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高校野球の投手の投げ過ぎを心配する人は何を心配しているのだろう  ~ 選手の将来? どんな将来? ~ [ヨモヤ]

史上最高と言われる猛暑の中、甲子園大会が行われている。
ずいぶん心配する人がいるようだが、
夏の甲子園が夏に行われるのは昔から決まっていることで、
夏の甲子園が暑いのはみんな知っていることで、
勝ちたいと思うチームはそのための対策をしっかりとっている。
それでもしんどいことはしんどいだろうが、今に始まったことではない。
若者を妙に心配する大人が増えたのは、今に始まったことではないだろうが。

大会8日目に行われた愛媛県の済美高校と石川県の星稜高校の試合は、大接戦の末、史上初の逆転サヨナラ満塁ホームランで決着がついた。
(といってもタイブレークなので、史上初といってもそれほどピンと来ないが)
この試合、劇的なラストと合わせて、済美の山口投手が延長13回を一人で投げ切り、球数が184球に達したことが物議を醸した。
ベースボールチャンネルというサイトでは、
「済美・山口の184球は『熱投』か。美化すべきでない異常な球数、問うべき投手起用のあり方」
と題した記事が掲載された。
なぜか、元大阪府知事の橋下徹氏もこの記事に乗っかり、以下のようにツイートされた。
「投球数制限は直ちに導入すべき。こんな不合理・非科学的なことをやり続ける国は、前近代的野蛮国家だ。さらに練習日数・練習時間制限を導入して、決められた練習時間でいかに結果を出すかを切磋琢磨させるべき。」

ふむ。
大人の皆さんは、球児の身体を心配してくださっているのだろう。
多分。
何故だか知らないけれど。
また、先に書いたように、高校球児たちは、夏の甲子園に備えて準備に準備を重ねているのだが、大人の方々から見れば、未熟で可哀そうな、守ってあげなければならない存在に映っているのだろう。
きっと。

しかし、甲子園で燃えずにどこで燃えるべきというのだろう。
肩を大事にして、その肩を一体いつ使うべきと思っておられるのだろう。
将来がある、とよくおっしゃるのだが、一体全体どんな将来を想定されているのだろう。
プロに入るのは、本当にごく一握りだから、大学や社会人でのプレーを心配してくださっているのだろうか?
そうした舞台が、甲子園より大切だと思っておられるのだろうか?
正直なところ、全く理解ができない。

私は橋下さんのファンだが、今回のツイートはすとんと落ちない。
投げ過ぎは「不合理・非科学的」とおっしゃっているのだが、高校野球は合理的なものではないし、もちろん科学からはほど遠い。
不合理・非科学的なものが、それだけで悪いとも思えない。
合理的・科学的なスポーツを見たいとも思わない。

かつては、延長25回とかいう試合があり、この試合両チームの投手は完投している。
それを美化しようとも思わないが、それに耐えられなくなった大人が増えたのだろうとは思う。
球児ではなくて。

そういうこととは違う、という批判はもちろんあるだろうが、投げ過ぎを心配する声を聴くたびに思うのは、
「怪我を恐れるのなら、スポーツなんかせずにおうちにいればいい」
ということである。
選手たちは、いろいろなものを背負って戦いの場に立っている。
彼らは、おうちにいることをよしとしなかった。
そして彼らは、弱くない。

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映画評 「ブリグズビー・ベア」 [映画評]

CGやら何やらの技術が発展して、今や映画で表現できないことはないような気がする。
しかし、金をかければ、仕掛けが派手なら、観客が喜ぶというものではない。
人の心が動くのは、作り手の熱が伝わったときである。
人が驚くのは、作り手の発想に無限を感じるときである。

現在、日本の映画界を席巻している「カメラを止めるな!」は、作り手の熱が観客に乗り移り、ポンデミック(パンデミックではない。なぜポンデミックというのかは、映画をご覧ください)を起こしている。
この「ブリグズビー・ベア」も、なんとも言えない空気を持つ映画であり、作り手の熱が伝わってくる。
同じ時期にこの二作が公開されているのは、もちろん偶然なのだろうが、なにやら不思議なものを感じる。

