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超低金利下に預金残高急増のわけは [経済を眺める楽しみ]

全国銀行協会が発表した2016年度末の預金・貸出金速報によれば、加盟116行の実質預金残高は、前年度末比4.5%増の709兆9986億円となり、初めて700兆円を超えたとのことである。
業態別にみると、メガバンクを含む都市銀行が6.4%増、年金投資信託から資金を預かる信託銀行が7.1%増となったほか、地方銀行も2.4%増、第二地銀も2.5%増と、まんべんなく増加したようだ。
賃金が政府の思惑通りには増加せず、人口も増えていないなか、
預金残高700兆円超え、伸び率は15年ぶりの高水準というから、お金が預金に集中しているかのような感さえある。

この状況について、ネットの記事では、
「マイナス金利など、日銀の金融緩和を受けた金利低下の中で運用先をなくした資金が流入した」
とされているのだが、その分析でいいのだろうか?
何しろ、銀行に預けたところで利息などほとんどつかないことは誰もが知っているからである。
金利が上がったから預金に資金が集まったというのならわかるが。
金利については、銀行間でそれなりに競ってはいるが、
定期預金では高いところで0.1%、
普通預金ではどこも0.001%程度。
定期預金の場合、100万円預けると年間1,000円の利息、
普通預金に至っては、100万円預けても年間1円である。
運用先として最も選ばれないのが預金のはずなのだ。

つまり、預金への資金の流入は、金利の影響ではなく、構造的なものと考えるべきだろう。
それは、高齢化とのリンクである。

日銀の政策に関係なく、高齢世帯は貯金を積み増している。
それは、ここ最近の傾向ではなく、ずっとそうである。
長生きのリスクに備えているという面と合わせ、投資への不信が根底にあるのだろう。
さらに言えば、高齢者はまだ貯金を積み増せる余力があるということになる。

「いくらお金を貯めても、墓場までは持っていけない」
とはよく言われることだが、いつ墓場に行くのかわからないから、貯められるだけ貯めておきたいという心理が働いているようだ。
高齢者がお金を貯め込むのは、高齢者にとっても、社会にとっても望ましい姿ではない。
ここに何らか手を打ちたいところである。

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浅田真央さんへの最後の質問が話題 ~では、何と聞く?~ [ヨモヤ]

フィギュアスケートの浅田真央さんが引退を発表された。
正直なところ、全盛期での突然の引退ではなく、衝撃度は低かったと思う。
しかし、マスコミの取り上げ方はスポーツ選手の引退発表としては、最大級のものとなった。
NHKをはじめ、どのチャンネルのニュースでもトップで報じたし、急きょ特別番組も組まれた。
一般紙も1面で報じ、スポーツ新聞は3面ぶち抜きとなった。
改めて、超の付くスターだったのだと感じた。

引退会見でも大いに好感度を上げた真央ちゃんであるが、「締めの質問」がうまくはまらなかったことが話題となっている。
司会の方が、
「最後に本人を送り出せるような質問をしていただける方、いらっしゃいますか?」
と会見を締めくくる質問を求められたが、
結婚の予定は?」
「(福原)愛ちゃんみたいに台湾の方と結婚なさったりは可能でしょうか?」
と「締めの質問」とはほど遠い内容が出されてしまったのである。
これでは締まらないと判断された司会の方がさらに質問を促し、
「プロスケーターとしてどういうスケートを見せていきたいか」
との問いで、とりあえず収まった格好となった。

これに対してネットでは、マスコミのレベルの低さを揶揄するコメントが多数寄せられているが、ではどんな「締めの質問」をすればよかったのだろう。

私が瞬間的に思ったのは、
「もし、子供の頃の自分に何か声をかけられるとしたら、どんなことを言ってあげたいですか?」
というものだったが、
その質問は、
「真央さんは5歳の時にスケートを始められましたが、今タイムスリップして5歳の時の自分に会うことができたら、どんな言葉をかけますか?」
という問いで、すでになされていた。

周りの人への思いやファンへの感謝も述べられていて、
「最後に、ファンに一言」
という質問もできない。
もう一つ聞いてみたいと思っていた
「もし生まれ変わるとしたら、もう一度フィギュアスケートをされますか?」
という質問もなされてしまっていた。

