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今年前半の私のテーマソングは、ミイラズの「NEW WORLD」 [ヨモヤ]

1990年代の後半から2000年代の初めにかけて、「アリー my Love」という海外ドラマがNHKで放送されていた。
アメリカのボストンを舞台に、女性弁護士・アリー・マクビールの巻き起こす恋愛や法廷でのドタバタを軽妙に描いた傑作コメディだった。
私はこの番組が大好きで、毎週欠かさず見ていた。
シーズン1については、DVDも買って繰り返し見た。

さて、このドラマの中でアリーのセラピスト(この人もめちゃくちゃな人なのだが)が、
「テーマソングを持て」
アドバイスするシーンがある。
自分を鼓舞するようなテーマソングを持つと、精神的にいい作用があるというのである。
それを見て以来、ということもないのだが、私もテーマソングを探している。
時にオアシスだったり、サザンだったりするのだが、今年前半のテーマソングは、
ミイラズの「NEW WORLD
で決まりである。

ミイラズって誰じゃらほい、という人も多いだろう。
The Mirrazと表記する、日本のロックバンドである。
2006年結成というから、それほど若いバンドでもないが、私も今年になるまで全く知らなかった。

彼らの音楽に触れたのは、
「NEW WORLD」 が、映画『夜空はいつでも最高密度の青色だ』のエンディングに使われたから。
胸にチクチク来る映画を見た後、エンドロールに被る彼らの叫びがピタッとはまった。

彼らは、悲しみが多く語られる時代だがロックバンドとして前を向くと歌う。
一方で、
「誰かに馬鹿にされんのはすごく怖いよ」
「知らない誰かに笑われるのはすごく怖いよ」
と不安も語る。
それでも、新しい世界に行くと高らかに宣言する。

なんとも口数の多い曲であり、しんどく感じる人も多いだろう。
永遠に流行らないタイプの曲かもしれない。
しかし、今年の私の心象にピタッとはまった。
是非一度お聴きいただきたい。
歌詞入りのPVで。
https://www.youtube.com/watch?v=FXLz1d3EK40

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日本も他国を当てにしないで進みたい  ~ 独メルケル首相の発言に思う ~ [ヨモヤ]

「他国を当てにできる時代は終わりつつある」
というドイツのメルケル首相の発言が話題になっている。
アメリカトランプ大統領との決別を宣言したものか、
ドイツ主導の世界秩序を目指すのか、
などと取りざたされているのである。

実際の発言では、主語はドイツではなくヨーロッパだったようだ。
すなわち、
「ヨーロッパが他国を当てにできる時代は終わりつつある。そのことを最近経験した」
「私たちヨーロッパ人は運命を自分たちの手で掌握しなくてはいけない」
と述べたものである。
しかし、今のヨーロッパではドイツ1強状態が進んでいるので、メルケルさんが言うと、国際社会での受け取り方はドイツによる宣言とみなされる。

名指しはしていないものの、発言の背景にあるのはアメリカのトランプ大統領であると誰もが想像する。
G7で「米国第一」を鮮明にし、気候変動対策の枠組みである「パリ協定」からの離脱を表明したトランプ大統領は、メルケル首相からすれば、これまで築き上げてきたものを破壊する人に見えていることだろう。
確かに、このところのアメリカのふるまいを見ていると、
「もう、アメリカに頼っても仕方がない」
と考える方が自然である気がする。

一方、この発言は、9月に行われるドイツ連邦議会総選挙を意識したものとの見方もあるらしい。
なんでも、メルケルさんのライバルである社民党のシュルツ党首は、徹底した反トランプ路線を貫いていて、それが国民から支持されているという。
そこで、こうした発言をすることによって、「現職の自分も、トランプ大統領に対して強く出られるのだ」ということをアピールしたのではないかと推測されているのである。

