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丁寧に描かれている「はじめの一歩」に撃ち抜かれる  ~ 「ただいま」が沁みる ~ [ヨモヤ]

1989年から「週刊少年マガジン」で連載されているボクシング漫画「はじめの一歩」。
私の大好きな作品で、第一話からずっと読んでいる。
いじめられっ子がボクシングに出会って変わっていく、
という展開はありきたりだが、一人一人を丁寧に描いているので、深く感情移入できる。
宮田くんや千堂といったライバルも印象深いし、
ジムの会長や、同僚の鷹村、青木、木村、板垣といった面々もしっかり立っている。

ただ、数年前から、「長くなり過ぎた」という感はあった。
余分な試合を重ね過ぎ、冗長になった。
クライマックスとなるべき、宮田くんとの対戦を引っ張りに引っ張った挙句、結局戦わずじまいになってしまいそうなのは、正直興ざめだった。

ここまで長引かせた以上、どうせ世界チャンピオンになって、防衛戦で宮田くんと戦うのだろう、などと思った。
若しくは、先に宮田くんに挑戦させて、負けた後に弔い合戦か。
どちらにしても、あまり面白い展開ではない。
しかし、そんな予想は根本から覆された。
なにしろ、一歩がどうでもいい相手に連敗して、引退してしまいそうなのだから。

ずっと読み続けている人間にとって、この展開は衝撃である。
普通の漫画や小説、映画の定石からあまりにも離れているから、びっくりせざるを得ない。

評判は悪い。
そんな馬鹿な、という人が多いようだ。
しかし、作品は作者のものであり、読み手はそれを受け入れるしかない。
質が落ちたのなら批判していいが、自分の思った展開にならないからといって文句を言っても始まらない。

最新号では、いつも厳しい会長が、
「今までよくやった」と一歩をねぎらう。
しかってもらうことを期待していた一歩は、「もう叱っても、もらえない」と気づき、
「終わったんだ・・・」
と自分に言い聞かせる。
このシーンを思い出していると、こちらも、ついこみあげてくるものがある。
終わったんだ・・・。
終わったんだ・・・。

会長は最後に「ボクシングをやってよかったか?」
と聞き、
一歩は、明るく返事をする。
一人寝床に入った一歩は、会長の姿を思い出しながら、悔しさがこみ上げ、握り拳を床に叩きつける。
そして、それですっきりしたのか、母に一言
「ただいま」
元の、ボクシングをやっていない普通の息子に戻ったという挨拶なのだろうか。

作者が崩壊してしまい、やけになって終わらせている感じではない。
絵もセリフも実に丁寧である。
展開はあまりにも唐突だが、実際のボクシング界ではよくあることだろう。
むしろ順調にチャンピオンになる方が、普通ではないはずだ。

1989年スタートだから、もうかれこれ30年近く、マガジン発売の水曜日になると一歩が気になっていた。
その習慣が終わるのだろうか。
そうなると、読み続けている漫画が一つもなくなってしまう。
終わったんだ、ということだろうか。

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男にとっては衝撃 女性の約半数が夫婦の愛情が急速に冷え込む「産後クライシス」を経験とか [ヨモヤ]

出産をきっかけに、夫婦が疎遠になることがあると聞く。
しかしそれは、子供が生まれたことによって、母性が男女間の愛情を上回るからであり、自然なことかと思っていた。
夫婦の愛情が冷めたわけではなく、子供への愛が勝っているものかと。
それがそうでもなさそうである。
岡山大学の調査によれば、
母親に産後クライシス(出産後2年以内に夫婦の愛情が急速に冷え込む状況)について聞いたところ、
「かなり当てはまる」は10・3%、
「どちらかといえば当てはまる」は39・6%、
だったという。
つまり、約半数の人が、産後クライシスを経験しているのである。

これは、男性にとってはちょっとした衝撃だと思う。
子供が生まれて、幸せいっぱいの家庭生活が始まったと思いきや、女性の半数は夫への愛情が急速に冷えているというのだから。
ワオ。

