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どう見てもテストは形式だけだろうけれど  ~ 松坂の今シーズンにはやはり注目 ~ [ヨモヤ]

松坂の中日ドラゴンズへの入団が決まった。
テストを経て、とのことではあるが、そもそも大ベテラン投手の状態を1月に見極めることに無理があるし、たったの22球を投げただけとのことであるので、テストはごく形式的なものであり、合格ははじめから決まっていたのだろう。
中日は、戦力というより、「別の要素」で獲得したと考えるのが妥当だろう。

別の要素、とは、まずは他の選手への刺激である。
レジェンドと称される選手とプレーすることは気持ちが上がる要因になるだろうし、注目されながらプレーすることになれば緊張感も高まる。
もちろん、練習法などで参考になる面もあるだろう。

さらに、営業面でのプラスが大きい。
今や中日は、セ・リーグで一番の不人気チームとなってしまっている。
2018年シーズンも、特に目玉がなく突入するところだった。
松坂の加入で、一気に注目度が高まり、キャンプ・オープン戦の動員につながることは間違いない。
年俸2,000万円などといわれているが、これなら即時回収が可能であろう。

だから、今回の中日入団は、松坂が今の実力でつかみ取ったものとは、少しニュアンスが違うと考えるのが普通の感覚だと思う。
しかし、それがわかっていてなお、松坂を追いたい。

なんといっても、「松坂世代」の親玉である。
「平成の怪物」である。
メジャーで18勝3敗を記録した選手である。
数多くのプロ野球選手がいるが、「別格」の存在である。

それだけの存在である選手が、2015年からほとんど投げられていない。
それでも辞めていない。
ソフトバンク時代には、さんざん批判されてきたが、ボロボロになっても続けている。
松坂が何を求めているのか、何を探しているのか、一緒に見てみたい。

誰が見ても、かつてのような活躍は難しいだろう。
しかし、ひょっとしたら、と夢を見ることはできる。
それが、プロ野球の醍醐味の一つでもある。

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雪の日恒例 温暖化対策について考える [ヨモヤ]

私は、温暖化対策について一直線にはなれないでいる。
しかし、世界的な潮流が「温暖化対策 = 善」となっているし、温暖化していることに傾斜した報道しかされないような気もしているので、普段はあまり言ってもとどかない気がする。
そこで、毎回大雪の日に、温暖化対策に関する疑念を書いている。
こんな日くらい、考えてもらえるかもしれないからだ。

温暖化対策をするのが当たり前のようになっているが、本質的に何が不都合なのか理解されているだろうか。
暑いのは困るなあ、くらいのノリだろうか。
白くまがかわいそう、といったニュアンスになっていないだろうか。

温暖化対策 → 二酸化炭素の排出抑制 → 原発推進、
という流れになりがちであり、温暖化対策を進めることは世界での原発建設を促進することにつながりかねないが、日本人はそれを了としているのだろうか。

環境省のホームページによれば、平成29年度地球温暖化対策関係予算は、
「2030年までに温室効果ガスの削減に効果があるもの」が4,325億円、
「2030年以降に温室効果ガスの削減に効果があるもの」が566億円、
「その他結果として温室効果ガスの削減に資するもの」が2,903億円、
「基盤的施策など」が382億円、
合計で 8,176億円であるという。
この額が妥当だろうか。
ちなみに、同じく29年度予算で比較すると、例えば、
保育園の整備促進に関する予算は564億円、
スポーツ関係予算は334億円、
である。
温暖化対策費と比較してどうだろう。

この冬は、寒波に関するニュースが多い。
アメリカやロシアでは、記録的な低温となり、いろいろな被害をもたらしているようだ。
それは一部の地域に限ったことかもしれないが、こうした機会に、温暖化対策の意義や、日本が行うべき温暖化対策、温暖化対策についての費用対効果、などについて考えるべきではないだろうか。