カッコをつけるのなら、
「浅田さんは、日本人のフィギュア選手として一番高く飛んだ選手だと思うのですが、どんな景色が見えましたか?」
などと聞くのもありかもしれないが、最後にややこしいことを聞くのも野暮だろう。

もし私が記者としてその場にいても、うまい締めの質問は思いつかなかった気がする。
それくらい、たっぷりと時間を取った会見であったし、浅田さんもしっかり受け答えされていた。
誰からも愛される、という表現がぴったり来る選手であり、世界が惜しんでいるのも日本人として誇らしい。
天才少女としてのデビューも、
キム・ヨナ選手とのライバル関係も、
ソチでの挫折も、
復帰後の完敗も、
すべて美しいものに昇華した。

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国が縮む前提での政策を [ヨモヤ]

国立社会保障・人口問題研究所が、「日本の将来推計人口」を公表した。
これによると、人口が1億人を割る時期は2053年と、前回推計の48年より5年遅れる見込みとなっている。
合計特殊出生率の見込みが、前回推計の1.35から1.44に上方修正されたことなどによるものである。
しかし、人口が大幅に減少していく見込みであることに変わりはなく、2065年ごろには9,000万人も割り込む見通しであることから、政府目標の「2060年代に1億人程度」の実現もほど遠い。
もちろん、数値が一層悪化したという状況よりはましだが、対策が十分とはまったく言えない状況である。

国も自治体も、手をこまねいているわけではない。
いろいろな政策を動員し、多くの財源も投入して、少子化対策に当たっている。
それでも、一部の地域を除いて、十分な効果が出ていない。

人口の減少は、そのまま国力の衰退につながるし、
人口構成の極端な高齢化は、社会保障の持続を難しくさせる。
そのため、国としては、なんとか人口を維持したいと考えるのが当然である。
一方、この状況が変わる見込みは、現状の延長線上からはとても見出しかねるというのが本当のところだろう。

となれば、少子化対策を進めるとともに、国が縮む前提での政策設計をしていく必要がある。
人口を減らさない政策を進めることは大切だが、現実に合わせた対応も求められるからだ。
健康保険制度や年金制度などは、根本思想をガラリと変えないと維持していけないだろう。
医療介護の考え方も抜本的に見直すことが求められる。

子供を持つか持たないかは個人の自由である。
結婚するかしないかも個人に委ねられる。
しかし、国は国として維持し続けていかなければならないから、個人の自由は尊重しつつ、社会の流れに沿った制度設計をしていく必要がある。

人口が減って、慌てている時期はとっくに過ぎた。
もう、それを織り込んできちんと対策を取るしかない。
見たくないからと言って見ないように努めても、事態は悪くなる一方なのだから。

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これを機会に首長選挙でのバンザイは止められたらいかがだろう [ヨモヤ]

9日に投開票された岡山県の備前市長選挙は、大激戦だったようだ。
特に上位のお二人の票差は、非常にきわどいものとなった。
最終結果は、
田原隆雄氏 6,538票
吉村武司氏 6,380票
と、わずか158票差だった。

この接戦がもたらしたこととして選挙結果以上に大きく報じられたのが、負けた側が誤ってバンザイしてしまった一件である。
地元の山陽放送が、現職について「再選確実」と間違った報をしてしまい、それを信じた現職が支持者とともにバンザイをしてしまったのである。
その後、「2期目の抱負」まで語られたという。
結果的には早合点だったわけだが、山陽放送の罪作りな誤報によるもので、お気の毒と申し上げるほかない。

さて、今回の件は仕方がないとして、前から個人的に気になっているのが、選挙の当選確定時のバンザイである。
特に、首長選挙のときが気になる。

何が気になるといって、選挙だから対抗馬の方もおられたはずである。
当然、対抗馬の候補を支持されていた方も大勢おられる。
その方々は、がっかりされておられるだろう。
それをわかりながら、勝ったからバンザイというのは、ちょっと無神経に思えるのである。

もちろん、選挙でお世話になった方々と、喜びを分かち合いたいという気持ちもわかる。
一つの区切りとしてバンザイしたくなる思いも理解できる。
それでも、何かほかの表現方法はないだろうか。
戦った相手の候補もその支持者も、これから一緒に街を作っていく仲間なのだから。