公式サイトに掲載されているあらすじはこんな感じ。

ジェームスは、外気から遮断された小さなシェルターで、両親と3人で暮らす25歳の青年。子どもの頃から毎週ポストに届く教育ビデオ「ブリグズビー・ベア」を見て育った彼は、「ブリグズビー・ベア」の番組研究に勤しむ毎日を送っていた。
ある日、警察がジェームスを連れ去り、両親は逮捕されてしまう。
両親だと思っていた2人は、25年前にジェームスを誘拐し、隔離して育てていたのだった。
「ブリグズビー・ベア」をジェームスの教育のためだけに作っていた2人は逮捕されてしまったため、今後新作ビデオが届かないことに落胆する彼だったが、自身で映画版「ブリグズビー・ベア」を撮り、その手でシリーズを完結させることを決意する。

随分と物語の核心に触れるようなことまで書かれているが、映画会社としては、ストーリーの大枠が知られても、映画の面白さが減じられることはないと考えているのだろう。
実際、大まかなストーリーを知っていた私も、十分に楽しむことができた。
どんでん返しで驚かせる映画ではなく、感情の機微を伝える映画なのだ。

かなりぶっ飛んだ設定だが、
ものを作る喜び、
ものを作る苦しみ、
ものを作る怖さ、
などがきっちり表現されていて、映画ファンならずとも共感できると思う。

やや終盤が甘きに流れた感があり、もう一声なんとか、と思わないわけでもないが、それでも十分楽しませてもらえた。
アメリカ映画というと、どうしても大作に目が行くが、こうした小品の中に見逃せない作品があると再認識した。

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堂々と改正案について審議するのはきっと憲法にとってもいいこと [ヨモヤ]

安倍総理が地元山口県で講演し、臨時国会に憲法改正案を提出することを明言されたという。
実際の提出までにはまだまだ紆余曲折があるだろうが、国会の場できちんと議論されることはいいことだと思う。
水面下で中傷しあったり、空中戦で言葉遊びしているよりはずっといい。

改正案の中身がまだわからないので、なんとも言えないが、是非噛み合ったいい議論をしていただきたい。
いらずらに不安をあおるのではなく、地に足の着いた意見交換をしていただきたい。

しっかり考え、
現実に即した討論をし、
場合によっては改める、
という行為は、
きっと憲法がもともと求めていたものだろう。

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プロ麻雀「Mリーグ」は成功するか [ヨモヤ]

競技をメジャー化しようとする際、「プロ化」というのは大きな起爆剤となり得る。
一番の成功例はJリーグでブレイクしたサッカーであるが、振り返れば野球もそうである。
将棋や囲碁もプロとして整備して一般に普及した。
バスケットボールも、先行きは不透明だが、その道を歩んでいる。

麻雀界は、プロ化という面ではかなりの歴史がある。
現在、プロ雀士は2,000人ほどいるともいわれるらしい。
しかし、団体が複数存在していることや、ギャンブルの印象などから、大きなブレイクにはつながらなかった。
ここで発足した麻雀プロの対抗戦である「Mリーグ」は、起爆剤になるだろうか。
(にしても、「Mリーグ」という名称はベタだが)

Mリーグに所属する7チームの親会社は豪華。
電通・博報堂という広告会社の両巨頭に、
コナミ・セガサミーというアミューズメントの大手、
映像配信U-NEXTとネットの風雲児サイバーエージェントに加え、
テレビ界からテレビ朝日も参加している。
このメンバーなら期待も高まる。

先日、東京・グランドプリンス高輪にてMリーグの第1回ドラフト会議が行われたが、プロ野球のそれを模した、華やかで遊び心のあるものだった。
「金かけてんな~」
ということがわかりやすく伝わってきたが、プロにはこうした仕掛けが必要である。

そのドラフト会議では、7チームが各3名ずつを指名し、合計21人の初代「Mリーガー」が生まれたのだが、注目されていたのは、Mリーグ発足に向けてプロ雀士となった萩原聖人さん。
萩原さんは、「芸能人最強」を謳われ、その勝負強さから「リアルアカギ」とも言われている存在である。
本人は指名されるかどうかドキドキしていたということだが、順当に電通を母体とする【TEAM RAIDEN】から1位指名を受けた。

私は、特別プロ麻雀ファンでもなく、たまにYouTubeで見るくらいだが、それでも今回指名された雀士のなかで、
二階堂亜樹さん、佐々木寿人さん、高宮まりさん、茅森早香さん、
といった顔触れは知っている。
彼らがショーアップした会場で、チーム対抗として戦うというのは、やはり夢がある光景である。