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元阪神マートンの言葉から改めて知る日本野球の魅力 [ヨモヤ]

阪神で6年間プレーし、2016年からアメリカ球界に復帰していたマット・マートン選手が引退を表明した。
マートンと言えば、214安打というシーズン最多安打のセ・リーグ記録を持つ一方、能見が先発した試合でのミスについて聞かれたときに、「アイ ドンド ライク ノウミサン」とのコメントを残して物議を醸すなど、お騒がせな面もあった。
(その後、マートンは能見に再三謝罪したらしく、能見も笑い話にしているようだ)

阪神の記事ならお任せ、というデイリースポーツが、引退に際して行ったマートンからのインタビューが掲載されていた。
それを読むと、メジャーと日本の違いや、レベル差云々を超えた、野球の楽しさ、日本野球の魅力が、改めて伝わってくる。
以下、いくつか引用してみたい。

「どんな形であってもチームの勝利に貢献できた時の気持ちは格別。ファンの歓喜とパッションは忘れられないですね」
「チームが勝つことでファンは笑顔になり、涙を流す。外野の守備に就いた僕に向かって見せる表情から伝わってくる感情は、言葉では説明できない特別なものだと思う」
「甲子園で週末に行われるデーゲームは最高でしたね。美しい青空に風船が打ち上げられ、大きな球団旗がはためいて…。あの光景は生涯忘れないです」

ファンの熱狂、独特の応援スタイル、爆発する歓喜、などに触れて、マートンが熱い思いをもってプレーしていたことがわかる。
阪神は少し特別なチームであり、甲子園という空間も異質ではある。
しかし、根本的なところは、どの球団でも変わらないと思う。

今年も、多くの外国人選手たちが海を渡ってくる。
それぞれにドラマがあり、違った思いをもって日本でプレーする。
「ガイジン」とひとくくりにしないで、一人一人の人となりに注目すると、さらに野球を観る楽しさが広がりそうだ。

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スポーツへの敬意が全く感じられない韓国北朝鮮の合同チーム [ヨモヤ]

韓国と北朝鮮が、アイスホッケー女子で合同チームを結成することを発表した。
韓国の文在寅大統領が目指す「平和五輪」の象徴としたいという思惑があるそうだが、英断と称える声はあまり聞かない。

オリンピックは、4年に1度の大舞台である。
それも自国開催となれば、一生に一度あるかないかという、本当に貴重な場となる。
韓国の女子アイスホッケーチームはそれほど強くはないということだが、自国開催で勝利を挙げるべく、何年も努力を重ねてきたことと思う。
それが、オリンピック開幕1月前になって突然合同チームと言われても、すんなり受け取れるはずがない。

文在寅大統領は、
「(合同チームで)アイスホッケーチームへの関心を高めることで、マイナー競技の悲哀を拭い去る、いいきっかけになると思っています」
と発言されたそうだ。
つまり、はじめから勝利は期待していないということなのだろう。
これでは選手もやりきれない。

スポーツを政治利用するな、とはよく言われることである。
しかし、国際大会の舞台で政治が絡んでくることはよくあることでもある。
だから、あまりきれいごとを言っていても仕方がない。
それでも、スポーツに対する敬意だけでは忘れたくないものである。
北朝鮮の主張を丸呑みする韓国政府からは、スポーツを愛する気持ちや、選手を尊敬する気持ちは、まるで感じられない。
五輪開催国として、残念である。
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報道どおりなら許し難いICAN事務局長の暴言 [ヨモヤ]

昨年のノーベル平和賞を受賞された非政府組織(NGO)「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)のベアトリス・フィン事務局長が来日された。
核兵器の廃絶は、人類共通の願いであると思うし、そのことについて地道に取り組まれている姿は尊い。
しかし、日本に来られてからの言動が、本当に報道されているとおりだとすれば、ちょっとひどすぎると思う。
ここまで言われて怒らないのが日本人らしいと言えなくもないが・・・。