そこまで気にすることはないのかもしれないが、
そこが気になってしまう。
頭を下げる、支持者と握手する、抱き合う、といったところでこらえてもらえないだろうか。
そんなに無理な注文だろうか。

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日ハム大谷 怪我は仕方がないが今年限りでメジャーに行くのはどうか [ヨモヤ]

日本ハムの大谷翔平選手が、左太もも裏の肉離れのため、出場選手登録を外れた。
実戦復帰まで6週間くらいかかる見込みだという。
大切なシーズンの序盤を、まるまる棒に振る感じである。

本来、今年の大谷の一年は、侍JAPANの主力として迎えるはずだった。
それが右足首の故障により辞退し、
投手としてはペナントの開幕にも間に合わなかった。
野手としては、それなりに活躍していたが、開幕から10試合経過しないうちにリタイアとなってしまった。
ここまで、散々なシーズンとなっている。

こうして怪我をすると、二刀流に否定的な人たちは、鬼の首を取ったように喜ばれる。
「ほら、言わんこっちゃない」
というわけである。
しかし、これまで、大谷の二刀流は多くの人に夢や楽しみを与えてきた。
この挑戦が大谷の成長を促してきた面も大きい。
否定的な人たちは、自身の器や物差しで大谷を測っておられるのだろうと思うし、どのような意見をお持ちになるのも自由であるが、このことに限らず、挑戦する人たちの足を引っ張られることのないように祈りたい。

怪我は仕方がないとは思うものの、今シーズンを日本での最後とすることには疑問が残る。
大谷はまだ若く、球団やファンに返し切れていないものがあるのではないか。
投手としても、野手としても、完ぺきな一年を過ごしたことはなく、日本球界を卒業するのは時期尚早ではないか。
今年のように散々迷惑をかけた年を最後の年にするのは違うのではないかと感じる。

マー君の渡米前の成績、24勝0敗は出来過ぎを超えているとしても、
ダルビッシュは、5年連続防御率1点台を続けたし、
前田も、2回目の沢村賞の受賞後に渡米した。
こうした形が望ましい。

心の底に、大谷を日本でもっと見ていたいという気持ちがあることは否定しない。
アメリカでのプレーもワクワクするが、それはもう少し先の楽しみにとっておきたい。
まずは、日本での完成形を見たいのである。

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ビットコインは「使える」通貨になるか [経済を眺める楽しみ]

ビットコインの相場は、上がったり下がったりを繰り返してはいるものの、趨勢としては上昇基調にある。
ビットコインはインターネット上でやり取りする仮想通貨の代表格であり、時価総額は2兆円を突破したという。
この額は、仮想通貨全体の7割を占めている。

ビットコインというと、なんとなく「怪しいもの」と思ってしまう人も多いのではないだろうか。
円やドルのように実態がない上に、
極端な乱高下を繰り返す相場が危ないし、
最大の交換所だったマウントゴックス社が突然閉鎖されてしまった出来事の印象が鮮烈で、
近づかない方がいいものという感覚を持っている人も少なくないのではないか。
しかし、マウントゴックス社の破たんから3年以上経ち、ビットコインの存在感はどんどん大きくなってきている。
特に中国では、元の避難先といった意味合いも持つようになっているらしい。

ニュースによれば、家電量販店大手のビックカメラが、ビットコインでの支払いを可能にするとのことである。
ほかでも、ビットコインを使える店は少しずつ広がってはいるが、気軽に使えるというレベルにはほど遠い。
これから広がっていくとは思うが、課題も多いと思える。
ビットコインには中央銀行のような存在がないから、相場上昇時に引き締めたり、場合によって通貨を供給したりといった機能はない。
だから、価格はどうしても時々の思惑で大きく動く。
それは投資先としては面白い面ではあるが、実際に使うとなると不便である。

ビットコインは、サトシ・ナカモト (Satoshi Nakamoto)と名乗る人の論文から始まった。
その意味で、日本とも馴染みが深い。
外国観光客の増加に伴い、お金を持ち歩かずに済むビットコインの普及が進む可能性はある。
企業は、先手を打っておく必要があるかもしれない。
個人も、使う使わないはさておき、下調べはしておきたい。

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朝6時台はテレ東で盤石 [ヨモヤ]

