論が示されるのかと思ったけれど。
残念ながら、というか、当然の選択なのだろうけれど、憲法について大上段に語るより、現政権を批判する方に流れてしまった。
この日くらいは憲法について語っても、とは思うものの。

『憲法記念日にあたり、立憲民主党は、権力を制約し、国民の権利の拡大に寄与するとの観点からの憲法の論議、立憲主義の観点からの憲法論議、「立憲的憲法論議」を深めることを、改めてお約束致します。』

最後に力強く論議を深めることを約束してくださったのだが、具体的な中身はなし。
どの内容を、いつまでに、どうしたい、というのは、どうやら無いようだ。
自民党及び日本維新の会は当然のこととして、公明党や希望の党も具体的な項目を挙げて議論すべき旨を表明していただけに残念である。

以上、立憲民主党の憲法記念日へのコメントについて概観してみた。
同党のコメントは、良くも悪くも、マスコミを通じて語られている言葉の最大公約数的な感じがした。
一般的な感覚も、これに近いのだろう。

今の憲法は、その成り立ちから、不健康で不健全である。
また、時代の変化に合っていない面があるのも、普通の人は認めるところであろう。
憲法を本当に大切に思うのなら、正面から向き合って、直すべきは直すべきだと思う。
そして、思いのある人が憲法を直すことの先頭に立つべきだと思う。
まあ、憲法改正では票にはつながらないのかもしれないけれど。

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南北の連携が日本にとっても喜ばしいことになりますように ~ 「徴用工」問題を見ていると不安が募るが ~ [ヨモヤ]

韓国の市民団体が、釜山の日本総領事館前に日本統治時代に朝鮮半島から労務動員された「徴用工」を象徴する像を設置しようとしているらしい。
警官隊がそれを阻止しているらしいが、にらみ合いが続いているという。

この問題に関して日本政府は、在外公館の安寧や威厳の維持を定めたウィーン条約に抵触するとして韓国政府に対応を求めている。
しかし、条約がどうこう言うより、同盟国の大使館の前にそうしたものを設置しようという感覚自体が信じられない。

報道によれば、韓国国内でも、
「日本による強制徴用は忘れてはならない悪行だが、過去にとらわれて未来のために何もできず、対立ばかりしていては国家的に消耗するだけだ」
「日本総領事館の目の前に徴用工像を設置すれば、韓国にとって必ず外交的な負担になる」
といった冷静な意見もあるようだが、それが多数になるかどうかはわからない。

南北首脳会談が無事に終わり、融和ムードが漂っている。
日本にとっても、朝鮮半島の安定は歓迎すべきことである。
ただ、この両国が手を携えて矢を向けるとすれば、それは世界中で真っ先に日本である気もする。
「解決済み」としている徴用工問題でも、北が絡めばまた一からになりかねない。

国際的な約束を再三反故にしてきた北朝鮮。
日本との約束をいつも守らず、退任後の大統領が次々に逮捕される韓国。
この両国が束になって向かってきたら、日本にとってはまさに悪夢である。
そうならないための努力が外交であり、外務省に頼り切るだけではなく、モリカケにお忙しい議員さんは最初からあきらめるとして、心ある方々は、今からしっかり心を砕き、汗を流してくださるように願いたい。

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