まず、安倍首相に面会を申し入れられ、それを断られたことを公にされていることについて、個人的には違和感を覚える。
安倍首相は、世界を代表する大国の首相である。
ノーベル賞をもらったのだから、会って当然ということなのかもしれないが、少し軽く見ておられるのではないだろうか。
総理は、来日期間中に欧州を歴訪されていたことから、誰が見ても日程的に厳しいし、そもそもアポイントが取れなかったことを明らかにするのはルール違反である気がする。
会えなかったことについて、報道によれば「失望した」とおっしゃっているようだが、一国の総理に一方的に面会を申し入れ、それがかなえられないからといって不満をもらすというのは、いかがなものだろうか。

しかし、まだこのあたりの失礼な発言は序の口である。
フィン氏は、対話集会で、核兵器禁止条約に参加しない日本政府について、
「(核廃絶を求める)合理的な国際社会から足を踏み外した」
とおっしゃったという。
自らが進める条約に入ってもらいたいという気持ちはわかるが、この条約には、日本のほか、アメリカ、ロシア、中国、フランス、イギリス、インド、ドイツ、スペイン、イタリア、オーストラリア、カナダ、韓国などなど、ほとんどの主要国が参加していないのも事実である。
「合理的な国際社会」というのがなんのことなのかさっぱりわからないが、
これだけ多くの国が参加していない状況からすれば、とても「足を踏み外した」とは言えないと思う。

このあたりの発言はそういう考えの人も世の中にはいる、ということで理解できるのだが、いくらなんでも看過できないのは次の言葉。
フィン氏は、日本が条約に反対していることに対し、
「広島、長崎以外で同じ過ちが繰り返されていいと思っているのではないか」
とおっしゃったというのである。
言っていいことと悪いことがあるとすれば、これは絶対に言ってはいけないことだと思う。
おっしゃっていることがめちゃくちゃでもある。
こんなことを言う人がいるとは思えないし、そのような方がノーベル平和賞を受賞されるとも思えないのだが、共同通信で報道されているので、事実なのだろう。

信じられない暴言であると思うし、日本に対する侮辱だと思う。
口が滑ったということで済まされる発言ではない。
日本人のICANの支持者の方々は、この発言に賛同されているのだろうか。

しかし、この発言に対して、日本中で怒りが広がっているという話は聞かない。
野党の方は、首相が面会しなかったことを批判しているくらいである。
繰り返すが、報道によれば、フィン事務局長は、
日本に対し、
「広島、長崎以外で同じ過ちが繰り返されていいと思っているのではないか」
と発言されたのである。
聞き流していいのだろうか。

まあ、海外の人、特に欧米人に徹底的に弱いのが日本の特徴でもあるし、
海外の人の発言に波風を立てないのも日本の特徴だけれど。

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さすがに日本国民で「韓国を信頼する」人はごく少数派 [ヨモヤ]

2015年12月、日本政府と韓国政府の間で、慰安婦問題に関する最終かつ不可逆的な解決を示した合意が結ばれた。
慰安婦問題については、朝日新聞の誤報が火をつけた要素が強いうえに、当時の日本の「国としての関与」に関しても議論がある。
また、日本としては、「日韓間の財産・請求権の問題は1965年の日韓請求権・経済協力協定で最終的かつ完全に解決済み」との立場である。
そのため、この合意を結ぶにあたっては、安倍総理もかなり厳しい政治的な決断をされたはずである。
決して、韓国側が一方的に譲った合意ではない。

しかし、そこまでして行った合意であるが、韓国がこれを遵守するかどうか、はじめから疑ってかかる人も多かったのではないかと思う。
私もその一人である。
政権が変わるたびに、世論の風向きが変わるたびに、日本に対する姿勢がコロコロ変わるのが韓国の常であり、「最終かつ不可逆的」と合意しても、おそらく反故にされると予想した。
だから、文在寅大統領が、合意は間違ったものとし、日本側に追加の対応を求める方針を示しても全く驚きはなかった。
「はい、来ましたね」
という感じである。
国と国で結んだ合意を一方的に反故にするのは完全なルール違反であるし、通常は恥ずかしい行為であるが、こと日韓関係において、そんな常識を言っても仕方がない。