平日朝の経済番組、テレビ東京の「ニュースモーニングサテライト」。
略して、モーサテ。
1998年から続く長寿番組であり、私は開始当初からずっと見続けている。
毎日見ても、まったく飽きることはない。

この番組の終了時間は、6時40分という時代が長かった。
そのため、モーサテ終了後から出勤までの時間、合わせるべきチャンネルがわからず、ずっとさまよい歩いていた。
なにしろ、どのチャンネルを回しても、ろくな情報を届けていないからである。
民放だけでなく、NHKも。

ニュース番組に、グルメ芸能ゴシップのコーナーがあっても、別に構わない。
しかし、何も6時台にやらなくてもいいのにと思うのだ。
6時台くらいは、ガリガリと経済や国際ニュースを詰め込んで欲しい。

そこへ行くと、モーサテは脇目も振らない。
経済ニュース、特に相場の話題を徹底的にやる。
ニューヨークと結んで、アナリスト、エコノミストから話を聞く。
他のテレビ局に出ておられるような、世間知で曖昧なことをおっしゃるコメンテーターではなく、間違ったらぼろくそ言われる世界で生きてこられた方々が話される。
それは、コアで、面白い。

そのモーサテが、4月から時間を延長してくれた。
終了が、6時40分から7時5分に延びたのである。
これで、私の6時台テレビ難民生活は終了である。
テレ東にチャンネルを合わせておけばいい。
7時5分の先をどうするかが課題として残るが、まあ、その先はガチャガチャとチャンネルを変えていい番組を探すが、昨夜の「ジパング」か「ガイア」か「カンブリア」の録画を見よう。

世の中、永遠に続くものなど何もない。
それはよくわかっているが、モーサテは永遠に続いてほしい。
そこまで思う。

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映画評 「キングコング:髑髏島の巨神」 [映画評]

キングコングの第一作目が作られたのは、1933年のことである。
それ以来、何度もリメイクされてきた。
今回のコングは、2005年のピーター・ジャクソン監督の作品以来ということになる。

キングコング映画については、偉大な第一作目をどうとらえるかがポイントとなる。
忠実にカバーするのか、
オマージュしつつ新たなテイストを付け加えるのか、
それともまったく別の解釈をするのか。

今作では、キングコングは都市には来ない。
大自然での闘いが中心であり、パニック映画の「アナコンダ」的空気もある。
様々な巨大生物も登場してきて、「怪獣大決戦」的雰囲気もある。
その意味では、新機軸と言ってもいいだろう。
一方、美女との絡みも用意されていて、オマージュも忘れていない。

俳優陣には、サミュエル・L・ジャクソン、ジョン・グッドマンといった名優が並ぶ。
おバカっぽい役どころを、ノリノリで演じている。
コングの相手方とも言うべき美女役は、アカデミー賞受賞女優であるブリー・ラーソンが務めた。
そのほかにもかなり大勢の役者が出ているが、ご推察のとおり、映画の中では次々にやられていく。
こうした映画では、誰がやられるのか、誰が残るのかを想像しながら観るのも楽しみの一つだろう。

変な表現だが、ちゃんとした怪獣映画であった。
ハリウッド映画の特撮は、本当に凄い。
迫力満点のバトルが繰り広げられる。
登場人物の不可解な行動も、こうした映画ではお約束。
いや、なんでそっち行っちゃうかなあ、というシーンの連続も、大いにありである。
心に残りも、胸に染みもしないが、これはこれでちゃんとしていた。

驚いたのは、延々と続いたエンドロール後の映像。
今後の予告めいたシーンが映るのだが、そこにはゴジラやモスラやキングギドラとおぼしき姿が映っていた。
なんでも、次作以降では、キングコングとゴジラが戦うような話もあるらしい。
楽しみなような不安のような。

教訓として獲るものもなければ、
いいものを見たとしみじみすることもない。
パーッと見てパーッと忘れて、それっきりである。
しかし、映画というものは、そもそもそういうものでもある。
何も考えず、ウッホウッホと楽しみたければ、この映画はピッタリである。
ややこしいところなく、前半から見せ場の連続だから。

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一度でも強烈に輝ければ、それは素晴らしい ~箱根で燃え尽きるのも一つの競技人生~ [ヨモヤ]