もちろん、こうした調査で、「どちらかといえば」という項目があれば、そこを選びがちであり、約半数という数字を鵜呑みにする必要はないと思う。
それにしても、ではある。

男としては、どうすればいいだろう。
「ひょっとしてクライシス状態か?」
などと疑心暗鬼になりながら接するのもなんである。
かといって、妙にやさしくするのもうっとうしいだろう。
愛情を持ち、自然体で暮らしながら、できる限り子供の面倒をみて、家事もしっかりやるという、当たり前のことを続けるしかないのだろう。
それでクライシスなら、受け入れるしかない。
それにしても、ではある。

待ち望んだ子供が生まれて、それで夫婦の愛情が冷えてしまっては、なんのことやらわからない。
女性に非があるわけでも、もちろんない。
ううむ。

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キタサンブラック勝利の裏の泣ける話  ~ 武さんから後藤さんに捧げる勝利 ~ [ヨモヤ]

メジャーリーグの方がレベルは高いのだろうが、私は日本のプロ野球が大好きだ。
浪花節的、湿っぽい感じに心惹かれる。
かつての甲子園のヒーローが復活、とか、
一度解雇された男の不屈のカムバック、とか、
そういう話が大好きだ。

競馬も、しょせんはギャンブルと割り切ってみる人も多いだろうが、私にとっては浪花節的要素が強い。
オグリキャップをはじめとする地方出身の馬の活躍や、
苦労人の騎手の久々の勝利などに心打たれる。
ここで引退したキタサンブラックも、
決してエリートではない出自が魅力になっていた。

大団円の有馬記念について書いている記事がネットにもたくさんがあるが、そのなかで、平松さとしさんが書かかれた、
「有馬記念を制したキタサンブラックの武豊。その勝利を報告した意外な人物とは……」
という記事に心を打たれた。
記事によれば、有馬記念の表彰式のあと、武豊は、右手を天に上げ、二度、三度見上げたのだという。
筆者が武さんにその意味を問うと、2人の人間に報告したのだと答えた。
1人は、父である故武邦彦さん。
一時代を築いた超一流騎手であり、昨年の夏にお亡くなりになった邦彦さんに、有馬記念の勝利を伝えたのだそうだ。
そして、もう1人の名前に驚いた。
「あと、後藤浩輝にも報告しました」
というのである。
うかつにもまったく気づかなかったのだが、キタサンブラックのデビュー戦に乗っていたのは、後藤浩輝さんだったのだ。
後藤さんは、そのレースから1月経たないうちに自殺されてしまった。

私は、後藤さんが亡くなられたときに、「後藤騎手を悼む」というタイトルでブログを書かせていただいた。
http://matoko.blog.so-net.ne.jp/2015-02-28
後藤さんは、とびきり明るくて、ひょうきんで、
心底熱い人だった。
武さんは、キタサンブラックのラストランに、後藤さんへの思いも重ねておられたのである。
この記事を読んで、ジンと胸が熱くなった。

もし天国というものがあるのなら、
天国から地上が見えるのなら、
後藤さんはどんな思いでキタサンブラックの雄姿を見ていただろう。
そして、武さんの思いは届いただろうか。

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メジャーの年俸には驚くがソフトバンクの年俸にもびっくり ~本多に1.8億 明石に1億~ [ヨモヤ]

メジャーリーグ選手会が2017年終了時の平均年俸を発表し、400万ドル(約4億5000万円)を超えていたことが明らかになった。
これは昨年比3.3%の上昇で、平均年俸の400万ドル超えは史上初であるという。
なお、日本プロ野球選手会が発表した2017年度の平均年俸は3,826万円。
その差は、なんと約12倍である。
2倍や3倍でもかなりの格差だが、12倍ともなると、いやはやなんとも。