野球やサッカーと違い、このリーグが実力的に頂点なのかどうかはわからない。
しかし、麻雀が広がる一つの転機になることは確かだ。
ネットでもその戦いが見られると思うから、私は結構楽しみにしている。
メディアも取り込んでいるから、案外跳ねるかも知れない。
(ここに今年お亡くなりになった小島武夫さんが入っていたら、さらに楽しかっただろうけれど)

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公務員定年延長は理解を得られるか [ヨモヤ]

人事院が、国家公務員の定年を60歳から65歳に段階的に上げるよう国会と内閣に申し入れた。
定年延長制度の内容としては、
21年度から3年ごとに定年を1歳ずつ上げ、33年度に定年を65歳にする方向とし、
60歳以上の給与は60歳前の7割程度に減らすこと、
一定の年齢で管理職を外す「役職定年制」を導入すること、
60歳以上の職員が短時間勤務を選べる制度も採用すること、
などとされている。

公務員定年延長には、
民間企業にも制度変更を促し、
年金支給までの収入を確保することに加え、
働き手を確保する、
元気なシニア層を活用する、
といった意味がある。

一方で、
借金漬けの国が人件費を増やす制度を採り入れることの是非、
若手の登用が抑えられる恐れ、
公務員優遇、
など、課題も少なくない。
また、
「専門性が必要な場合は例外的に留任を認め、対象者は給与も減らさない」
という制度を、お手盛りで悪用する恐れもなくはない。

定年延長の趣旨や意図はわかるが、
毎年度どんどん借金を積み重ね、
来年からは消費税の増税も予定されている、
という状況で、公務員が優遇される措置が実施されることに釈然としない人も少なくないのではないか。
それとこれとは別、
という考え方もあるかも知れないが、連続の赤字で苦しんでいる民間企業が人件費を大幅に増やすとは思えないから、別のことと考えること自体、少しずれている気もするのである。

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給与の伸びは21年ぶりの高水準なのに消費はなかなか火がつかない [経済を眺める楽しみ]

厚生労働省の発表によれば、6月の名目賃金は前年同月を3.6%上回ったとのことである。
この伸びは、21年5カ月ぶり!の大幅なものらしい。
基本給にあたる所定内給与が増加し、
残業代など所定外給与も3.5%増えた。
中小企業のベースアップ率も大企業を上回ったという。
また、失業率も低下している。

こうした状況からすれば、消費に火がついて当然だが、こちらは沈んでいる。
総務省の発表によれば、実質消費支出は5カ月連続で減ったというのである。
総務省は
「消費が好転する兆しがみえている」
としているようだが、この状況での足踏みは先行きを不安にさせる。

常識的に考えれば、賃金が増えれば消費も増えるはずである。
将来不安というが、それは今に始まったことではないから、賃金が増えた分の一部でも消費に回るのが普通だろう。
そうならないのは、何かもっと他の原因があるのか、それとも統計手法に問題があるのか。

現在のように消費が抑えられた状態で、消費増税が行われると、反動がさらに大きくなることが心配される。
抑えていた消費を、消費税引き上げ前にとりあえず行い、引き上げ後はしばらく消費を手控えるというようなことになりかねないからである。
そうなると、過去の消費増税時と同様に、またもや消費不況に陥る可能性がある。

今回は、軽減税率制度など、反動が出ないような仕組みがいろいろと取られるようだが、それらの効果は未知数である。
一般的な風潮は、消費税引き上げがすでに織り込まれているように感じられるが、来年には参議院選挙が控えていることもあり、まだまだひと山ふた山あるような気がする。
経済界は消費増税すべきとの立場のようだが、予断無く、正しい判断がなされることを願いたい。

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微妙な数字も99年ぶりとあれば快挙  ~ 大谷が何かすると歴史が掘り起こされる ~ [ヨモヤ]

エンゼルスの大谷翔平が12号ホームランを放った。
大谷は投手としては長期離脱中だが、シーズンの前半に4勝を挙げていた。
その結果、
同一シーズンに12本塁打&4勝を記録したことになり、これはメジャー史上99年ぶりの記録、
なんだとか。
1888年のジミー・ライアン(ホワイトストッキングス)、
1919年のベーブ・ルース(レッドソックス)以来、
3人目だという。