箱根駅伝における「山の神」こと、富士通の柏原竜二選手が引退を発表した。
まだ27歳の若さであり、惜しむ声が上がっている。

柏原選手の学生時代は鮮烈だった。
1年生から箱根の5区、山登りを任され、いきなりの区間新記録で往路優勝。
その後も山では無敵を誇り、4年連続区間賞に輝き、東洋大学の往路4連覇の原動力となったのである。

山であれだけ速いのだから平地ならどれだけ速いか、
と夢想するのは素人考えなのだろう。
社会人になってからの柏原選手は、故障にも悩まされ、目立った成績を残せなかった。
マラソンに2度チャレンジして、
2時間20分45秒と2時間22分15秒だったから、一流にはほど遠い数字である。

柏原選手引退の報を聞いて、箱根駅伝の是非を問う声が上がるだろう。
かつて世界のトップだった日本マラソン界の凋落と、箱根駅伝の隆盛がちょうど反比例の形になっていることから、有望選手が箱根で燃え尽きてしまっていると指摘されているのである。

おそらく、実際、そういう面もあるのだろう。
球児における甲子園と同じような感じで箱根を目指し、
チームメイトとともに完全燃焼のつもりで走るランナーも少なくないと思う。
そこまでかけてしまうために、箱根での4年間の後は、目標を失ってしまうこともあるだろう。

箱根で活躍した選手たちが、その後すっかり伸び悩んでしまうことは、見ている側にとっては残念である。
本人たちにとっても歯がゆい思いがあるはずだ。
さらなる成長を遂げ、箱根からオリンピックにつながっていくのが最良の道なのだろう。

しかし、長距離においては、世界との距離はとんでもなくついてしまっている。
冷静に考えて、オリンピックでのメダルはあまりにも遠い目標である。
となれば、日本中の注目を浴びる箱根を最終目標とするのも大いにあり得る。
ほとんどのランナーが、一度も注目されることなく競技人生を終えるだろうから、箱根の舞台で輝けるのなら、それで本望と言う選手も多いだろう。

全力をかけ、
一瞬でもまばゆいほどに輝ければ、それで十分である気がする。
そこで燃え尽きたとしても、
ほとんどの人間が燃え尽きることなどできないのだから。
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「戦前」を全否定する人を信じられない [ヨモヤ]

寝ても冷めても森友学園である。
よく飽きないものだなあ、と妙な関心をしてしまうが、森友学園である。
ロシアでテロが起き、
北朝鮮の不穏な動きは続き、
韓国の政情も非常に不安定であり、
イスラム国の脅威は去っていないが、森友学園である。

なんだか、あちこちに飛び火しているが、ここに来て話題になっているのが教育勅語である。
森友学園が教育勅語を幼稚園児に教えていたことから、その是非が問われ、政府がはっきりと否定しなかったことが問題になっている。

教育勅語については、第二次世界大戦時に戦意高揚のために使われたという負の歴史があり、
1948年には国会において「排除」や「失効」が確認されているという経緯もある。
だから、批判的にとらえられるのは仕方がない。
しかし、民間においてこれを教えることを国が全面的に禁止するというのもどうなのだろうかと思える。

それ以上に気になるのは、教育勅語を嫌悪される方々の「戦前全否定」的思考である。
確かに、戦争を避けられず、これを長引かせたうえ、国土を焼失する負け方をしたのは、日本史の汚点である。
だからといって、アメリカ様に押し付けられた戦後がすべて正しいかと言えば、そうではないだろう。

何より、戦前にも懸命に生きておられた我々の先輩たちがおられたのである。
いわゆる庶民だけではなく、政治家の方々も必死で立ち向かわれていたと思う。
それを「戦前」というひとくくりで否定してしまう人を、私は信じることができない。

今日は、どんな森友だろうとワクワクしている方もおられるのだろう。
平和と言えば平和である。

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史上初めて 日本人が優勝候補として臨むマスターズ [ヨモヤ]

ゴルフの祭典・マスターズがアメリカ現地時間6日に開幕する。
今大会には3人の日本人選手、松山英樹、谷原秀人、池田勇太が出場する。

マスターズは、出るだけでも大変な大会である。
出場条件は、以下のとおりたくさんあるのだが、どのハードルも高い。
マスターズは、世界のゴルファーのあこがれと言っていいだろう。