このあたりの政治的な意図はよくわからないが、日本も、自分たちの判断で前に進んでいきたいものである。
アメリカがこう言っているから、とか、
国際社会の流れがなんとなくそうなっているから、とか、
ずっとこうだから、とか、
そういうことではなく、自分たちの意思で国の方向を決めていきたい。
揚げ足取りや責任追及だけではなく、前向きな議論を重ねたい。
今の国会を見ると、建設的な議論が行われることなど夢物語のように思えてしまうが、ここをあきらめるわけにはいかない。

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河野洋平さんが憲法について語られれば語られるほど  ~ 現実を憲法に合わせる? ~ [ヨモヤ]

河野洋平さんは、元自民党総裁であり、元衆議院議長。
自民党の総裁になれば、普通は総理になるものだが、そうならなかった希少な存在のおひとりである。
また、現役時代のいわゆる「河野談話」や、台湾に対する対応により、一部の方からは忌み嫌われておられる。

その河野洋平さんが、都内で講演され、憲法改正を目指す安倍総理を痛烈に批判されたそうだ。
河野さんの歴史的な功績や、政治家としての評価はさておき、その発言を客観的に見てみたい。

まず、9条への自衛隊の存在明記などの憲法改正に意欲を示す安倍総理を
「理解のしようもない」
と批判されたらしい。
はて、これはどうしたことか。
9条については、何十年も議論されてきたものであり、自衛隊の位置づけについても散々議論されてきた。
これをなんとかしようと考えるのは総理ならむしろ当然のことと思われ、それを「理解のしようもない」とされることは、私には理解のしようがない。

また、
「9条は触るべきでない。国民は納得しているのだから、このままでよい」
とおっしゃったそうなのだが、これはどのような調査を見ておっしゃっているのだろうか。
9条への自衛隊の明記について、各新聞社が世論調査を行っているが、その結果を見ると、
朝日と毎日は賛成反対が拮抗していて、
それ以外の読売・産経・日経・共同は、明記することが必要という意見がかなり多かった。
ネットは偏ることが多いので参考意見になろうが、Yahoo!の世論調査では、明記すべきという人が7割を超えている。
つまり、少なくとも国民の過半数は、9条に自衛隊を明記すべきと考えているといっていいだろう。
河野さんの発言は、どのような根拠がもとになっているのだろう。

「憲法は現実に合わせて変えるのではなく、現実を憲法に合わせる努力が先だ」
ともおっしゃったそうだが、こうなってくると何をおっしゃりたいのか、こちらが混乱してくる。
9条をめぐる「現実」とは、
自衛隊の役割が大きくなり、その活動が国民からも支持されるようになっている一方、
中国の軍備が増強され、北朝鮮は挑発行動を繰り返しているうえに、テロの脅威もかつてないほど高まっている、
というものだろう。
この「現実」を憲法に合わせろとおっしゃるのだとすれば、具体的にどのような努力をすればいいのだろう。
憲法が作られたころとはすっかり時代が変わり、人々の考え方もうつろい、テクノロジーも飛躍的に進化したが、こうした現実も憲法に合わせるべきなのだろうか。
どうしたらいいのか、見当もつかないが。

さらに気になるのは、
「安倍という不思議な政権ができ、その人が指さす方向に憲法を変えていくなんて納得できない」
と総理を呼び捨てにし、明らかに個人的な好悪で発言されているところである。
憲法の精神が平和を愛するものであるとしたら、それを守ろうとされている河野さんの魂もそうであることを祈りたいのだが・・・。

憲法については、いろいろな考え方があっていいと思う。
憲法を大切に思うことも、素敵なことである。
しかし、いわゆる護憲派とされる方々の中には、憲法を直そうとする人を憎む気持ちが色濃くうかがえることがある。
この国のために、いろいろな制度や法律をよりよくしていこうという方向性は同じであるはずなのに、憲法について議論するだけで敵視をされるのは、実に残念なことである。

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祝!日本記録  ~ WBCの決勝で見たかった則本の雄姿 ~ [ヨモヤ]