メジャーの高額契約にも恐れ入るが、日本のソフトバンクの大盤振る舞いぶりも大したものである。
他球団とは、まったく桁が違う。
両リーグ併せて、4億円以上をもらっている選手は、外国人を合わせて全部で13人いるが、そのうち8人!までがソフトバンクである。
他球団の5人は、オリックスの金子、西武のメヒア、巨人の菅野、阪神の鳥谷・糸井といった面々。
かたやソフトバンクは、サファテ、内川、柳田あたりは納得としても、
松田、デスパイネ、バンデンハーグあたりでやや怪しくなり、
和田、攝津となると、「!」という感じである。
そういえば、今年まで松坂も4億円プレーヤーだった。
ほかには、五十嵐の3.6億円にもびっくりさせられる。

ソフトバンクは、野手にも手厚い。
過去5年間を見渡しても1度もフル出場のない本多に1.8億、
2シーズンを足しても110本ほどのヒットしか打っていない明石に1億、
といった具合である。

しっかり勝って、お客さんも呼べば、ちゃんと報われるというソフトバンク流の経営が広がれば、日本プロ野球の夢も広がる。
それでも、メジャーに行きたいという選手も出てくるだろうが、それはそれで全く構わない。
ただ、プロ野球は、夢の職業であり続けてほしい。

ひょっとしたら、他球団はソフトバンクの大盤振る舞いに顔をしかめているかもしれないが、プロなのだから年俸で報いるのが当たり前である。
払えない球団は淘汰されていく。
それでいい。

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「イチからわかる! “議会答弁書"作成のコツ」を出版しました [ヨモヤ]

私事で大変恐縮だが、
「イチからわかる! “議会答弁書"作成のコツ」
という本を出版させていただいた。
議会答弁書.jpg

私にとっては、
「お役所の潰れない会計学」
「財政課のシゴト」
に次ぐ3冊目の出版となる。
1冊目と2冊目の間に何年もの時間がかかったのだが、2冊目と3冊目は同じ年に出た。
出版社は、前作と同じくぎょうせいである。

本の内容は、タイトルが示すとおり、地方自治体における議会答弁書作成の指南書である。
またまたコアな内容だが、「財政課のシゴト」に比べると多少は間口が広いと思う。
「イチからわかる!」とうたっているとおり、これまで議会答弁にかかわったことがないという人にもわかるように書いたつもりである。
さらに、答弁書作成のベテランの方が読んでも、「ふむふむ」と思っていただけるような内容にもするべく努めた。
流れに沿って理解できるように、質問を受けてから答弁書を書くまでの流れを時系列で示したほか、
パターン別の書き方も提示している。
答弁書の事例もかなり入れたので、ぜひ参考にしていただきたい。

内容的に、まじめに書くしかないのだが、
かたい話ばかりだと疲れてしまうので、コラムもふんだんに入れている。
楽しみながら読んでいただけるとありがたい。

議会でのやり取りの主役はあくまでも議員であり、首長をはじめとした答弁者である。
答弁書作成者は黒子の存在であるが、黒子がしっかりした準備をしなければ、答弁者がしっかりした答弁ができない。
しっかりした答弁ができないと議論が噛み合わない。
議論が噛み合わないと、議員の質問の目的も達成されない。
つまり、答弁書作成者の責任は、黒子でありながら十分に重いのである。

日本中の自治体に議会があり、それぞれでいろいろな議論がなされている。
大きなコストをかけて実施しているのだから、ますます建設的な議論を行っていきたいものである。
この本が、そのために少しでも役立つことができたら、本当に嬉しいことである。
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異色の超一流馬 キタサンブラックの最終戦を愛でる [ヨモヤ]

普通、競馬でG1を5勝も6勝もする馬は、最初からモノが違う感じが漂っている。
ディープインパクト、シンブリルドルフはその典型である。
また、凄みや狂気に近いものを感じさせる馬もいる。
テイエムオペラオーやオルフェーヴル、ゴールドシップがその部類に入る。
しかし、ここまでG1勝利を6つ重ねているキタサンブラックからは、これらの馬に感じたような化け物感が全く伝わってこない。
見えてくるのは、自身の限界を知りながら懸命に走る普通の馬の姿である。

キタサンブラックは、豪快な勝ち方がない代わり、勝っても負けても印象的なレースが多い馬だった。
なかでも、
敗北寸前から差し返した2016年春の天皇賞、
どろんこ馬場を内から抜けてきた2017秋の天皇賞の両レースは、時代を超えて語り継がれる。
2年連続で負けている有馬記念も、ゴール寸前まで粘る姿が美しかった