※マスターズ出場資格
・マスターズの歴代優勝者
・全米オープンの過去5年の優勝者
・全英オープンの過去5年の優勝者
・全米プロの過去5年の優勝者
・ザ・プレーヤーズ選手権の過去3年の優勝者
・直近のオリンピック金メダリスト
・直近の全米アマの優勝者および2位(出場時アマチュアに限る)
・前年の全英アマの優勝者(出場時アマチュアに限る)
・アジアパシフィックアマの優勝者
・ラテンアメリカアマの優勝者
・全米ミッドアマの優勝者
・前年のマスターズ上位12位タイまでの選手
・前年の全米オープン上位4位タイまでの選手
・前年の全英オープン上位4位タイまでの選手
・前年の全米プロ上位4位タイまでの選手
・前年のマスターズ以降のPGAツアー優勝者(フェデックスカップのフルポイント対象試合)
・前年のザ・ツアー選手権出場資格獲得者
・昨年末時点での世界ランキング上位50位までの選手
・マスターズ前週発表の世界ランキング上位50位までの選手

日本人3選手のうち、最大の注目は何と言っても松山だろう。
世界ランキング4位で、
今季すでに2勝を上げている上に、
マスターズにはこれまで5回出場していて、
2011年にはローアマ、15年は5位、昨年は優勝争いの末に7位と相性もいい。
出場にこぎつけた、
というレベルではなく、
優勝候補の一角として出場する、
という地位を確立している。
日本人選手が、マスターズに優勝候補として出場するというのは、史上初めてではないだろうか。

気になるのは、春が近づくにつれて調子を落としていること。
今年の2月、フェニックス・オープンで優勝したころは、松山が世界で一番強いという感じがあった。
初日で出遅れても必ず巻き返してくるし、いいスタートを切ればそのまま優勝争いに絡んでいた。
しかし、最近は満足なショットが打てていないようだ。

もちろん、好調のまま迎えた方がいいに決まっているが、あまり好調だと優勝を意識し過ぎるあまり硬くならないとも限らない。
今の状況では、自分の面倒で精いっぱいだからかえって邪念なく臨めるのではないだろうか、などと希望的観測を持ったりする。

テニスの錦織が足踏みを続けているなか、先にメジャーを制するのは松山かもしれない。
歴史的な瞬間を見てみたい。

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総選挙と言えばAKBという時代も今年で一区切りかしら? [ヨモヤ]

総選挙で検索すると、一番上に来るのは当然AKBである。
もともと「総選挙」と言えば衆議院議員選挙のことを言うのだが、知名度では完全に逆転していると言っていいだろう。

今年で9回目を迎えるAKB総選挙だが、広く注目を集めたのは2010年の第2回目以降だろうか。
当時、すでに売れてはいたが、一般的な知名度はまだそれほどでもなかった。
そして、センターと言えば前田敦子さんというイメージしかなかった。
それが選挙結果では大島優子が1位となり、AKBにはいろいろ人気の子がいるらしい、ファンのなかでのいろいろ分かれているらしい、と世間的な関心に結びついた。
大島さんがセンターとして歌った「ヘビーローテーション」の大ヒットも、人気に拍車をかけた。

その後の、前田さんと大島さんのエース争い、
指原莉乃さんという異質なキャラクターの台頭、
正統派の渡辺麻友さんの巻き返しなど、
様々な話題を提供し、AKB総選挙は、国民的関心事となった感さえある。

しかし、去年あたりの空気は、ちょっとお腹一杯感を感じないでもなかった。
盛り上がってはいるのだが、なんとか盛り上げている感じがなんとなく伝わってきて、一時のような狂熱は感じなかった。
前田さん、大島さんのほか、高橋みなみさん、篠田麻里子さん、板野友美さんといった一般的な知名度が高く、キャラクターも立っていた人たちが軒並み抜けてしまったのだから、それも当然ではあるが。

今年は一区切り感が強い。
まず、上位進出が確実視されていた柏木由紀さんと山本彩さんが、総選挙に出馬しないことを表明された。
柏木さんは、長くAKBで人気を保ってきた方であり、
山本さんは、アイドル人気だけではなく、ギターも巧みでアーチスト的な評価も高まっている。
お二人の不在は、盛り上がりに影を落としそうだ。
さらに、今年は出るものの最後の総選挙になると表明しているのが、
前人未到の3連覇に挑むHKT48の指原さんと、
2014年の1位だった渡辺麻友さん。
このお二人が抜けてしまうとなると、来年の総選挙はどんな空気になるのだろう。