楽天の則本昂大投手が1日の巨人戦に先発、
12三振を奪い、7試合連続2桁奪三振のプロ野球新記録を打ち立てた。
先制ホームランを浴びるなど、苦しい場面もあったが、徐々に調子を上げていき、7回、8回は6人の打者から5三振を奪う圧巻の投球だった。

則本の前の記録保持者は、近鉄時代の野茂英雄さん。
メジャーで大活躍した日本野球のパイオニアの記録を破ったことになる。
また、DH制のあるパ・リーグでの記録であることも、さらに価値を高めている。

則本といえば、今年春に行われたWBCでの苦闘が思い出される。
中心的な役割を期待されながらなかなか結果が出ず、本人も悔しい思いをしたことだろう。
私のシナリオでは、決勝で則本が完璧な投球をして優勝することで、2015年のプレミア12からのドラマが完結する予定だったのだが、準決勝で負けてしまったことによって、則本がやり返す機会は失われてしまった。
それは本当に残念なことだったが、今の快投の連続を見ると、ペナントレースを制することでWBCの無念を一気に晴らしてしまうのかもしれない。

則本は、投手としては小柄な部類に入る。
その小さな体をフルに使って投げ込む姿は、見ていて気持ちがいい。
惚れ惚れする。
若い選手たちの憧れの対象となるプレーヤーである。
怪我なくシーズンを投げ切り、日本記録を作った記念すべき年を飾ってほしい。

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大谷がいなくても交流戦はきっと楽しい  ~ セ・リーグの勝ち越しはあるか? ~ [ヨモヤ]

かつて、
「人気のセ 実力のパ」
などと言われた時代があった。
巨人、阪神を抱え、人気は圧倒的にセ・リーグだが、実力はパの方が上である、という言葉である。
当時、オールスター戦ではパが勝つことが多かったが、真剣勝負となる日本シリーズでは巨人が9連覇したので、実際のところどちらのレベルが高いのかははっきりしなかった。

しかし、交流戦が始まって以降は、リーグ間のレベル差についての議論はなくなったと思う。
はっきりしたからである。
パの方が強いと。

交流戦12年間で、パが勝ち越したのは11回。
最高勝率チームも、10回までパのチームであり、セは巨人が2回のみ。
ちなみにこの12年間で、日本シリーズで優勝した回数もパが9回とこちらも圧倒している。
ここまで結果が出れば、今更どちらが強いか議論する必要もない。

ただし、今年はセが勝ち越す可能性が大きい気がする。
というのも、パの下位3球団に不安が多いからである。
日本ハムは、一時の低迷から脱しつつあるものの、大谷という大駒を欠いているうえに、開幕投手を務めた有原が2軍落ちしてしまったのが痛い。
オリックスが負けるのは、ここ数年来見慣れてしまった光景だが、それにしても5月の負け方はひどかった。
ロッテの勝率は2割台ととことん苦しんでいる。
しかし、こういうチームが息を吹き返す可能性があるのが交流戦であるので、心機一転、ロッテにとってはいいかもしれない。

36試合で始まった交流戦も18試合にまで縮小されてしまった。
ファンのために始まったはずが、セ・リーグは「巨人戦は減るわ、勝てなくてレベルを疑われるわ」で、やめたくて仕方がないようだ。
寂しく、さもしい話である。

見る側は、それはそれとして個々の試合を楽しもう。
大谷はいなくても、脱三振王の楽天・則本がいる、完全覚醒した西武・菊池がいる、お化けフォークの千賀がいる。
セの強打者との対決を楽しもう。
4割打者日本ハムの近藤の打棒にも注目である。
セにも、今や押しも押されぬ球界のエース、巨人・菅野がいる。
「神ってる」から正真正銘の主軸に成長しつつある広島・鈴木がいる。
トリプルスリー、ヤクルト・山田の復調はどうだろう。