ここで読売新聞社が全国世論調査を実施した。
慰安婦問題を巡る2015年の日韓合意について、韓国政府からの追加要求には応じないとする日本政府の方針について聞いたところ、
「支持する」と答えた人は83%
「支持しない」と答えた人は11%
とのことだった。
「支持する」は、内閣不支持層でも80%に上ったとのことである。
日本人は、国際的な波風を立てることを嫌う傾向にあると思うが、それでも今回のことは承服しかねるということだろうか。
また、「韓国を、信頼できると思いますか、信頼できないと思いますか」との質問では、
「大いに信頼できる」が1%、
「多少は信頼できる」が18%、
「あまり信頼できない」が43%、
「全く信頼できない」が35%、
となったとのことである。
つまり、約8割の人が韓国を信頼できない国と見ていて、「大いに信頼できる」とした人はわずかに1%だったのである。

しかし、こうした調査結果を見て、韓国の人が「さすがに国際間の約束を破るのはまずかった」とか、「これでは国としての信用を失ってしまう」とか、「やはりこれからは未来志向で行こう」とか、思われるかというと、全くそんなことはないだろう。
韓国は変わらない。
もうそれは十分にわかっている。
怒りもむなしさも残念さもない。
そういうお国なのである。
批判しているわけではない。
現実として、そういう国だと認識しなければならない、ということである。
そういうつもりでお付き合いしなければならない、ということである。

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私が投手5人を選ぶなら  ~ 「プロ野球総選挙」に刺激を受けて ~ [ヨモヤ]

テレビ朝日系特番「ファン1万人がガチで投票! プロ野球総選挙」を見た。
異論噴出であろうが、時代を超えて好きな選手を選ぶのだから、納得できないランキングになるのもある程度やむをえない。
では、自分なら誰を選ぶか考えてみた。
野手は、ポジションやら守備面やらでいろいろな要素があり、選ぶのがややこしいから、先発投手に限定して5人を選んでみよう。

まずは、放送されたランキングは以下のとおりである。
1位  日本ハム/エンゼルス 大谷翔平
2位  近鉄/ドジャースほか 野茂英雄
3位  西鉄・稲尾和久
4位  国鉄/巨人 金田正一
5位  楽天/ヤンキース 田中将大
6位  巨人・江川卓
7位  阪神・南海ほか 江夏豊
8位  日本ハム/レンジャーズほか ダルビッシュ有
9位  巨人/Rソックスほか 上原浩治
10位 巨人/パイレーツ 桑田真澄

ふうむ。
もちろん、いずれ劣らぬ好投手ばかりであるが、大谷の1位はさすがにない感じはする。
沢村さん、スタルヒンさん、米田さん、小山さん、別所さんといったオールドネームは軒並みランク外になっているが、これはまあ、仕方がないか。

私の5人を選ぶ際、この10人からは、野茂、稲尾、金田、マー君、江夏、ダルを候補としてピックアップしよう。
11位から20位までからは、18位の元ヤクルトの伊藤智仁、19位の松坂をチョイス。
ランク外からは、元ソフトバンクの斉藤和巳、元阪急の山田久志を。

実績からすれば、400勝の金田さん、神様仏様稲尾様のお二人を入れるのが順当なのだろうが、残念ながら、現役時代の投球を見たことがない。
知らない人を選ぶのも無責任な気がするので、お二人は除外させていただく。
同じ理由で、沢村栄治さんやスタルヒンさんも選ばない。