12本塁打&4勝というくくりがなんとも微妙だが、この数字がおよそ100年ぶりになることから改めてわかるのは、メジャーでも二刀流の選手はこの1世紀現れていなかったということである。
ジミー・ライアン(この選手初耳)とベーブ・ルースの間にも30年ほどの年月が流れているように、100年前当時の野球でも、両方で成績を残す選手はあまりいなかったことがわかる。
大谷が、いかに突出した存在かわかる。

もちろん、二けた勝利&二けた本塁打を目指していただろう大谷からすれば、投手としての4勝は全く不満であろう。
逆に、ここまでのホームランの数については、想定以上かも知れない。
こうなると、次年度以降の使われ方も難しくなるだろう。
先発で、100マイルの速球と高速スプリットを操る投手も魅力だが、
左打ちで、長距離砲で足もある、
という打者も貴重だからだ。
日本では投手での評価が高かったように思うが、それが逆転するかも知れない。

問題は、怪我である。
日本でも多かったが、アメリカでも早速やってしまった。
怪我を恐れては何もできないが、
怪我をしてしまっても何もできない。

フルシーズン、大谷が万全の体調でプレーしたらどんな成績を残すのだろう。
そんなシーズンを見てみたい。
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映画評 「センセイ君主」 [映画評]

2015年に公開された「ヒロイン失格」は、バツグンに面白い映画だった。
笑えてキュンとなる作品で、桐谷美玲さんの魅力が炸裂していた。(その後、桐谷さん主演のいい映画が作られなかったのは残念)
原作は、幸田もも子さんによる少女漫画で、脚本は吉田恵里香さん。
本作「センセイ君主」と同じ原作・脚本コンビである。
よって、映画のテイストもかなり似通っていた。
女優さんの魅力がはじけるところも同じだった。

メディアへの露出や、ポスターやチラシでの扱いを見てもわかるように、本作は今をときめく竹内涼真くんのための映画と言っていいだろう。
しかし私は、浜辺美波さんに期待し、注目していた。
これまで、
「咲-Saki-」
「君の膵臓をたべたい」
「亜人」
「咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A」
「となりの怪物くん」
と彼女が出演する映画を観てきたが、主役であってもサポート役であっても、彼女が出てくると画面がキリッと締まる感じがしたからである。
本作では、これまでと違った面が観られることも楽しみであった。
そして、期待どおりやり切ってくれた。

原作が漫画で、映画もとことん漫画チックなのだが、開始後すぐにそうしたハチャメチャな世界観を提示してくれるから、すんなり映画に入れる。
このあたり、「ヒロイン失格」と同じ流れであり、吉田恵里香さんの脚本がはまっている。
浜辺美波さんも、画面狭しと大暴れ。
この映画はこれでいい。

竹内涼真さんも、求められたとおりの演技をされている。
女性ファンが、思わず「キャー!」と言いそうなシーンの連続。
ややくどいが、十分に楽しませてくれた。

惜しむらくは、ちと長い。
104分という上映時間は、メジャー作品としては短い部類かも知れないが、本作に関しては、さらに短くてよかった。
後半、ややダレる感じがあったので、これが90分くらいにまとまっていれば、なおよかったと思う。

映画「センセイ君主」は、愉快な作品。
ややこしいことは一切考えずに、竹内涼真くんと、浜辺美波ちゃんが動いているのを愛でればいい。
夏休みに、友だち同士やカップルで観るのにもってこいの映画である。

※「ヒロイン失格」に、坂口健太郎くんが演じた弘光廣祐というキャラクターがいた。このヒロミツくんは、本作で竹内涼真くんが演じた弘光由貴の、実の弟という設定らしい。原作ファンには常識でしょうけれど。

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私がすごいと思った甲子園球児  ~ 高校野球総選挙で思う ~ [ヨモヤ]

8月5日、テレビ朝日系で
「ファン10万人がガチで投票! 高校野球総選挙!」
と題した番組が放送された。
100回の節目ということで、あちこちで特集が組まれている夏の甲子園。
思い出に残る球児を選ぶという企画は、野球ファンなら興味津々である。
ちなみに、ベスト10はこんな感じだった。