「やっぱ、交流戦は面白いなあ」
という熱戦が続くことを期待したい。

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なんでも問題にする姿勢はきっとかえって信頼を失わせている  ~ 一自衛官として「ありがたい」との発言で大騒ぎはどうか ~ [ヨモヤ]

「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案について、野党をはじめ否定的な意見をお持ちの方々は「共謀罪」と呼んで真っ向から反対されている。
「集まってカレーも作れなくなる」
などといった声さえ紹介されているが、反対運動が一般に広がっているかというと必ずしもそうではないだろう。

なぜ反対が広がらないのか。
もちろん、法案の内容が支持されているから、というのが最もあり得べき理由である。
しかし、それだけではない気がする。
こう申し上げてはなんだが、国民の多くから、
「いつも反対されている方が、いつものように極端な例を挙げて反対している」
と思われているのも理由の一つではないだろうか。
残念ながら、
「あの人が言うのなら、よっぽどだ」
「あの方たちの意見なら、聞いておかなければ」
とは思われていないのではないだろうか。

話は変わるが、安倍首相が憲法9条に自衛隊の存在を明記する意向を示したことをめぐり、自衛隊制服組トップの河野克俊統合幕僚長が「ありがたい」と歓迎した発言が、波紋を広げている。
「『憲法改正に賛成する』と受けとられる発言だ」
「罷免すべきだ」
とおっしゃる方までおられるらしい。

この発言は、日本外国特派員協会での講演で出たものである。
河野氏は、首相が自衛隊の存在を憲法に明記する改正に言及したことについて問われ、
「憲法という非常に高度な政治問題なので、統幕長という立場から申し上げるのは適当でない」
したうえで、
「一自衛官として申し上げるなら」
とさらに断りを入れて、
「自衛隊の根拠規定が憲法に明記されるのであれば非常にありがたいと思う」
おっしゃったものである。

自衛隊の方々は、違憲とされる状態のなかで任務につかれてきた。
そして、災害時などは、自分たちのことを目の敵のように悪し様にいう人たちのことも、分け隔てなく助けられてきた。
自分たちの働きが国民に認められ、憲法に位置づけられるのなら、「一自衛官として」うれしく思われることだろう。
そうした感想さえ述べてはいけないとおっしゃるのだろうか。

公務員として憲法擁護義務の観点から問題」
とおっしゃる方がおられるらしいが、憲法について考え、意見を述べていくことを、現憲法が禁止しているとは思えない。
公務員が憲法を順守するのは当然のことであり、それは揺るがせてはいけないが、よりよいものにするために、直すべき点について思いを巡らせることさえ禁じているとは思えない。

権力をチェックすることが、野党やマスコミの大きな役割である。
そこは十分に理解するし、常にやっていただきたい。
しかし、言葉尻をとらえたり、反対のための反対をされたりすることを望んでいる国民は、あまりいないと思う。
「ああ、またか」
で、右から左にすり抜けてしまうようになったら、それこそ危険である。

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オリックスファンのため息が聞こえる [ヨモヤ]

4月のパ・リーグは、苦戦が予想された楽天とオリックスの頑張りが大きな話題になった。
去年5位の楽天が16勝5敗で首位、
去年6位のオリックスが15勝8敗で2位と、
下馬評を覆す戦いぶりを見せたのだ。
いつまで続くことやらと冷ややかな見方もあったが、5月に入っても楽天の勢いは止まらず、現在も首位を突っ走っている。
しかし一方のオリックスはというと・・・

5月のオリックスは悲惨としか言いようがない。
5月最後の土曜日もロッテに敗れ、これで5年ぶりの9連敗。
5月は3勝19敗!となり、球団月間最多敗戦に並んでしまった。
プロ野球記録は、1961年近鉄の8勝22敗だというから、残り3試合全敗するとそれにも並んでしまう。