もちろん、AKBにはまだまだ人材がいる。
次世代エースと言われる子たちもたくさんいる。
だから、総選挙が成立しないことはないだろう。
しかし、かつてのように国民的な関心を巻き起こすことは難しいのではないだろうか。

いやいや、乃木坂や欅坂を混ぜたら、またすごいことになるよ、
との意見もあるだろう。
主催者側だって、このままだと尻すぼみだってわかっているから、何かやってくるよ、
と楽しみにされている方もおられるだろう。

AKB総選挙の大騒ぎに眉をひそめる方も多いが、私は単純に楽しませていただいている。
今年も、そして来年以降も、成り行きを楽しみに見守ろう。

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今の社会に満足しているからこそ将来が不安な日本人 [ヨモヤ]

内閣府が、「社会意識に関する世論調査」を公表した。
それによると、「現在の社会に全体として満足しているか」との質問に「満足している」と答えた人が65.9%となり、2009年の設問開始以来最高を記録したという。
テレビでは、なにやら難しい顔をしたコメンテーターが悲観的なことばかりを言っているし、
新聞でも明るい話題はあまり取り上げられない。
しかし、国民は現在の社会に概ね満足しているようだ。

満足している点は、
「良質な生活環境が整っている」43.2%、
「心と身体の健康が保たれる」27.0%、
といったところが多かったようだ。
生活インフラが整っていること、各種保険医療制度が構築されていることが、国民の満足につながっている。
これらは国の基盤だが、アメリカなど先進国でもしっかりできていないようにもうかがえることから、自国の良さが見直されているのだろうか。

一方満足していない点としては、
「経済的なゆとりと見通しが持てない」が43.0%、
「若者が社会での自立を目指しにくい」35.5%、
「家庭が子育てしにくい」28.7%
が続いたという。
これらは、
「今はいいけど、これからが心配」
「自分たちの世代はよかったけど、次の世代は大丈夫かしら」
「若者や子育てには厳しい社会になっている」
といった感じであろうか。

今はいいが、将来は心配、となると、
今の生活をなんとか守ろうとする。
そうなると、
なるべくお金を使わないようにするだろうし、
子供をたくさん持とうとは思いにくくなるだろう。
それは、個々の家計としては合理的な判断だが、社会全体とすると経済に悪影響を及ぼすことになりかねない。

将来不安を取り除く政策が必要、と言うのは容易いが、実際に進めていくのは大変である。
財政問題があるし、これまで積み上げてきた社会保障制度との調整も求められる。
しかし、これをやらないと世の中のムードが変わっていかない。
明らかに変わったな、というメッセージを政治が出していくことが大切ではないだろうか。

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3月の読書記録 [読書記録]

3月に読んだ本は以下のとおり。

3月1日 「町の未来をこの手でつくる」 猪谷 千春
3月2日 「ハノイ発夜行バス、南下してホーチミン」 吉田 友和
3月3日 「マーケティングのすすめ」 フィリップ・コトラー、高岡 浩三
3月4日 「ストラテジストにさよならを」 広木 隆
3月5日 「いまさら翼といわれても」 米澤 穂信
3月6日 「ディープ・インパクト」 島田 明宏
3月7日 「警察は本当に動いてくれないか」 佐々木 保博
3月8日 「地域通貨で実現する地方創生」 納村 哲二
3月9日 「あきらめない!40・50代で独立」
3月10日 「ランチェスター戦略 弱者逆転の法則」 福永 雅文
3月11日 「みんなのためのLGBT人権宣言」
3月12日 「ケアマネジャーの仕事と資格」 高島 徹治
3月13日 「これだけ!B/SとP/L」 見田村 元宣
3月14日 「フランスはどう少子化を克服したか」 高崎 順子
3月15日 「勝てる言葉」 秋庭 道博
3月16日 「浦安図書館を支える人々」 鈴木 泰之、坪井 賢一
3月17日 「小林一茶」 童門 冬二
3月18日 「自分の中に毒を持て」 岡本 太郎
3月19日 「教科書はこう書き直された!」 高嶋 伸欣
3月20日 「ふるさと革命」 片山 修
3月21日 「ロッキング・オン天国」 増井 修
3月22日 「マス・ヒステリーの研究」 角間 隆
3月23日 「戦後ニッポン犯罪史」 礫川 全次
3月24日 「早慶MARCH」 小林 哲夫
3月25日 「女子フィギュアスケート」 八木沼 純子
3月26日 「みんなの進化論」 デイヴィッド・スローン・ウィルソン
3月27日 「映画ライターになる方法」 まつかわ ゆま
3月28日 「比類なきジーヴス」 P.G.ウッドハウス
3月29日 「日本の優良企業パーフェクトブック」
3月30日 「迷走するイギリス」 細谷 雄一
3月31日 「ファシリテーションの教科書」 吉田 素文