1位・松井秀喜(星稜)
2位・松坂大輔(横浜)
3位・江川卓(作新学院)
4位・清原和博(PL学園)
5位・田中将大(駒大苫小牧)
6位・大谷翔平(花巻東)
7位・王貞治(早実)
8位・桑田真澄(PL学園)
9位・清宮幸太郎(早実)
10位・ダルビッシュ有(東北)

松坂か清原が1位になるのが順当なところだと思うので、松井の1位は意外。
5連続敬遠が印象深いが、成績だけで見ればそれほどでもないからである。
清原の人生に波乱がなければ順位は変わったのではないかと思うが・・・

話題になった選手、人気があった選手、スゴイ実績を残した選手などは今回の「総選挙」の結果のとおりだと思う。
私は、ここにはいないが、甲子園で見て驚いた選手を何人か挙げてみたい。

まずは、星稜高校で松井さんの先輩にあたる、元中日の小松辰雄さん。
そのスピードに目を瞠らされた。
速球の喜びに初めて触れさせてもらった気がする。

続いて、豊見城高校出身で、元阪急の石嶺和彦さん。
甲子園では目立った成績は残しておられないが、たまたま見た打席でのスイングと打球の速さに度肝を抜かれた。

尽誠学園出身で、元ロッテの伊良部秀輝さんも、指にかかったときのボールは迫力があった。

最近?では、沖縄水産高校出身で、元ダイエーの新垣渚さん。
速さのあまりボールが震えているように見えた高校生は新垣さんが初めてで、その後も見ていない。
まさにメジャー級だった。

今年の大会でも、歴史に残るような球児が表れるのだろうか。
子どもの頃のように、多くの試合を見ることはできないが、
100回目で平成最後の夏を楽しもう。

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こんな日が来ようとは  ~ 中国株の時価総額が日本を下回る ~ [経済を眺める楽しみ]

1995年、と言えば、そんなに古い話ではない。
その当時、日本のGDPは中国のそれをはるかに上回っていた。
日本が約54兆ドルに対し、中国は約7兆ドル。
つまり、1995年段階では、日本のGDPは中国の8倍近く!もあったのである。

その後、日本は延々と停滞を続け、一方の中国は完全に離陸して急速な成長を止めなかった。
8倍もの差はあっという間に詰まり、
5年後の2000年には4倍差に、2005年には2倍差になり、2010年には両者は逆転してしまった。
今や中国のGDPは日本の約3倍。
もはや完全に手の届かないところに行ってしまった。

経済成長格差に伴って、日中の株式市場も様変わりした。
ぐんぐん成長する中国株に対し、日本株は長期に低迷。
結果、2014年から2015年にかけて、株式の時価総額で中国が日本を逆転し、一時は大きく差が付いた。
その後も、中国の成長は止まっていないから、もう永久に追いつけないものとあきらめていた。
しかし、これが再逆転したという。
なんとここに来て、日本株の時価総額が、中国のそれを上回ったのである。

これは日本株の好調というより、中国株の不調に原因がある。
それまでの上昇度合いが急激過ぎたことによる調整に加え、アメリカとの貿易摩擦、景気減速懸念が相まって、ずるずると下降を続けている。
今年に入って、日本株も軟調な展開だが、中国株はそれ以上の下げを演じている。

日本株が盛り上がって逆転したのならともかく、中国が沈んでの立場逆転では、日本としても、喜んでもいられない。
中国経済が深刻な不振に陥れば、世界経済に波及しないわけはないし、日本にも大きなダメージになるからだ。

株価は、経済の先を読むという。
中国経済や中国の株式市場は、成熟には遠い状況にあるから、株価が将来の経済を表していると一概には言えない面もあるが、投資家心理が弱気になっていることは確かのようだ。
貿易問題でアメリカが強気でいられる原因の一つも、このあたりにあるだろうか。

この状況で日本は、国内景気をしっかり固めたい。
アメリカの政策の先行きはさっぱり読めないし、
中国の減速も懸念される。
それでも、国内の景気がしっかりしていればなんとか持ちこたえられる。

そう考えたとき、来年10月の消費税増税は、実行されるのだろうか?
実行するべきなのだろうか?
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映画評 「触れたつもりで」 [映画評]