もちろん、キタサンブラックは、オーナーである北島三郎さんと併せて語られることが多い馬である。
しかし、もし北島さんがオーナーでなくても、この馬は人気を獲得しただろう。
自分以外の人の力で輝いているように見えるのも、この馬らしくはあるが。

さて、有馬記念、ラストランである。
サトノダイヤモンド、マカヒキといったかつての最強世代の名前はなく、
3歳勢もレイデオロ、キセキといった面々が不在であり、
最強馬決定戦といったレースの妙味はあまりなくなってしまった。
勝とうが負けようが、キタサンブラックがどんなレースをするかということに焦点は絞られる。
当然馬券も買うが、レースをしっかり見て、異色の超一流馬キタサンブラックの姿を焼き付けたい。
鮮やかに買って、有終の美を飾るだろうか。
惜しくも負けてしまっても、彼らしくあるのだが。
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どんなことを言ってもどんなスタイルでもいいが、笑えなければ漫才としては失敗 ~THE MANZAIのウーマンラッシュアワーを称賛する気にはなれない ~ [ヨモヤ]

私は、ウーマンラッシュアワーの村本さんのことが好きだ。
いや、好きとは少し違うだろうか。
以前に書いた「芸人さんに求めること  ~ウーマンラッシュアワーの村本さんに思う~」というブログでは、「大切にしたい存在」と表現していた。
http://matoko.blog.so-net.ne.jp/2017-05-07

タブーを恐れず、新しい領域を切り開いていく姿は素敵である。
無頼派として、現代には稀有な存在だと思う。
しかし、漫才として表現する場合は、面白くなければ駄目である。
言いたいことを言うのはいいとして、人を笑わせられないなら、漫才にはなっていないと思う。

12月17日、フジテレビ系の「THE MANZAI」に出演されたウーマンラッシュアワーのお二人は、原発、被災地、アメリカ、日本、北朝鮮、沖縄などを取り上げた社会派のネタを演じられた。
テレビで言うにはぎりぎりな内容で、かなり辛辣でもあった。
これに対しネット上では、
「よく言った」
「素晴らしい」
などとほめておられる方も少なくないのだが、この方々は、笑えたのだろうか。
笑えはしなかったが、勇気に感動したのだろうか。
それとも、自分の言いたいことを言ってくれて喜んでいるのだろうか。
私は、まったく笑えなかった。
笑えない漫才を称賛することはできない。
たとえ村本さんのことを「大切にしたい存在」と思っていても。

ネタの内容も、美しくなかった。
沖縄の基地や被災地など、わかりやすい被害者がいるテーマを取り上げて正論を言うのは、私に言わせていただければ実にカッコ悪かった。
リスクをとっているようでいて、その実、安全圏にいるような、そんなカッコ悪さを感じた。

笑えはしなかったが、漫才の腕の確かさは改めて感じた。
中川パラダイスさんとの息の合い方もすさまじく、あのテンポで言葉を紡げることは本当にすごい。
笑えはしなかったが。
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いっそ当たり馬券は非課税にしてはどうか [ヨモヤ]

インターネットで馬券を大量購入した男性が、所得税の申告で外れ馬券を経費と認めるよう求めた裁判で、最高裁は経費に算入できると判断し、算入できないとした国側の上告を棄却した。
外れ馬券の経費算入を巡っては、以前にも「営利目的で継続的に購入していた場合、算入できる」と初判断した経緯がある。
国税庁は、この判決を受け、算入を認める要件として馬券自動購入ソフトの使用を挙げていたが、今回の事例ではソフトは使われていないという。
つまり最高裁は、ソフト使用の有無ではなく、実態を重視したということだろう。

競馬ファンとして判決は当然だと思うが、もう一歩進んで、当たり馬券は非課税にすべきではないだろうか。
裁判になった事例はネットを通して買っていたために利益が把握されていたが、競馬場で儲けた人は、事実上お目こぼし状況となっている。
競馬場で儲けた額をいちいち申告している人など、ほとんどいないだろうから、これは単純に不公平である。