元ヤクルトの伊藤智仁さんは鮮烈だったが、いかんせん活躍期間が短すぎる。
通算勝利が37勝では、歴代の5人には入れにくい。

松坂は、甲子園、プロ、メジャーと陽の当たる場所を歩き続けた時代のヒーローだが、ここ数年の印象があまりにも悪過ぎるのが残念。

残ったのは、野茂、マー君、江夏、ダル、斉藤、山田の6人。
ここから、誰か一人を落とさなければならない。
これはキツイ。

一番落としやすいのは、斉藤和巳さんだろう。
通算勝利は79勝に過ぎないし、全盛期はわずか4年だったから。
しかし、全盛期の斉藤さんが、私の見た中で最高のピッチャーだった気がする。
ゆえに、いったん保留とする。

6人を見ると、左が一人しかいない。
となると、江夏さんにはぜひ入っていただきたい。
若いころの剛速球と、年季が入ってからの技巧。
抑えの役割を確立したという意味でも、エポックメイキングな存在だった。

マー君、ダルと現役メジャーリーガーが残ったが、この二人を超える実績を残している野茂さんを外すわけにはいかない。
独特のフォームがぱっと浮かぶが、アメリカン・リーグ、ナショナル・リーグの両リーグでのノーヒット・ノーランなど、素晴らしい記録を残された方でもある。

本格派が揃ったなか、ローテーションにバラエティを加えるためにも、通算284勝を誇るサブマリン、山田久志さんに入っていただこう。
阪急の黄金時代を支えた存在で、ここという試合にはリリーフもこなす、頼れる大エースだった。

ここまで書いてきて、落とす一人は、マー君と決めた。
楽天時代の24勝0敗、
ヤンキースのエースとして4年連続2桁勝利と、申し分ない成績だが、マー君はまだ20代。
さらに成熟してから選んでも遅くはない。

メジャーに行ってからのダルビッシュは、正直期待に応えてくれてはいないが、それも期待が大きすぎるが故。
日本時代は、5年連続防御率1点台など、とんでもない成績を残していた。
是非今シーズンは、15勝以上を挙げて、サイヤング賞争いに加わってほしい。

結果、選んだのは以下の5人。
野茂英雄、ダルビッシュ有、江夏豊、山田久志、斉藤和巳。
明日選んだらまた変わりそうだが、とりあえず今日のところは。

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やれやれ  ~ ガキの使いの黒塗り&ベッキー騒動で思う ~ [ヨモヤ]

大みそかに放送された
「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!大晦日年越しSP絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時!」(なんつう長いタイトル)
の内容の一部がネットを中心に批判されている。

論点は主に2点で、
1点目は、ダウンタウンの浜田さんが、顔を黒塗りにして、「ビバリーヒルズ・コップ」 に出演時の俳優エディー・マーフィをマネたこと。
これが、ブラック・フェイスとして差別に当たるのではないかとされている。
2点目は、ベッキーさんに、タイの格闘家がサプライズで蹴りを入れる、というシーン。
これを、いじめだ、暴力の肯定だ、という意見がある。

書きながら、2点目についてはつい笑ってしまった。
いろいろな人がいるなあ、と。
いや、えっと、あの、日本にはバラエティという枠組みがあってですね、出演者も見る側も一定の了解事項があってですね、仕掛けられた側はなるべく本気で怖がってですね、
と一からご説明申し上げたいが、話し終わる前に「だって嫌がってたじゃないか」「とにかく暴力反対」「人をいじめて何が面白い」などと反論されそうである。
やれやれ、ちょっとご納得いただくのは無理かしらん。