オリックスは、2014年シーズンに2位と大健闘したのち、5位、6位と低迷している。
オリックスファンの人としては、事実上2年連続で序盤でのシーズン終了となっていて、悔しい思いをされただろう。
パ・リーグファンとしても、お荷物的な球団が生まれてしまうのは困るのだが、今年も下位に甘んじるとなると、その不安が現実のものになってしまう。

私は昨年8月のブログで、最下位に低迷しているにも関わらず早々に福良監督の続投を決めたことを批判的に書いた。
http://matoko.blog.so-net.ne.jp/2016-08-19
少し負けたからといってすぐに監督を交代させていては長期的なチーム作りはできないが、2年続けて結果を出せていない監督の続投を早々に決めるのは、ファンに対しても失礼ではないかと感じたからである。
フロントの「やる気」が見えないように感じたからである。
そして、早々の続投を決めた以上、2017年シーズンは必ず結果を出して欲しいと思った。

吉田とロメロという主軸の2人を欠いているのは確かにしんどい。
それにしても、負け過ぎである。
3年連続で6月にシーズン終了となれば(5月で早くも終戦ムード満載だが)、ファンの失望はいかばかりだろう。

親会社のオリックスは巨大企業である。
オーナーの宮内氏は、超のつく大金持ちである。
資金力で他球団に負けているわけではないと思う。
もっと根本的なところで劣っているのである。
フロントは、猛省していただきたい。
本当に、心から猛省していただきたい。
何年も続けてファンの期待を裏切り続けるのは、罪である。
酷い罪である。

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西日本の魅力が一つ増えた  ~ カール 東日本での販売終了 ~ [ヨモヤ]

明治の業績は好調である。
引っ張っているのは、ヨーグルト部門。
特に、高機能ヨーグルトと言われるプロバイオティクス(LG21、R-1、PA-3)は、二けたの伸びとなっている。
菓子部門の柱はチョコレートであるが、少子化の逆風の中、「きのこの山 対 たけのこの里」の対決を演出したり、チョコレート効果といった新製品を訴求したりなどして健闘している。
だから、明治が「カール」の販売をやめると聞いて驚いた。

正確には、中部地方以東での販売をやめるというもの。
9月以降は松山工場の1カ所で「チーズあじ」「うすあじ」のみを生産し、滋賀県、京都府、奈良県、和歌山県以西での販売のみとなるのだという。
カールの売り上げは1990年代がピークで、現在はその3分の1ほどに低迷しているとのことで、明治によれば、
「終売せざるを得ないとの声もあったが、社を代表するロングセラー商品。生産コスト、物流などの面から総合的に判断して集約を決めた」
ということらしい。
どうやら、全面撤退という選択肢もあったようだ。

知らなかったが、カールは日本初のスナック菓子として発売されたのだそうだ。
それまでのお菓子は甘いことが常識だったそうなのだが、それを覆した歴史的商品であるという。
全くの初耳である。
そんなすごい商品だったとは。
「それにつけてもおやつはカール」
のキャッチフレーズは有名だし、CMソングも、カールおじさんもなじみ深い。

明治の株価は、業績の好調を受け、2012年当時と比較して4倍以上に急伸している。
だから、今回のカールの販売縮小は、何をやってもうまくいかない企業の撤退戦というわけではない。
必要な、選択と集中の一環であろう。
そう言われてみれば、数年来カールを食べていない気もする。
それでも、カールが店頭から姿を消すのは寂しいし、そうなると無性に食べたくなってきた。
西日本にはいろいろな魅力があるが、
「カールが食べられる地域」
というセールスポイントが新たに加わった。

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ここまで来ると覚悟せざるを得ないイチローとの別れ [ヨモヤ]

よくイチローは、
「50歳まで現役で」
と言っていた。
鍛え抜かれたフィジカルを見ると、それは冗談にも聞こえなかった。
実際42歳のシーズンとなった2016年でも、その前年よりパフォーマンスを向上させ、50歳現役が不可能ではないことを自ら証明したように見えた。