猪谷千春さんの「町の未来をこの手でつくる」は、岩手県紫波町の駅前開発プロジェクトについて書いたもの。行政に頼らず、地域ならではの町を作っていくさまが描かれている。厳しい道のりだが、こうやって進めていかないと、結局新しい廃墟を作ることになってしまう。

米澤穂信さんの「いまさら翼といわれても」は、古典部シリーズの最新刊。いつもながら面白い。氷菓の実写映画が公開される予定というが、こちらは不安しかない。

著者の増井修さんは、洋楽雑誌「ロッキング・オン」の2代目編集長。やたらと熱量の高い音楽評にあおられた記憶がある。「ロッキング・オン天国」では、あの頃を振り返りながら、いろいろなミュージシャンのエピソードも読める。肩の力を抜いて読もう。

「戦後ニッポン犯罪史」は、キワモノにならず、戦後に起きた様々な事件や犯罪を丁寧に解説していた。深掘りはされていないが、あ、そうだったんだ、という驚きもあり、読んでよかったという気になれた。
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侍JAPANとも互角と思えるソフトバンクをどう止めるかが今年もパの焦点 [ヨモヤ]

3月31日、2017年のプロ野球が始まる。
WBCでの盛り上がりを、ぜひシーズンにつなげてほしい。

開幕前は、順位予想に花が咲く。
セは、広島、巨人、DeNAあたりの評価が高いようだが、全体的に混戦が予想されている。
一方、私の愛するパ・リーグは、ソフトバンクの評判が圧倒的に高い。
去年の日本一である日本ハムは、それを追う存在という見方が一般的である。

確かに、ソフトバンクの戦力は充実している。
予想されるスタメンは、ざっとこんな感じ。
1 中村  晃 左
2 今宮 健太 遊
3 柳田 悠岐 中
4 デスパイネ 指
5 内川 聖一 一
6 松田 宣浩 三
7 上林 誠知 右
8 高谷 裕亮 捕
9 本多 雄一 二
中村、柳田、デスパイネ、内川、松田と並ぶ打線は強烈である。

先発ローテーションは、
和田 毅
バンデンハーク
千賀 滉大
武田 翔太
東浜 巨
中田 賢一
でスタートしそうだ。
ドラフトの超目玉だった田中正義は少し時間がかかりそうだが、どちらにしてもこの6人に割って入るのは大変である。
中継ぎでは、森福が抜けたのが痛いが、抑えのサファテは健在である。

ソフトバンクのメンバーを見ると、侍JAPANとも互角に戦うのではないかと思えてしまう。
今回のWBCにおいては、野手では、内川、松田だけが呼ばれたが、中村、今宮には代表歴があるし、怪我がなければ柳田はJAPANでも主軸を打っていただろう。
デスパイネはキューバで4番を打っていた。
投手では、JAPANのローテーションに入っていた千賀、武田がいる。
バンデンハークはオランダのエースだった。

日本ハムも、若手の台頭が著しく、いい戦力を揃えているし、
ロッテは投手陣が充実、
西武も打線に破壊力がある。
しかし、こうしてメンバーを並べてみると、ソフトバンクの強さは盤石に見える。
だからこそ、パの各チームには、ソフトバンクを止めるべく頑張ってほしい。

開幕前は、どこのチームにも優勝の可能性がある。
プロ野球ファンにとっては、今が一番楽しい時期かもしれない。
この楽しさが持続するような、緊迫したペナントレースになることを期待したい。

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