この問題について、認定NPOフローレンス代表理事をされている駒崎弘樹さんは、大変ご立腹なようだ。
ブラック・フェイスについては、ブログでこんなことを書かれている。
・・・引用・・・
多くの日本人は「そんな過去は知らない」「そんなつもりは無い」と言うでしょう。
しかし、例えばアメリカ人が「ヒロシマの人の真似」と言って、焼けただれボロボロになった格好をして笑いを取っていたら、我々はどう感じるでしょうか?
・・・引用おわり・・・
浜田さんによる、なんの差別的ニュアンスも感じられない扮装を見て、「ヒロシマ人の真似」に飛躍する発想にはちょっとついていけないし、ついていきたいともまったく思えない。
全く別の次元の例え話を持って来て、だから駄目と言われても・・・。
ちなみに駒崎さんは、日本のほんわかアニメのサザエさんについても、
「昭和の家族像を押し付け、サザエさんがパートに出たかと思えば『子どもが寂しがってる』という理由で辞めるような、ステレオタイプな育児観を撒き散らす。サザエさんの放映はもはや、百害あって一利なし」
とまでツイッターで書かれている。
ご立腹されることが多い方であることは確かなようだ。
やれやれ。

差別については、常に繊細であるべきだし、差別をされる側の感じ方に配慮すべきだと考えるが、今回の黒塗りをそこまで悪しざまに言う必要があるとは思えない。
差別的な意図がまるで感じられないからである。
誰が見てもそうだろう。
白人を真似るときの付け鼻と同じニュアンスである。
日本在住の黒人作家が不快に感じることをツイートしたことで話が大きくなっている面があり、そのように思う人がいる以上適切ではなかった、との考え方もあるだろうが、一人でもそういう人がいたらやれないとなると、表現活動は不可能になる。
なにしろ、サザエさんに対しても心底憤る人がいるくらいなのだから。
ちなみにこの黒人作家の方は、ブラック・フェイスをする日本人について、
「『彼らは子供で、わかっていないだけ。だから我慢しなきゃ』とも思う」
とおっしゃっている。
もし日本人が黒人の方々全般を指して、「彼らは子供で」と言ったら、これまた問題になりそうだが、言葉尻を捕まえ合うのはやめにしよう。

人間には、考える力も感じる力もある。
差別的な趣旨や人を貶める意図が感じられるのなら、批判されてしかるべきである。
そうではなくて、表面上だけで批判するようでは、考えることも感じることも放擲しているように思う。
せっかく人間なんだから。

ただ、一方的に番組を断罪しないで、真面目に論争するのなら意味があるかもしれない。
叩くことを目的化せず、
好戦的にならず、
上から目線にならず、
だから日本人は駄目なんだ的な発想にならず、
きちんと話し合うのなら、いいかもしれない。
難しそうだが。

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年々つまらなくなっていく紅白歌合戦  ~ 「数字がほしい」という思いばかりが伝わってくる ~ [ヨモヤ]

元旦付のスポーツ報知に、
「NHK、紅白大成功の裏で今年のしかかる重圧」
との見出しの記事が掲載された。
なんでも、2017年の紅白がえらい盛り上がってしまい、
「これだけ盛り上がってしまうと次回へのプレッシャーになる」
と話す関係者もいるなどと書いてあった。
1月2日の視聴率発表を前にして、「17年ぶりに50%の大台を突破するのではないか」との声もある、
というのである。

「はて?」
と思った。
私は、比較的紅白擁護派だと思っているのだが、そんな私から見ても2017年の紅白は実に退屈だったからだ。
内村さんの仕切りは達者だったが、
出演者の人選には全く共感できないし、
演出も考え抜かれたとは思えないものが連発され、
いい紅白とは、まったく思えなかった。

別に視聴率を取ればいいとも思わないし、視聴率が低くてもいいものはいいのだが、結果として2017年の紅白は39.4%と歴代ワースト3位の惨敗だった。
50%どころか、歴代最低が39.2%だから、ほぼ最悪の数字と肩を並べてしまっている。
報知の記事を書いた人は、ちょっと恥ずかしい思いをされているかもしれない。
しかし、あのメンバーとあの演出で、よく4割近くの人が我慢して見ているなあ、という気もした。