「触れたつもりで」と言われても、ほとんどの方がご存じないだろう。
8月4日から始まった、池袋シネマロサでの『新人監督特集上映』の第一弾として公開された映画である。
ロサと言えば、渋い映画を渋く上映する劇場であり、今話題の「カメラを止めるな!」の上映を、新宿K's cinemaとともに始めた場所でもある。
この新人監督特集から、第二の「カメ止め!」が生まれたら素敵である。

さて、どうしてこの「触れたつもりで」を観ようと思ったかというと、脚本が川原杏奈さんだったからである。
川原さんは、私も少しだけ関わっている『ところざわ学生映画祭』において、「帰郷」という作品を監督され、見事に第1回グランプリを獲得された方。
「帰郷」は、本当に素晴らしい短編だったので、その彼女が関わった作品とあれば是非見てみたいと思った。

上映は3本立てで、ほかに「ゼンラレジスタンス」と「がらんどう」を観ることができた。
「がらんどう」は、川原さんの監督作品で、すでに観たことがあったが、「ゼンラ」の方は初見。
まったく意味不明のぶっ飛び方に好感が持てる作品であり、多くの方が「なんじゃこりゃ」と思われるだろうが、私は好きである。

この2本の後に、「触れたつもりで」。
こちらも28分間の短編。
短い時間に、いかに観客に想像させ、余韻を残させるか。
前述した「帰郷」は、10分少々の映画だったと記憶しているが、いまだに余韻が残っているから、短いからといって焼き付けられないわけではない。
そして、この「触れたつもりで」では、残念ながらそこまでの余韻を持つことはできなかった。

学生映画や自主制作映画を観る時に、私が言いたくないと思っていることは、
「学生にしては」
「予算がないにしては」
「時間が短いにしては」
といった言葉である。
作品として提示した以上、メジャー作品とも同列の表現物として観たい。
作り手も、「~にしては」を言い訳にしたいとは思っていないはずである。
そして、この「触れたつもりで」は、「~にしては」を除いて正直に言えば、心に染みわたっては来なかった。

『心が通じたのはたった一人、元犯罪者の同僚だった』
というコピーがついているのだが、それまでにどれだけ疎外感を味わっていたがが十分に描かれていないので、「たった一人」という切実感が伝わらない。
「心が通じた」感もよくわからない。
悪態をつきまくる役がいるのだが、なぜ彼がそんなことし続けているのかもわからない。
だから、こちらの心が映画に入らない。

細かいところで恐縮だが、母親が夜にゴミを出そうとするシーンも気になった。
普通、そういうことは朝やるだろうし、娘に気づかれたくないのなら、なおさらこっそりやるだろう。
「ゼンラレジスタンス」くらい突き抜けてしまえばなんでも許せてしまうが、観客の想像力を喚起しようとする作品では、細部の粗が大きな穴になってしまう。

主演の大田恵里圭さんは、難しい役どころをしっかり演じておられた。
共演の泉光典さんも、陰のある男役を抑えた演技で表現されていた。

この日のロサでも、「カメラを止めるな!」は、全回満席になっていた。
観客はみな、幸せな気分になったことだろう。
「触れたつもりで」でも幸せな気分になれればよかったが、それは叶わなかった。
しかし、観てよかったと思っているし、この作品を多くの人に観てもらいたいと心から願っている。
観ることによって作り手を支えられたら幸せなことだし、新しい才能との出会いは自ら求めなければ手に入らない。
公開は、8月10日まで。
ご自身の目で確かめていただきたい。

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映画評 「劇場版 コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-」 [映画評]

「コード・ブルー」が大ヒット発進を決めたらしい。
最初の週末だけで15億円を稼ぎ出し、今年の実写映画ナンバーワンの動員となりそうだ。

この映画については、ずいぶん前から散々予告編が流れていた。
正直なところ、ドラマ版を観ていなかった私にはあまりピンと来るところがなく、観るつもりはあまりなかったのだが、そんなにお客さんが来ているのならしっかり観ておこう。

こういう映画は、映画評もリラックスして書ける。
どうせ観に行く人は観に行くだろうからだ。
そして、幸いにも本作は、観に行く人の期待に応える内容になっていた。

予告編以外、なんの予備知識も持たずに行ったが、映画の冒頭でざっと振り返りがあるので、設定などはざっくりわかった。
ちょっと雑な紹介であり、映画としての完成度を考えるとどうかとは思うものの。
しかし、そういう七面倒なことを考える人は、この映画には入れない。