しかし、今シーズンの成績は、あまりにもひどい。
51打数8安打で打率は2割を大きく下回る.157。
ホームラン1、打点1。

もちろん、代打中心に使われているという苦しさはある。
誰だって1打席で結果を出すのは大変だ。
ただし、それは開幕前からわかっていたことであるし、イチローもそれを言い訳にするつもりはないだろう。

スポーツ選手には、いろいろな現役生活の終わらせ方がある。
まだ華があるうちに身を引く選手もいれば、
ボロボロになるまで続ける選手もいる。
昨年引退したレッドソックスのオルティーズは、打点王を獲得するなど、キャリアのピークに近い成績を収めながら球界を去った。
野球選手ではないが、日本のサッカー選手である三浦知良は、50歳にして現役を続けている。
やめるかやめないかは、本人の判断である。
しかし、契約が続くかどうかは、本人だけで決められることではない。
また、契約できたとして、メジャーでプレーが続けられるかどうかも、本人が決められることではない。
それだけの力があると認められ、それにふさわしい結果を残して初めて、メジャーリーガーとしての現役生活が続けられる。

いつまでもイチローを見ていたいし、
今年もこれから巻き返してくれるものと信じたい。
だが、現実の成績を見ると、これ以上続けるのはどうなのか、という思いを持たざるを得ない。

私たちファンにできることは、変わらぬ応援と信じることだけである。
それに加えて、今年が見納めになるという「覚悟」も必要かもしれない。

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これではまるで音楽の敵  ~ JASRACに立ち止まる必要はないか ~ [ヨモヤ]

京都大学の入学式の式辞で、山極寿一総長が昨年ノーベル文学賞を受賞した米歌手ボブ・ディランさんの歌の一節を引用された。
無味乾燥な内容になりがちな偉い人の式辞で、なかなかしゃれていると評判になった。
しかし、この式辞をウェブ上に掲載していたところ、日本音楽著作権協会(JASRAC)から使用料の請求が届いたのだという。

私も京大のサイトを見たが、確かにディランさんの「風に吹かれて」がかなりの分量で引かれていた。
といっても、式辞全体からすれば1割足らずであり、出展もきちんと書かれている。
式辞は、使用料が免除される教育目的とはならないかもしれないが、総長の発言は教育目的でなされたものだろうし、内容も明らかに引用である。
これに使用料を請求することには、多くの人が首をかしげるだろう。
法的正確性を脇に置けば、「不粋」としか言いようがない。

JASRACをめぐる騒動はほかにもある。
音楽教室から著作権料を徴収する方針を固め、来年1月からの徴収開始を目指しているというのである。
子供たちが楽しく音楽を学んでいるが、そこからも著作権料を取る方針にしたとのことであり、額はレッスン料の2.5%としている。
これに対し、ヤマハ音楽振興会は「教室での演奏には著作権は及ばない」として、JASRACへの支払い義務がないことの確認を求める訴訟東京地裁に起こすようだ。
不毛な感は否めない。

ちなみに、JASRACという組織の目的は、
「音楽の著作物の著作権を保護し、あわせて音楽の著作物の利用の円滑を図り、もって音楽文化の普及発展に寄与すること」
とされている。
これを素直に解釈すると、
JASRACの目的は音楽文化の普及発展であり、そのための手段として著作権の保護や利用の円滑を図るということになる。
さて、大学の式辞に使用料を請求したり、音楽教室から著作権料を徴収したりすることが、音楽文化の普及発展に寄与するだろうか。

JASRACの立場としては、法的に料金がかかると判断すれば請求せざるを得ないのかもしれない。
そうしないと、
「どうしてあっちはよくて、こっちはダメなんだ」
などともめるもとになりかねないから。
それでも、ここは立ち止まってほしい。
入学式の式辞や子供たちの音楽教室からお金を取ることで、音楽への愛がはぐくまれるとはとても思えないのである。

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