話題性を考えて、安室さんや桑田さんを引っ張り出すのは、番組制作側の気持ちとしてわからなくもないが、その2人にこだわるのなら、他の出演者の人選にももっとこだわってほしい。
「どうしてこの人が出ているの?」
という人を次々出しておいて、目玉だけで引っ張ろうとするのは、本末転倒だと思う。
また、せめて選ばれた歌手たちについては、その歌の良さを最大限に引き出すような演出を心がけてもらいたい。
曲から注目が離れてしまうような過度な演出は興ざめである。

にぎやかにやりたい気持ちもわからないではないが、もう少し出演者を絞って、しっかり音楽を聞かせてはどうなのだろう。
それで数字が下がるのならそれはそれでいいのではないか。
今のように、数字数字とそちらばかりを優先し、結果として歌は引き立たない、数字も伸びない、というよりましだと思う。
もともと歌番組なのだし。

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締め落とす浅倉 タップしないRENA  ~ ジョシカクの歴史に刻む一戦になったか ~ [ヨモヤ]

私はこのブログで、これからは女子格闘技、略して「ジョシカク」の時代が来るのではないかとたびたび書いてきた。
すでにアメリカでは非常に大きなムーブメントになっているが、日本でも同じような現象が起こる可能性があると考えているのである。
何しろ、日本女子の柔道、レスリングは世界最強レベルである。
きちんと盛り上げていけば、世界最高のジョシカク大国になりえる。
しかし、まだまだ「来ている」というところまでは行けていない。

年末に、数々の格闘技の試合が組まれた。
井上尚弥の勝ちっぷりは圧巻だったし、
田口良一の2団体統一には何やら感慨深いものがあった。
ほかにも、好勝負、熱戦、凡戦があったが、衝撃度では、浅倉カンナとRENAが戦った「RIZIN女子スーパーアトム級トーナメント」決勝戦がナンバーワンだったと思う。

RIZINには、運営上でいろいろな問題点があり、
リングに上がる選手の質や対戦カードにも課題が多い。
しかし、ジョシカクを盛り上げようとしてきた功績は大きいと思う。
そして、そのジョシカクのど真ん中にいたのがRENAだった。
強さ、ルックスに加えて、彼女のひたむきな姿が多くのファンの心をとらえた。
ジョシカクを背負って立つという覚悟も感じた。
ここで開催された「RIZIN女子スーパーアトム級トーナメント」も、RENAが優勝することが既定路線だったと思う。
そのRENAが負けたのはショックだった。
外国人にではなく、日本人に、それもかなり年の離れた後輩にやられたというのも驚きだった。

さらに、結末も衝撃。
後輩の浅倉は、遠慮なく首に回した腕を締め上げ、
RENAは落ちるまでタップしなかった。
引いてしまう人もいるような光景だが、女子格闘技の未来を語るうえで、貴重なシーンだったと思う。

そう、ジョシカクは激しい。
顔面をボコボコに殴られることもあれば、
腕を折られることもある。
今回のように締め落とされることさえある。
文字通り、命がけの決戦の場である。
そのことを、もっとも注目が集まる試合で、わかりやすい形で示した意義は大きい。

これを見て、自分には無理だ、と思う選手も少なくないだろう。
一方で、「思い切りやれる!」と勇む選手もいるだろう。
見る側の意識も変わる。
やるかやられるかの場だと思えば、一層力も入る。

ジョシカクについては、まだしっかりした体制が整備されていない状況で、誰が強いのかよくわからない。
これをしっかり整備して、日本で一番強い女子は誰か、ということがはっきりするような大会に出来れば、一層盛り上がっていくはずだ。
柔道かレスリングでのメダリストが参戦すれば手っ取り早く注目度が上がるが、そうしたことに頼らず、着実に階段を上ってほしい。
2018年が、いよいよ一般にもジョシカクが広がっていくステップになることを願っている。

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