そもそも競馬は、25%がテラ銭として抜かれていて、そこから国への上納金も払われている。
JRAのホームページによれば、
「例えば、100円の勝馬投票券を買えば、10円が国庫に納付される。これが第1国庫納付金と呼ばれるものである。また、JRAの事業運営の結果、各事業年度において利益を生じた場合には、その額の1/2が国庫に納付される」
とされている。
つまり、馬券購入者は、馬券を買った段階で国庫にその1割を納めているのである。
その上、利益を上げた人間から税を取ろうとするのは、あんまりである。
それまで何年も負け続け、累積の損が何百万にもなっていても、たまたま当たったらその分の税はいただきます、というのは、普通に考えてもおかしい。

誰もが感じる、ごく当たり前のことであるし、そう決めたところで税収に大きな影響が出るはずもない。
だったら、非課税と決めるのが正義ではないかと思うのだが、どうだろう。

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あれ以来一度もテレビで見ていないけれどネタの記憶は残り続ける ~ 「カナリア」は3月で解散らしいがネタは永遠に不滅 ~ [ヨモヤ]

先日、夕飯の煮物に大きなレンコンが入っていた。
そこで家族一同が思い出したのが、「レンコンアレルギー」である。
なんのことかわからない人がほとんどだと思うが、2010年のM-1グランプリでカナリアが披露した「ドレミの歌ゲーム」のネタによるものである。
レのところに来ると、
「レはレンコンアレルギー、レンコンアレルギー。食べると喉の奥のかゆみが止まらない、のレ」
とぼける。
これが我が家的にははまり、いまだに歌い継がれている。
ちなみに、シは「知床アレルギー」である。

その漫才コンビ「カナリア」が来年3月に解散するらしい。
そういえば、あのM-1以来、テレビでは一度も見なかった気がする。
もちろんいろいろな番組に出られていたのだと思うが、普段はあまりテレビを見ないので・・・。
久しぶりに聞いたカナリアという名前が解散の知らせで、それはやはり残念である。

しかし、ネタは残る。
いつまでも残る。
私の記憶に残る。
私の子供の記憶に残る。
M-1の決勝に残って、印象に残るネタを披露したということは、そういうことを成し遂げたということである。
すごいことだと思う。
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細田監督の真価が問われる「未来のミライ」  ~ 「君の名は。」の後だけになおさら ~ [ヨモヤ]

今や日本を代表するヒットメーカーである細田監督の最新作が、2018年7月公開となることが発表された。
タイトルは「未来のミライ」。
なんでも、4歳の男の子を主人公に、未来からやってきた妹「ミライちゃん」とふしぎな冒険が繰り広げられるのだそうだ。

細田監督の作品は、「時をかける少女」から数えると、これが5作目。
「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」「バケモノの子」に続く映画となる。
振り返れば「時をかける少女」は最高だった。
年甲斐もなく胸がきゅんとした。
何度観たかわからない。
「サマーウォーズ」は想像を超えた傑作だった。
本当に素晴らしかった。
何度観たかわからない。
「おおかみこどもの雨と雪」は、前2作と比べると落ちる感じはしたが、子離れする親の姿に胸が締め付けられた。
繰り返しは観なかった。
「バケモノの子」は、大ヒットはしたが、私にはピンと来なかった。
2回観ようとは思えなかった。

細田監督の作品の場合、まあまあ、という感想を持つことはない。
期待が高まりに高まるだけに、すごい作品でないとがっかりしてしまう。

バケモノはピンと来なかったが、宮崎駿監督の後を追うのは細田監督以外にはないと思っていた。
「君の名は。」を観る前は。

現段階で、最も新作が待たれているアニメ監督は、新海誠さんだろう。
細田監督がその状況をひっくり返せるかどうかは、新作にかかっている。
細田監督と新海監督が、競い合って傑作を発表してくださるようになったら、日本のアニメの黄金時代がやってくる。
そんな時代が来るのかどうか、真価が問われる最新作である。

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