本編は、エピソードてんこ盛り。
ややこしさのまったくない、ベタベタにわかりやすい展開の連続であり、ドラマの総集編を観ているかのような感じ。
セリフもくさい。
登場人物も多いため、あっちゃこっちゃに話が拡散し、クライマックスに向かってだんだん高まっていくという感じはない。
しかし、つまらなくはなかった。
泣かせどころも満載で、ずっと飽きずに観られた。
「いい映画を観た~」という感慨はないが、楽しく時間を過ごせた。
この映画は、それで十分だと思う。

出演は、山下智久さん、新垣結衣さん、戸田恵梨香さん、比嘉愛未さん、浅利陽介さんら。
主要登場人物に、特別印象に残る俳優さんはおられなかった。
かたせ梨乃さんの怪演には参ったが。

「劇場版コード・ブルー」は、ドラマ版からのファンの期待に応える内容。
安心して楽しむことができるだろう。
わかりやすいので、親子連れでも可だし、すっと観れるので、デートムービーとしてもよさそう。
いい映画をじっくり観たい、という人は、最初からこの映画を視野に入れないだろうが、その判断で差しさわりはないように思う。

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花王「ちょうどいいブス」騒動のやれやれ ~ それはそうと相席スタートはオススメ ~ [ヨモヤ]

花王「エッセンシャル」の公式ツイッターが、女性芸人の容姿をからかうようなツイートをし、炎上したのだそうな。
そして、花王の広報担当者が
「容姿をやゆする目的ではなかった」
「多くのお客さまに不快な思いをさせてしまったことを反省し、深くおわびする」
と謝罪コメントを出したそうな。

どんなツイートなのか確かめてみると、花王のCMに出ていたのは、相席スタートの山崎ケイさん。
山崎さんが新しいシャンプーを使って、ちょっといい女っぽくなっている動画が紹介された後、次のツイートがある。
「山崎ケイってちょうどいいブスじゃなかったっけ?いい女になってるその秘密は?ツイートして、続きの動画をチェックしてね」
これが炎上したのだそうだ。

批判されている人は、
「男目線で女を値踏みするのはやめてほしい」
「女性に対する侮辱」
などと怒り心頭である。

私は、正直、なんとも思わなかった。
なにしろ、「ちょうどいいブス」は山崎さんの持ちネタであり、代名詞のようなもの。
『ちょうどいいブスのススメ』
という本も出している。
批判されている方はそれをご存知なかったのだろうか?
もし知っていて批判されているとしたら、ううむ、もうなんだかわからない。
私は、花王のツイートから、悪意のようなものは全く感じなかった。

相席スタートは、2016年のM-1グランプリのファイナリスト。
しばらく散々YouTubeで見たが、いつか遠ざかってしまった。
エロネタにちと飽きた面もあった。
しかし、最近になって再び注目している。
以前に増してネタが面白くなり、腕も上げられたように見えるからである。
短いネタも長いネタも、コンスタントに面白い。
ただ、今回の騒動でわかるように、山崎さんのキャラクターが一般的に認知されるまでには至っていないようだ。

漫才でもコントでも面白いお二人。
是非今年は、キンブオブコント、M-1の両方で、楽しませてほしい。

今回の騒動は、お二人には、いいネタになるだろうか。
いや、CMの依頼主さんのことを考えると、あまり茶化すわけにもいかないか。

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今の西武打線は史上最強クラスかも知れない  ~ 8番、9番を元ホームラン王が打つ打線って ~ [ヨモヤ]

プロ野球の歴史には、記憶に強く刻まれるいくつかの強力打線が語り継がれている。
なかでも1985年、阪神のニューダイナマイト打線は有名だろう。
バース、掛布、岡田という歴代最強クラスのクリーンアップに、
真弓、佐野らが絡むメンバーは強烈で、この年、悲願の日本一を成し遂げている。

1998年の、横浜マリンガン打線もお馴染み。
鈴木、ローズという屈指の3、4番に、
石井、波留といった足のある選手が絡み、一度打ち出すと止まらなかった。

2001年の近鉄は、いてまえ打線。
中村、ローズの二人だけでホームラン100を超えた。
なんといっても、ネーミングがいい。

2003年のダイエー・ダイハード打線も強烈。
井口、松中、城島、バルデスの4人が100打点を超え、
チーム打率はなんと.297。

振り返ると、過去の強力打線はさすがにすごいが、今年の西武ライオンズも負けてはいない。
通称「ししおどし打線」。
現段階のスタメンはこんな感じである。
1 秋山
2 源田
3 浅村
4 山川
5 森
6 外崎
7 栗山
8 中村
9 メヒア

確実性があり、足も速い1、2番、
破壊力あるクリーンアップ、
他チームなら中心を打ちそうな6、7番、
そして、8番を打つ中村は、ホームラン王を6回獲得した歴史に残る長距離砲。
9番のメヒアも、ホームラン王を獲得した経歴がある。
8番、9番にホームラン王経験者が並ぶ打線など、聞いたこともない。

このメンバーが来年以降も揃うとは限らない。
プロ野球ファンは、目に焼き付けておこう。

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7月の読書記録 [読書記録]

7月に読んだ本は以下のとおり。

7月1日 「21世紀日本の格差」 橘木 俊詔
7月2日 「読書の技法」 佐藤 優
7月3日 「荒くれ漁師を束ねる力」 坪内 知佳
7月4日 「地頭力を鍛える」 細谷 功
7月5日 「赤めだか」 立川 談春
7月6日 「福田和子 整形逃亡5459日」 大下 英治
7月7日 「超小説教室」 高橋 源一郎
7月8日 「がっちりマンデー!! 儲けの秘密」
7月9日 「残念な政治家を選ばない技術」 松田 馨
7月10日 「いきの構造」 九鬼 周造
7月11日 「地球温暖化」
7月12日 「ヘンテコノミクス」 佐藤 雅彦、菅 俊一
7月13日 「放送作家という生き方」 村上 年史
7月14日 「テーマ株関連銘柄マップ」
7月15日 「サラバ(上)」 西 加奈子
7月16日 「地方自治法の要点」 檜垣 正己
7月17日 「同性婚」 南 和行
7月18日 「となりの億万長者」 トマス・J・スタンリー
7月19日 「ノーベル賞受賞者という生き方」
7月20日 「陸軍中野学校」 斎藤 充功
7月21日 「最後の一球」 島田 荘司
7月22日 「教養としてのテクノロジー」 伊藤 穣一
7月23日 「さあ、才能に目覚めよう」 バッキンガム、クリフトン
7月24日 「孤独か、それに等しいもの」 大崎 善生
7月25日 「サイコパスの真実」 原田 隆之
7月26日 「ビートルズを呼んだ男」 野地 秩嘉
7月27日 「戸村飯店青春100連発」 瀬尾 まいこ
7月28日 「リラックス ハック!」 小山 龍介、小室 淑恵
7月29日 「110センチの視野」 平野 誠樹
7月30日 「定年後の知的生産術」 谷岡 一郎
7月31日 「考えない練習」 小池 龍之介

こうして振り返ってみると、読み応えのある作品に多く出会えた時期であった。

「荒くれ漁師を束ねる力」を書かれた坪内知佳さんは、24歳の専業主婦から萩大島船団丸を束ねることになった方。漁師さんとの壮絶なかかわり方に熱くなる。でも、どこかユーモラス。元気をもらえるお勧めの本。

立川談春さんの「赤めだか」は、談志師匠との日々を描いたもの。今頃読んだのか、と言われてしまいそうだが、遅ればせながらでも出会えてよかった。嵐の二宮くん主演でドラマ化されているらしいのだが、いつか映画化されることを願いたい。

佐藤雅彦さん、菅俊一さんによる「ヘンテコノミクス」は、話題の行動経済学をわかりやすく漫画で解説したもの。入門編としてはもちろん、行動経済学のおさらいとして手元に置いておくのもいい、便利な一冊。

トマス・J・スタンリーさんの「となりの億万長者」は、お金を持っている人の行動についての調査結果をまとめたもの。お金を持っている人は、意外と質素な行動をしているようだ。逆に、贅沢をしているように見える人が、案外お金を持っていないらしい。
 
「戸村飯店青春100連発」を書いた瀬尾まいこさんの作品は、駅伝をテーマにした「あと少し、もう少し」もとても面白く読んだ。相性がいいのかも知れない。

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